3.主人公の性別とエロ表現、あるいは恋愛要素について
小説家になろうに投稿されている大部分の作品はライトノベルノ系譜にあると思います。
『まのわ』みたいに女主人公でそれでもエロ(萌え?)要素満載という珍しい作品も多々ありますが、やはり、基本的に主人公は男性が好ましいのではないか? と思えたりします。
それはやはり、エロとの親和性の高さが所以です。
では、どの程度のエロさを内包した作品にすべきか?
なろう三大必須タグとも言われている「ハーレム」について考察してみましょう。
わたしは、昔、まったくエロくない微恋愛要素ありの小説を公募に出したことがあります。
ラノベなので主人公のまわりには数人の少女(ヒロイン、サブヒロイン)はいました。
帰って来た評価シートには『ハーレム? もの』という一文がありました。
ハーレムものとは、エロくなくても、周りにいっぱい女の子がいたらそれで成立するものなのかもしれないです。
さらに主人公がモテてない作品も商業ではちらほらあります。
ゆくゆく恋愛に発展? ゆくゆくはハーレム? というだけでも訴求効果があるのかもしれません。
『SAO』なんかでも、とってつけたような初夜の描写があったり、意味もなくシャワーシーンがあったり。
ライトノベルにはちょいエロ要素は必須かもしれず。
編集者の意向でエロ要素をぶちこまれたとしか思えない作品もあったりなかったりで。
まあ、なろうで投稿する際には読者のことだけ考えていればいいんだとは思いますが。
ヒロインは必須。あとはお好みで自分の価値観に基づいてエロくしたらいいのかな。
わたしが読んだ中で一番エロかったのは『ニートだけどハロワ~』だったと思います。
祝福もエロかったし、でも微エロレベル。
読者はある程度のエロさを求めていますが、エロさだけを求めているわけでもないって忘れなければどうでもいいような気もします。
悩むくらいなら、自分の書きたいものを、より面白い物を書く努力をしたほうがいいのかも。
投げやりですみません。
そもそもわたしは恥じらいが邪魔をしてエロいの書けないのでなんの参考にもならん意見しか出せないのです。
でも、恋愛要素は居るはず。それが序盤では意味が無くてもあとあと必要になってくるでしょう。
憧れでもいいし、一途な想いでもいいのです。
なろうではあんまりひとりの女性を想い続ける主人公は居なさそうですが(他に魅力的なキャラが多くて浮気する)、そういうのも居てもいいだろうし、逆に惚れっぽいのも魅力かも。
恋愛要素皆無の硬派な作品なんてラノベ以外でもそうそうみかけませんしね。
あと、鈍感系主人公も使い古されているし嫌味にならずに書くのがむずいし、よしあしですよね。
こればっかり(これ以外もですけど)は、わたしがどうこう言えるものじゃないです。
【今回の結論】
なんかよくわからんが……
エロさはどっちもでいいけど集客にはなるかも
女性主人公で惚れっぽいとかの隙間産業とかでも面白そうではある。