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くそっ、あいつ殺してやる。


俺はそう決めた。


あいつとは同僚の片桐のことだ。


長年恋焦がれてきた受付のめぐみちゃんと、あの手この手でようやく付き合うことが出来たと言うのに、一ヶ月も経たないうちに横から片桐にとられてしまったのだ。


この俺から片桐なんぞに乗り換えるめぐみちゃんもめぐみちゃんだが。でも彼女に対しては可愛さあまって憎さ百倍といった感情もあるが、それでもかわいいとか愛おしいという想いもまだ残っており、とても殺すなんてことは出来ない。


だったら殺す相手は一人しかいない。


殺す理由が純粋で紛れなし百パーセントの片桐だ。


あんなやつは殺してしまおう。


そうしよう。


それがいい。


そうに決まった。


とは言っても、ナイフで刺したり後頭部を金属バットで殴りつけて殺したのでは、俺が警察に捕まってしまうことは、ほぼ確実だ。


日本の警察は馬鹿ではない。


俺はあれやこれやと考えて、日本古来からの方法に頼ることにした。


その方法とは、丑の刻参り、わら人形。


つまり呪い殺すのだ。


これなら俺が直接手を下したわけではないので、警察も捕まえることは出来ないはずだ。

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