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第一エピソード:リストラ!?異世界転移:

皆さんは特撮モノを見た事はあるかそうあのイカした

5色戦隊やバイクが似合う一匹狼が戦うアレである

子供の頃なんなら大人になっても大好きな

おともだちも多いだろう、しかし彼等の活躍には

悪役組織がつきものである、その悪との宿命が強いほど物語は深みを増し勇気、友情、ロマン、といった

モノを生み出すある意味悪役組織も大事な

ファクトリーである!そして今日悪の組織で作られた

最終作戦用の怪人通称ゼータが総帥に呼ばれた

彼はついに自分の出番かと思ったのだが何故か彼を

待っていたのはゼータは怪人適性無し能力過多反逆の

可能性有りと書かれた所謂リストラ通知書で有る


「どういう事ですか!!俺は最終作戦で出動し

ケバイ戦隊や不法なバイク乗りと戦い最悪時間稼ぎで

大規模作戦を決行出来れば良いハズそのスキルは

俺には有る無限に強くなる身体:無限体:

《インフィニティボディ》情報を集め知識にする:聴覚式頭脳:《ちょうかくしきずのう》そして多対一用の

スキル:超分身術:《ちょうぶんしんじゅつ》これで奴等は倒せないハズがない俺は

怪人として必死に己を鍛え上げ奴等を倒すべく…」


それを聞き悪の総帥ゴック・アークはフッと笑う


「オマエはあまりにも6人目過ぎるし勝手に

部下を殺した理由がある市民を巻き込んで死なせた

とかであったな悪の組織にしては甘いのだ

それにブッチャケオマエの装備は費用がかかり過ぎる

武具専門家なんて足元見るぞ!それをわかれ!

そして作戦は無期延期下手すれば組織解体デモ

が起きるそれもオマエのせいだ怪人達に楽をさせてる

ようじゃないか?何が福利厚生だ飯が食えれば

それだけで有り難かろうオマエは根が正義なのだ

そんな怪人今まで見た事無かったオマエ以外はな!!

怪人ゼータよ貴様を組織の意志により異界流しの刑に 処するさぁ覚悟するがいい運が良ければ人のいる

世界に行けるだろうよ、さあゆけぇえええ!!」


地面に穴が空き吸い込まれる意地で床に捕まったが

指だけで登れそうに無いどうするどうすればいいんだ


「おっと邪魔な手だなっと!!」


指を踏んずけられるが耐えるこんな所で脱落出来ない俺は奴等と戦うんだその時何処からか銃撃が

ゴック・アークの肩にあたる


「グッ何だ貴様たかが戦闘員風情が!!貴様も異界

流しにしてくれよう己の弱さを嘆くがいいわ!!」


俺の上に戦闘員A子が落ちてきて遂に指が離れる


「せめて…この子だけ…でも助けないと!!」


異界流しによる磁場嵐から彼女を抱き抱え守る


「頼む人のいる世界についてくれ!」


頭の中で鐘が鳴る何だいったい何が起きている


「お二人は:異世界転移者:に選ばれました

貴方にはスキルを二つ:無限因子:《むげんいんし》

細胞分裂の制限を無くすスキルと:超回復術:

《パーフェクトリペア》細胞を活性化させ

自分や他者を回復するスキルですただこの二つにより

貴方は死ななくなりますのでご了承ください」


「誰か知らないがそれより彼女に生き残る

スキルを頼む助けてくれ大事な仲間なんだ」


「了解しました彼女には:特殊式防御壁:

《とくしゅしきバリアー》どんなものも弾き返す軟式のバリアー装備ですさらに戦闘用に

破壊不可で無限に作り出せる:無限武器:

《ムゲンアームズ》です質自体は

普通の品ですのでご了承ください」

なんかご了承くださいって多いが大丈夫か


「異世界ではひとまず平凡な街人に助かられるように

いたしますこの後非常に揺れますのでご注意ください

彼女には怪人として成長する素養が眠っていますので

そちらの方ご了承くださいませ異世界名ゼータ様」 


「オマエ俺を知ってるのか誰なんだ!!」

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