表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/125

第四十二回

「それより直さん、さっきの話を詳しう…」

 束の間、四人の手の動きが滞った。

「…、おまはんらな、幽霊は信じるか?」

 また蛸の足のように八本の腕が動きだし、牌をジャラジャラと掻き回し始めた。

「いや、信じんなあ、正直、言うて…」

 すんなり言ってのけたのは熊田である。振り込んだ直後で多少、気落ち気味のローテンションだ。そう言われると、直助も返す言葉がない。肉屋の河北は黙っている。勢一つぁんは敏江さんが気になるのか、絶えず外を気にしている。やはり怒られるのは苦手のようだと直助は思ったが、そのことは言わなかった。

「枕元にそんな霊みたいのが立ってたと思てえな…」

「思えんけど、まあ、それで…」

 熊田は一応、否定しておいて、話を促す。

「自分では知らなんだんやけど、フッと夜中に目が覚めたんや…。肩を撫でられた感じもするし、さらに、頭のうしろが、ちょっと明るうなったように思えたんで、布団をけて振り向いたんやわ…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ