第二十三章51 【アンサー・クリエイト/第10席戦5】51/準決勝第2試合01
【芳一】が【第10席戦】を降りるかどうか決めるために【第10席戦】のトーナメントのもう1つのブロックの戦いを見てみる事にした。
【芳一チーム】と【フェイマス・グローリーチーム】が戦っている間、【フェイマス・グローリー】の策略で、別ブロックのチームに自分のチームの対策を取らせないため、別ブロックの第3試合と第4試合も同時に行われていたため、結果は【芳一達】は知らなかった。
1回戦第3試合は、
シンプルな戦闘力最強の【超絶格闘戦士ユニット・ヒロイズム】チーム42名対魔法、超能力など多彩な力を使う【造力の深魔女/ティアラ・ジェネシス】チーム36名
1回戦第4試合は、
無数の超アイテムの所持権利者である【権利の才覚/ライト・エフェクト】チーム38名対不安定な力を持つ、様々な真の強者の遺伝子を持つ【真強者の娘子パズル・クイズ】チーム13名(【超越】の第0位【最強ランク】は【ウェアリス・マクスオヴァー】により決勝戦まで進めば25名?になる)
だったはずだ。
試合開始前に残ったチームを確認すると、
1回戦第3試合は、魔法、超能力など多彩な力を使う【造力の深魔女/ティアラ・ジェネシス】チーム36名、
1回戦第4試合は、不安定な力を持つ、様々な真の強者の遺伝子を持つ【真強者の娘子パズル・クイズ】チーム13名(【超越】の第0位【最強ランク】の【ウェアリス・マクスオヴァー】により決勝戦まで進めば25名?になる)、
が、勝ち残っている様だった。
つまり、この2チームが次の準決勝第2試合でぶつかる事になる。
前に絶対的な存在感をもって、【芳一チーム】を訪ねてきた【超越】の第0位【最強ランク】の【ウェアリス・マクスオヴァー】が【芳一チーム】と共に推していた【パズル・クイズチーム】もしっかり残っている。
【ウェアリス・マクスオヴァー】が言うには決勝で【芳一チーム】とぶつかるのは、この【パズル・クイズチーム】だと言う話だった。
【芳一チーム】の事も推してくれていた【ウェアリス・マクスオヴァー】には悪いが、彼女の予定通り、【パズル・クイズチーム】が勝ち残ったとしても、勝負するつもりは【芳一】には無かった。
決勝に残ったチームに勝ちを譲り、【芳一チーム】は準優勝という立場を取る。
それならば、【芳一】は、【第11覇王/イレブンス・オーバーロード】と言う事になるのだろう。
先に、【ドクター・クレイジーチーム】が棄権をしている以上、【芳一チーム】が【フェイマス・グローリーチーム】に勝った時点で、自動的に【決勝戦】にコマを進めたと言うことになる。
そこからの棄権なので、【決勝戦】での棄権という扱いになる。
つまり、準優勝が確定となり、【第10覇王/テンス・オーバーロード】の次の席次である【第11覇王/イレブンス・オーバーロード】と言う事になるのだ。
【芳一】にとっては【第11覇王/イレブンス・オーバーロード】にならなくても良いのだが、それは仕方のない結果であると言えるだろう。




