1.舞台設定について
まづは、物語の舞台についてです。
といっても、選択肢は多くありません。
異世界か、それとも異世界か。もしくは異世界であるか?
異世界でなければ『小説家になろう(以下なろう)』では書籍化されるほどの人気が出ませんことうけあいです。
はじめまして、ぐらんこ。です。
わたしは、小説家になろうを利用しはじめてから、2年ほど経過しています。
ですが始めの一年は投稿はしたもののアクセス解析があるなんて知らなかったし、投稿作の中から書籍化作品が多数生まれてるなんて知らなかったし、そもそも他の作品を読んでいなかったし。
というわけで、実のところのなろう歴(小説家になろうで本格的に活動し始めてから)は1年と数か月です。
去年の5月だか4月だかに『えすぱあっ!』という作品を連載し始めたのがきっかけです。
どちらかというと投稿メインで読んだ作品は少ないです。
そんなわけで、本コラム? は独断と偏見と少ない知識に基づいています。
さて、小説家になろうで投稿して人気作に育てて書籍化するために。
ここでは出版社などとコラボで開催されている賞で受賞する方法については触れません。
あくまで、投稿作が出版社の目にとまって、書籍化の声がかかるという奴に触れます。(ですが、ここで紹介させて戴く書籍化作品についてはその辺あんまり区別してない、できません)
既に書きましたように、人気作を書くという目的をもってしまうと異世界モノ一択という束縛があるでしょう。
じゃあ、ほんとに異世界だけなのか? といわれると、異世界チックな……というものも可能性と言えばあると思います。
例えば、『謙虚堅実をモットーに~』などは異世界が舞台ではありません。
(そもそも書籍化してませんが、しててもおかしくないと思うのであげてみました)
ですが、漫画世界ですね。確か。
現代日本が舞台ですが、お坊ちゃま、お嬢様の学校ですので、異世界風の貴族社会と言えなくもないという気がしないでもないですし、次回以降で述べますが、転生ものでもあります。
『やりなおしてもサッカー小僧』なども、異世界ではないですが、あれはサッカーに特化した世界でサッカー漫画の中に入ったと言う設定でも良かった感じの作品です。やはり転生。
リアルなサッカー界のパラレルワールド的な作品です。
異世界でなければ……と思いつく筆頭は、VRMMOでしょう。
『VRMMOをカネの力で~』などは、ファンタジー要素が無く、どちらかというとSFですが、ゲームの中はまったくもって異世界。
と、有名で面白い作品のどれをとっても異世界風であるというのは必須項目のようなのです。
ほんとうの異世界にするか、それとも現実なんだけどちょっと現実ぽくないようにするか。
迷った時は普通に異世界にしちゃえばいいと思います。
他にそれっぽくて読者の興味を引きそうな設定が思いつけばそれはそれでいいんですけどね。
まあ、やるとしたら、架空の漫画の世界とかアニメの世界とか、それこそゲームの世界とかそういう舞台にしておくのが無難だと思います。
異世界ばかりで飽きている、あるいはネタが尽きている部分もあるので、うまく料理できるのならゲーム世界に入っちゃった……みたいなのがいいかもしれませんね。
普通のファンタジーでも『まのわ』みたいなのがありますし。
リアルな生活も描いたVRMMOでもいいかもしれませんが、あれはかなりの力量が居ると思いますよ。ぶりきばせんせいはすごいっす。
【今回の結論】
書籍化を狙う際の作品の舞台設定は……
とりあえず、異世界転生orトリップでいいんじゃない?
もしくはゲーム世界に入り込むとか。
結局、無難に人気設定をつかっときゃなんとかなるんでねーの?
まだまだ続きます。