↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/85

39 発明!偉大なる木簡!

俺の名は山口寿明。

色々あって異世界でスライムに生まれ変わり、ブラックスライムにクラスチェンジした男だ。


犬にまとわりつかれまくった後、巨乳様と二人で偉い系ダークエルフっぽい人に呼び出されのだが、その人が何を言いたいのか分からんし、巨乳様が前屈みになっておっぱいを協調してくるのでそれを拝むことに精一杯だしで、何故呼び出されたのかよく分からなかったぜ。


とりあえず巨乳様の後について帰宅し、また閉め出されそうになった所を神速ダッシュにて扉の中に潜り込むことに成功した。

ちょっと強引なところを見せてみたぜ。巨乳様は押しに弱いタイプじゃないの?

と思ったのだが普通に追い出されてしまった。

力一杯抵抗すれば居座れたと思うんだけど、そういうのは美しくないからな。

まだまだ好感度が足りないのだ。貢ぎ物をせねば。

よく考えたら初日の毒ガエルしか貢いでないからね…。


と言うことで、今夜は夜狩りに出かけることにした。

あくまで、新ボディの性能チェックと貢ぎ物確保の為である。

木戸が下ろされていて、巨乳様の家に侵入できなかったからでは断じて無い!


今夜は未だに行ったことがなかった湖の反対側、遠くに山が見える方に出かけてみることにした。

ヌルヌルと音も立てず森の中を進む俺。

黒光りボディで隠密性抜群だぜ。

暗い夜の森だと色は別に関係ないのでは?とか無粋なことは考えない。黒さ即ち見つかりにくさなのだ!


ヌルヌル進んでいると、野豚みたいな獣を見つけた。

よし、良い感じの獲物だ。攻撃力が低そうな割に、食い手がありそうなのがいい。

しかもラッキーなことに、こちらに気付いていない。

平べったく身を伏せてヌルヌルと背後から忍び寄る俺。

やはり黒いと見つかりにくいぜ!(背後なので色は関係ありません)

真後ろでニョロリと立ち上がっても、まだ気付いてない野豚。野生動物なのに鈍くさすぎやしないか。

【はあっ!】

背後から子泣き爺めいた負ぶさりを仕掛けて、一気に頭を塞いて窒息死させる。

子泣きアタックは結構重かったようで、野豚はジタバタはしても走り出したりすることはなかった。


さて、無事に綺麗な野豚をゲットしたので、今日は血抜きなど試してみようと思う。

シュインと触手を刃物状に伸ばして、切断を試してみる。

【やだ…T-1000みたいでマジカッコいい…】

コンコンと石なんかを叩くと、固い手応え。

ブラックボディになって、黒光りボディが流体金属っぽいなと思っていたので試してみたのだが、思った通り行けそうだ。

触手のコントロール力というか凝縮力というか、パワーと共にそういう物もアップしたようだな。

やだ…流体金属っぽくてめちゃカッコいい…。異世界チートってこう言うのでいいんだよ。こういうので。

異世界ワールドの運営さんもだんだん分かってきたようだね。


ズブッ…

若干グロくて嫌だったが、野豚の喉の辺りに触手ブレードを突き刺してみる。

【やだ…野豚さんの中…暖かいなりぃ…】

動物の皮って結構頑丈で、なかなかナイフとか通らないと聞くが、これ普通に刺さるわ…

これで見た目だけというオチも若干懸念していたのだが、全く問題なく刃物的に使えそうだ。

これは色々使い道考えると捗りそうやで…。


さて、新ボディのワクワク感はまぁいいとして、豚から全然血が出ないんじゃが…?

もっと血抜きってこう、首切ったら血がドクドク出てお肉が美味しくなるんじゃないの?

こんなテロテロって老人の射精見たいな感じではないよね…?

だがずっと街に住んでいた俺は、血抜きなどしたことがないからよく分からない!

血が抜けないとダメと言うことだけは分かるが…。

【うーん、とりあえず血が抜ければいいんだよな…?】

とりあえず切断した首に触手を貼り付けて、水を吸い上げるようにポンプ能力を使って野豚から血を抜き取ってみた。

結構ズバズバ吸えたから、これで良いと思うんだよね。まぁ食うのは俺じゃないから我慢して貰おう。


巨乳様への貢ぎ物として豚を確保したので、今夜の狩りはコレで終了。

そんなことよりも重要な、やるべき事があるのだ。

【T-1000みたいにブレードが作り出せると言うことは、筆談が出来ると言うことだよ君ィ!】

ついに待望の超コミュニケーションスキル、「筆談」ゲットだぜ!

最初の頃、枝を持とうとしてもオナホみたいなグニョグニョ触手で涙を飲んだ俺だが、豚を切れるくらいの触手硬度が確保できるなら、十分ペンが保持できる!

これでダークエルフさん達と語り合えるのだよ。


邪教の館に行けば、子供達の勉強用の筆記用具がゲットできると思うのだが、あそこには金輪際近寄りたくない。

現状では筆とパピルスをゲットするのはちょっと難しいので、まずは木簡からチャレンジだ。

木の皮に触手ブレードで文字を刻み込めば良いのだ。手始めとしては十分だろう。


と言う訳で、俺は触手ブレードをシャリンと抜き放ち、そこら辺の木の表面を切り取って木簡の作成を開始した。

詳細は省略するが、好き勝手に色んな形の刃物を作り出せても、結構木工は難しいと言うことは言っておこう。

表面がな…。思ったより全然綺麗にならんのじゃ…。

30センチくらいのかまぼこ板風の木簡を完成させた時には、既に空が白みはじめていた。


【こ ん に ち わ と。出来た!】

ついに記念すべき異世界コミュニケーションツールが爆誕した!

この板で巨乳様に挨拶をすれば筆記用具も貰えるだろう。これで巨乳様とこじゃれた筆談トークが可能になるのだ。

ダバダバと急いで村に帰る俺。もちろん血を抜いた野豚も忘れてないぞ。


「ピュルルルーーーー!!」

【巨乳様!!見て見て!!】

まだ寝てるかも知れないが、もう朝だしいいだろ。

どんどんと触手でドアを叩いて巨乳様を起こす。

うーん、不機嫌そう。やっぱまだ寝てたか。

【だがコレを見てくれ!どう思う?】

ワクワクしつつヌッと木簡を差し出したのだが、「???」という戸惑いリアクションだった事はよく分かった。

何故伝わらん…まさか…巨乳様は文盲…?

巨乳様が木簡を持って何処かに行くので、付いていったところ邪教の館だったので全速で引き返した。

ダークジジイに読んで貰うとかだろうか。うーん、何故伝わらなかったのか…。謎だ…。


内に戻るとまた隣の犬がまとわりついてきた。

尻尾を持ち上げてふぐりを確認すると雄の方だった。

【あー待て待て 今日はお土産があるよ】

裏の解体小屋の所に置いといた野豚の所に行く。

解体後の不要部分を犬にやろうと思ったのだが、よく考えたら巨乳様は邪教の館に行ってしまったぞ?

これ誰が解体すんだ…?


どうしたものかと悩んだが、とりあえず頭は要らないだろう。

と言うことで触手ブレードをシャリンと抜き放ち、ズバァ!!と豚の首元を切断した。

【おおお…マジで切れる…我ながらちょっと怖っ…】

我ながら切れ味にビビりつつ、豚の頭を犬にプレゼントしてやった。

雌と一緒に食うんやで。

インターネットに説明を丸投げするマン参上! T-1000を知らないよゐこはググろう! 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。