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優等生ロックON!  作者: 流姫
2章 生徒会編
10/23

もう1人の副会長!朱音お姉様?

午後の授業が終わり帰りのHRをしている途中だというのに突然空気もよまず後ろのドアが勢い良く開いた

開いたと言うべきか故意に誰かが開けたのだ

『⋯!?』

何事かとみんな一斉に後ろのドアに視線が集まった


「なっ⋯何事ですかっ」

まず一番はじめに口を開いたのは鈴羽先生だった

私はと言うとびっくりし過ぎて心臓が止まるかと思った。

そして空気を読まずドアを思いっきり開けた張本人の顔を見てみると⋯


「朱⋯」

「れーちゃんみっーけ‼︎」

名前を呼ぼうとしたら先にわたしの方が呼ばれたのだった


「朱音姉ちゃん⋯お久しぶりです⋯ですかHR中に空気を読まず入って来るのはどうかと思いますが⋯」

そう言って私が注意すると周りをキョロキョロと見渡しハッとした後バツが悪そうな顔をした


「全くもー朱音ったら⋯あれほど、注意したのに全然分かって無いんだから朱音がお騒がせいたしてどうもすみませんでした」

朱音の後ろから入って来たのはやはりと言うべきか同じ副会長の深雪姉ちゃんだった

…そして深々と頭を下げて謝辞を述べた


その姿を見てクラスの反応はおどおどしていたのは言うまでもない

それはそうだろう

なんたって上級生に頭を下げられてしまっては困惑しない人はほとんどいないだろう


勢い良く入って来たのは神月朱音[こうづき あかね]2年生

黒髪のショートカットで前髪を左分けにして、後ろ髪を左耳に掛けている

いかにも体育会系だ


そして、申し訳なさそうに入って来たのは先程も説明したのだが日高深雪[ひだか みゆき]同じく2年

朱音とは対照的に肩くらいまである黒髪のミディアムヘアーだ

幼馴染の中で一番お嬢様っぽいだろう


前にも話した通りこの学校は金持ちの家の子が通う所謂、金持ち学校だが何故か昔からお嬢様やお坊ちゃんらしからぬ言動が風習付いてるのだ

確か⋯せめて学校内だけでも堅苦しい雰囲気に呑み込まれる事無く伸び伸びと暮らせるように⋯とかだった⋯ような

なんだか可笑しい気がするがそれが理由で全寮制なんだとか


「と⋯とりあえずHRはこれで終わりです

何かありましまら終了後前の方に来て下さい」

先生が話しを再開させてHRを終了した


「ヤッホーれーちゃん久しぶりだね」

先程の事を全く気にする様子は無く淡々と挨拶をして来た


「久しぶりです。神月先輩」


「むっ…れーちゃん…君その呼び方わざとでしょ」

拗ねたように頬を膨らましながら不満そうな顔をした後ジト目でビシッと人差し指をさされた


「おぉう…ごめんごめん…懐かしくってついからかってみたくなったんだ悪かった。朱音姉ちゃん」

朱音姉ちゃんは昔からお嬢様扱いとか歳上扱いされるのを嫌がった

その反応が面白おかしくてたまにこうやって、からかっていたのだが


「はぁ…全くそう言う所全く変わって無いね君」

呆れたように深雪姉ちゃんと同じ事を言いながらもその反面嬉しそうに朱音姉ちゃんは言った


「あはは…がっかりしたか?」


「嫌全然。むしろ嬉しいね!さてそろそろ本題に入ろうか…と言いたい所だけどまだみんな居るから場所を変えて話そうか」

そう言って朱音姉ちゃんについてくるように言われたのだった

──────────────────


放課後、私は2人に連れられて生徒会室に来ていた


入ってみると教室二つ分の広さで一番奥の中央に生徒会長の事務机、その両隣に副会長の机が置いてあり前のほうには会計、書記、風紀委員などの机が向かい合うように並べてあった

その下は1人掛けのソファーが三つと反対側に三人掛けのソファーが置いてありその間には広いテーブルが置いてあった


「そこのソファーに座って」

そう言って朱音姉ちゃんは一人掛けのソファーに座った

私は机を挟んで朱音姉ちゃんが座った反対側の三人掛けのソファーに腰を下ろした


すると深雪姉ちゃんが飲み物はコーヒーとお茶とジュースがあるけどなにがいいかしらと隣にある生徒会備品室から顔を出して尋ねて来た

凄い画期的だ…


その備品室にはキッチンや冷蔵庫、洗濯機など他にも色々と生活用品が備え付けてあったのだ


「私は今日はコーラがいいな」

いつもこんな感じなのか朱音姉ちゃんちゃんは淡々と応えた


「れーちゃんは何がいいかしら」

決め兼ねていた私に見兼ねて深雪姉ちゃんは尋ねて来た


「うーん⋯なら朱音姉ちゃんと一緒で」


「了解」

私がそう言うと頷き笑顔で返してくれたのだった、



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