表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/125

第九十一回

「そりゃそうでしょ、ここで溝上さんが働いているなら…」

「いえ、ところが彼女は存在しない。自動振込を停止しているのに給料が引き落とされ、砂に吸い込まれる水のように消えている。それなのに、経理上の間違いがないんです。なんと不可解なことか…。私は今、仕事どころじゃない気分なんです」

「…お気の毒と慰めていいのかどうか分かりませんが…」

「ややこしい話ですなあ」

 それまで傍観していた勢一つぁんが、ひと声かけ、割って入った。それまでは気にも留めなかった辺りの静穏が、直助には不気味に思えてきた。

「で、今も経理のほうでは過去に遡って洗い出しをしておるんですが…」

「とにかく、そのほうはお願いします。それで、溝上早智子さんの情報とかは?」

「それも現在、追跡調査をさせております」

「今のところは、お手上げでっか?」

「えっ? ああ、まあ…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ