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溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
5章 ヴィンツェルト学院入学

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73.今はこのままにさせてほしいな…。

 魔法学の授業が終わって次は「生物学」の時間。


 生物学はその名の通り、生き物の生態や体の仕組みとかを勉強するもの。


 私は家の近くの森でリス達と戯れていた事はあっても、生態とかはあまり知らなかったからここで学ぶのも良いかも!


「では、今回はカエルの生態について学びましょう…カエルはこのようにって、ちょっと、逃げないで~」


 この人は生物学の担当のキアス・ヴィアンタ先生。ちょっとおっちょこちょいで面白い先生です。



「うわ~!」


「きゃははは!先生ドジだな~」


「だ、大丈夫ですか…?」


「あはは、見ての通り、逃がしちゃダメなんだよ…」


 キアス先生の授業は生き物を扱う点ではちょっと抵抗あるけど分かりやすくて良かった。


 そんなキアス先生はカエルを追いかけて転んじゃったけど…




 生物学が終わって教室に戻る私達。


 キアス先生の事でテレシーやアギト、ティオと盛り上がっていた所だった。


「この学院の先生ってみんな面白い人たちばかりだね…」


「俺は逆に不安になってきたけどな…」


「わ、私も、リタと同じ意見かな…」


「ふふ…ティオもそう思う?…ティオ?」


「え、あ、う、うん…面白いよね…」


 ティオは何か思い詰めたような顔をしていた…。

 どうしたのかな…?




 教室に戻った私達。

 ここから昼休みまではロイス先生の授業だった。

 国語に歴史の授業。

 今までリーベル先生にならった事もあるけど、実家での授業と学院(ここ)とは違う感じがあるから楽しい!


 そしてお昼休み。

 いつも通り食堂で昼食をとった私達は、中庭でしばしの休息を堪能していた。


 風邪が気持ちよかった。

 "これが学院で過ごす急速なんだね"と思った。


 でも、私にとっての一番はやっぱりティオや友達と過ごす事かな!


「休息は今のうちだぞ!これから俺達はチームでの活動もあるんだからな!」


 ギルドベースでの事ね…。

 分かっているけど、今はこのままにさせてほしいな…。

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