表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

69/77

第二十三章69 【アンサー・クリエイト/第10席戦5】69/両チーム試合放棄?2

 そこへ、ちょっと前に【芳一】の前に姿を現した、【第10覇王/テンス・オーバーロード】に加護を与える【第20超高位神/トゥエンティ(TWENTIETH)エス((20TH))オーバー(OVER)ハイ(HIGH)ゴッド(GOD)】とその【第20超高位神/トゥエンティ(TWENTIETH)エス((20TH))オーバー(OVER)ハイ(HIGH)ゴッド(GOD)】の加護を受ける【NNJ/ネームレス・ナンバー・ジャスティス】の【10番】が姿を現した。

 【第20超高位神/トゥエンティ(TWENTIETH)エス((20TH))オーバー(OVER)ハイ(HIGH)ゴッド(GOD)】は、

『ちょっと・・・

 どういう事よ。

 揃って私の加護を拒否るなんて。

 どういう了見よ?

 説明しなさいよぉ~』

 と口をとがらせる。

 【芳一】は、

「何だ、あんた達、また現れたのか・・・」

 とつぶやいた。

 【第20超高位神】は、

『またとはなによまたとは。

 失礼ね。

 無礼よ、無礼』

 と文句を言う。

 それをなだめた【10番】が、

『とりあえず、【第20超高位神様】が納得なさる理由を聞こうか?

 何故、お前達は【超高位神様】のご加護を拒絶するのだ?』

 と言った。

 返答次第では戦闘もあり得ると言う表情だった。

 【芳一】は、

「だって、面倒そうなんだもん。

 【第10覇王/テンス・オーバーロード】って柄じゃないし。

 何より、【フェイマス・グローリー】の後釜だってのが面白くない。

 あいつがやった無茶苦茶の後始末をしなくちゃならないってのが予想できるし」

 と良い、【パズル】も、

『私も出来ればやりたくない。

 私は静かに暮らしたい。

 それだけだよ』

 と言った。

 【芳一】も【パズル】もそんな面倒臭い事やりたくないと言う顔だった。

 2名とも派手に振る舞うと言うタイプではない。

 どちらかと言えば、自分の好きなことを自由にやりたいと言ったタイプで、誰かを支配したいなどの支配欲はほとんど持っていない。

 誰かを支配するくらいなら、粗末でも良いから、自分の好きなことだけをやっていたい

 そんな性格だった。

 だから今回の【第10席戦】は【フェイマス・グローリー】に好き勝手やらせないためだけに参加した戦いであり、優勝して支配したいと言うつもりで戦っていた訳では無かったのだ。

 むしろ優勝の特典は2名にとってありがた迷惑というものに過ぎなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ