いつもの、いつもが違っていく。
某洗濯洗剤のCMが感じ入りまして、書いてみました(笑)(*´艸`*)<幸せになってほしいです♡
玄関に並んだ、ふたつ分の靴
いつもと違う、四角い靴下のたたみ方
あなたはきれいに丸めるけれど
ぼくのは端を折りこむ、いつものカタチ
テレビの前のローテーブル
リモコンが置かれた、いつもと違う角度
あなたはテレビに並行に置くけれど
ぼくはなんとなく、斜めに置いていた
カチャカチャと、洗濯機が回る音
洗剤のキャップを注ぐ、いつもと違う量
ハンガーの向きも、干し方の順番も
ぼくたちの「いつも」が、ベランダの青空の下で戸惑っている
週末のスーパーマーケット、お馴染みの棚
いつものシャンプー、いつもの歯磨き粉
「こっちのほうが、ふたりで使えてお得だよ」と
買い物かごにぽんと入れられた、ひとまわり大きなサイズ
ひとつのものを分け合う、あたらしい「いつも」の予感
「それ、そうやって干すんだね」
「うん、ずっとこうだったから」
小さな違和感を、言葉にして笑い合う
あなたの「いつも」と、ぼくの「いつも」
ぶつかり合って、少しずつ角が取れていく
夜、電気を消したあとの暗闇
これまでは、自分の寝息しか聞こえなかった部屋
寝返りを打つ衣擦れの音、規則正しいあなたの呼吸
目を閉じても、隣にいるあなたの空気が優しく肌を包む
朝、カーテンから差し込む光
まぶたを開けた瞬間、まだ夢の中のあなたの横顔
「おはよう」を言う前に、あなたの存在が部屋を満たしている
起きた瞬間から、ぼくの日常にはあなたが溶け込んでいる
引き出しを開ければ、少しずつ定位置が決まっていく
あなたの靴下のたたみ方を、ぼくの手が覚え
大きくなった洗剤のボトルが、洗面所に馴染んでいく
違う色の糸が、一本の縄になるように
ふたりの「いつも」が、新しく塗り替えられていく
ほら、今日もひとつ
心地いいふたりの空気が、部屋に増えていく
何気ない日常は、変わらない「いつも」の積み重ね。
そんな「いつも」が変わって、新しい「いつも」になっていく……
最後までお読み下さり、ありがとうございました♡(ꈍᴗꈍ人)




