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溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
5章 ヴィンツェルト学院入学

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68.ここは温かく見守ろう!

※ロイス先生視点です。

 次に魔力量を確認するのは"リタ・アスタルト"。

 アスタルト領の次女である貴族令嬢だ。

 彼女には確か竜人である使い魔がいるとの事だが…。

 実に興味深い。

 魔力量は使い魔と契約を結ぶ事で大きく変化する事があると聞いたけど…。


「"(フレア)"!」


 バシュ!


「え!?」


 彼女の放った"(フレア)"の魔法が的の()()()()に命中した。


 この子の魔力量は元々こんなに多くは無かったって聞いたけど…。

 やはり使い魔の影響か?

 あの子の使い魔は確か弟の"ティオ・アスタルト"だったっけ…。

 竜人(リューマン)だったよね…。

 最強と謳われている竜人(リューマン)を使い魔にしているなんて、すごい以外に言葉が思いつかないよ…。


「よ、よし!次!ティオ・アスタルト!」


「はい!"(フレア)"!」


 ティオ(この子)も"(フレア)"が中心に命中した。


 元が亜獣人だからかもとも思うけど、使い魔契約したからそれによって使い魔側も魔力が上がったのか?



 結局の所、例の3人以外は的の中心じゃないが良い位置に魔法を当てられていた。


「はい!これで全員終わり!」


 魔力量のテストを全員分終えて教室に戻った。


 僕は考えていた。


(今年は"大豊作"かもしれないな!)


 魔力量の多い生徒を僕が担当するなんて、夢みたいだ!


 でも、まだ始まったばかり!

 みんなだってまだまだいろんなことをやってみたい年頃だろうし…。


(ここは温かく見守ろう!"担任"として!)


 僕も教師として頑張らなきゃ!

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