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私の『常識』だったもの

作者: コスモ
掲載日:2026/10/01


私は今年の四月に高校一年生になりました。

中学校の頃、当たり前だった常識、いつもの毎日が


高校に入るとそれらが崩れていって、当時は見慣れなかった道、友人、制服にほとんど全てのものが私の目の前から無くなりました。


中学の頃の私はそれが永遠に続くものなのだと、

どこかで思っていて


朝起きて、眠気眼で時計を見て焦る。


見慣れたジャージを着て、少し汚れたリュックをしょって、よく猫がいるいつもの道を歩きながら学校にいく。


そしたらいつものクラスメイトと笑いながら色々な話をして、


そして後ろの席の好きな人とくだらないことを喋る。


みんなで一緒に勉強をして、授業に関係ない話をして先生にみんなで怒られて


そして夜には友達とたまに喧嘩をしながらゲームをする。



それが私の『常識』で当たり前でした。



高校に入ったばっかの時は私にとって当たり前だった常識が崩れていくことがどうしようもなく悲しくて、怖くて、恐ろしかった。


ちょっと前までの出来事のはずなのに私の愛していた日々をもう鮮明に思い出せないのがたまらなく悲しくて


私が愛していたあの日々はもう来ないんだとそう気づいて。



今はもう入学して6ヶ月もたった。


高校生活にも時間が経つにつれて慣れてきて


朝起きて中学校よりも1時間半も早い時計を見て、


もう見慣れてしまった制服を着て、


中学校ではしなかったメイクを当たり前のようにして、


もう新品じゃないスクールバックを腕に通して、


もう「いつもの道」ではなくなってしまった道を背に、見慣れてしまった道を歩いて学校へ行く。


中学校の頃の友達じゃなく高校になってできた友達とくだらない話をする。


後ろを見ても好きな人はいないのはもう当たり前で、


私のくだらない話を聞いて微笑みながら笑うあの人の姿も、もう見られなくて


もうあの席で話すことなんてないんだと気づく。


忘れ物をしちゃう時もあるけれど


他クラスの友達にお願いして貸してもらうことも良くあることで、


部活を初めてゲームを夜どうしすることなんて無くなって、


今はもう私の新しい『常識』が当たり前になってきた。



でも


たまに会う中学の頃の友達とよく


「もし、戻れるとしたら

受験期の頃に戻りたいね。

あの頃が一番楽しかった。」


って言う話をする。


もう戻れないのはわかってるはずなのに

「もし」の話をしてしまう。


それくらい私たちにとって中学の思い出はそれほどいい思い出だったんだと思う。


だからその時の私の気持ちは忘れないで次に進もうと思う。


最近では、放課後に友達と遊びに行って、本当にくだらない話をしながら、馬鹿なことをして毎日笑っています。


中学とは違う道、違う友達、違う話。


それでも、私は今、毎日を楽しいと思いながら高校生活を送っています。


中学生の頃はこんな毎日がずっと続くと思っていたけれど


今は、この毎日もいつか終わって、いつか思い出になるのだと思います。


だから中学の頃の「もし」に負けないくらい楽しい高校生活を送って、


大人になったとき、

あの頃は楽しかったね。いい思い出だよねって言えるような


私の新しい『常識』を作っていきたい。





高校入りたての頃の私の話もあるので気になった人は是非そちらも見てみてください(o・ω-人)

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