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プロジェクト会合 ー其の二ー
「やっと一人目です。皆さん、まだまだ気を張っていきましょう。」
ペストマスクの一番が声を張って呼びかける。
「もー、メンドクサイよガキの相手なんてさ」二番は椅子にもたれかかってぎこぎこと揺らしている。
「それほど仕事はしてないじゃないですかっ!二番さんは!めんどくさいめんどくさいって、もっと働いてから言ってくださいっ!」
「ガキがめんどいのもあるけど、一番めんどいのこいつ。マジでめんどくさーい!」
四番は二番のことを目の敵にしており、二番の発言にいちいちつっかかり、そのたびに口論になっていく。
「はぁーあ、まーたですか。いい年して、子供たちよりも喧嘩してんじゃないですよ~」
三番は仲介役だ。この中で一番疲れた顔をしている。
別室で、五番は囚人からの要望書の整理をしている。
「洗面台…、Ok。…加湿器、Ok。掃除機、はOkで…」
一つ一つ声に出して確認している、五番の手が止まった。
「………」
その要望書には綺麗な字で『テレビ』と書いてある。
五番は無言でOkのスタンプを押した。
はんつき終わりです(・_・;)次のクール終わったら二章入ります




