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自宅に届いた『惑星開発キット』で、社畜SEは異世界工場の管理者になる ―United States Route―

最新エピソード掲載日:2026/08/23
アメリカ西海岸で働く三十代半ばのシステムエンジニア、工藤創一。

十数年前に日本から渡米し、それなりに充実した生活を送っていた彼のもとへ、ある夜、謎の銀色のキューブが届く。

それは未知の惑星《テラ・ノヴァ》へ繋がるゲートと、採掘・製錬・発電・自動化・兵器開発を可能にする《惑星開発キット》だった。

鉄、石炭、銅、石油――地球では国家を揺るがすほどの資源が眠る異星で、創一は仕事を辞め、夢中で自分だけの工場を拡張していく。

そんな中、敵性生物から得た素材で作った《医療用キット》を試したところ、長年の腰痛も疲労も一瞬で消滅。

「これ、医学的にどれくらい凄いんだ?」

軽い気持ちで一本をNIHへ匿名送付した結果、アメリカ政府は大混乱。

数百年先とも千年先とも知れないナノテクを送りつけた人物を追跡してみれば、出てきたのは先月まで古いシステムの運用保守をしていた日本人SEだった。

日本の秘密兵器か。未来人か。宇宙人か。

ホワイトハウスが頭を抱える中、創一は痺れを切らして二本目まで送りつける。

やがてCIAの交渉官が訪ねてくると、創一は笑顔で告げた。

「薬はいくらでもあげるんで、アメリカ政府、俺に協力してもらえません?」

欲しいのは金でも権力でもない。

重機、物流、土地、法務、税務――つまり、工場建設に必要な面倒事を全部国家に丸投げしたいだけ。

そして彼は交渉官を、自宅ガレージの向こうに広がる異星工場へ案内する。

世界の覇権国家が震撼するその頃、創一が考えていたのはただ一つ。

次に解禁された鉄道を、どこへ敷くかだった。

この小説は自宅に届いた『惑星開発キット』で、社畜SEは異世界工場の管理者になる ~運用保守はもう終わり。現代の物資と無限の資源で、銀河規模の自動化帝国を築き上げます~
<https://ncode.syosetu.com/n3080lt/>
のIFルート展開です。同じ展開があっても許してくれ!
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