プロジェクト会合 ー其の1ー
「3番さん、お疲れさまでした。」「ホント疲れたよ~」
部屋に入るとペストマスクをつけた集団が出迎えた。
_この光景は、慣れたくないな。
我々は世界交代制でやる、罪人へ情けをかけるプロジェクトの運営を任されている。
実際、アメリカ、イギリス、アフリカでは良い結果で終わったらしい。俺には何が良いのか全く分からず、参加には反対したんだが…、権力には勝てない。
「最高5名ほど抜けてしまうのではないかなという予想でしたが、好スタートですね。」1番と名がついた社員は冷静に分析するタイプ。
「5人も抜けたらやってらんないっすよー!次探すの面倒で。」2番は俺と同じような境遇で入ったらしい。一番共感できる
「何言ってんですか2番さん!国家プロジェクトですよ!?めんどくさいも何も最高の役柄でしょう!?」4番はまじめすぎて付き合いきれない。誇りを持っているタイプだ。
「でもかわいそうですよね、いい条件かと思えるのに……ヒっ、す、すみません」5番、言ってはいけないこと言っちゃうタイプの人だ。
けれど、そう。このプロジェクトの本質は…_。
「まぁ、反乱が起きなければいいですね。」「そうだね。」
プロジェクトは始まったばかりだ。もっと気合い入れなくちゃな。




