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溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
3章 魔法&剣術指導

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31.連携はとても大事!

 組織(ギルド)の社会見学から3日後。

 今日の授業は、"連携"となった。

 前回のヴィストとピノンの連携によって牛の暴走を止めた事で、今回の授業となった。


「連携はとても大事なの!」

「とても?」

「そう()()()!」

「この前の私達の連携は見てたでしょ!ああいう感じに、出来るようにするのが今日の授業よ!」

「まずは、あの的に向けて魔法を放ってみろ!」


 リタとティオは大きな的を目掛けて火の魔法を放った。


 放った火の弾のような魔法によって的は粉々になった。


 リタとティオは驚いていた。


 今まで自分達の魔力でさえすごく感じていた為に、合わせ技はさらにすごく感じたからである。




 続いては襲ってくる敵を想定しての剣術の連携だった。


 こちらは棒状に巻かれた布を敵として片方が剣で攻撃してもう片方が隙を見て剣で攻撃するもの。


 こちらもリタとティオは難なくクリアした。




 それからも2人は数々の連携に関する実技を次々とやり遂げて行った。




「すげえな2人とも!」

「私達も、こういう実技は結構苦戦したのに…」




 褒められてリタとティオは賑やかな表情を浮かべた。



 自分達の連携は既に整っていたものだと判断したのか、自慢気な感じもしていた。



 夕方になり、授業は終了。



 夜…。

 自室で今日の反省をしていたリタはふと思った。



(やっぱり私の魔力量はティオを使い魔に迎えたからなのね…もっと努力すればきっと…)


 そう深く考え込んでいると、部屋にティオがやって来た。


 既に部屋が片付いていた為にティオは自室を得ていて、別々に寝ていたが…。今日は何となく甘えたい感じで接してきていた。


 おそらく、別々に寝ていた為にリタと寝ることに恋しさを覚えてしまったからである。


 そしてその甘えたい仕草にリタはメロメロになってしまい、2人は久しぶりに一緒に寝る事になった。


「お姉ちゃんありがとう!」

「いいのよティオ~❤️ティオが良かったらいつでも一緒に寝てあげるから!」


 こうして今日も授業を終えて2人は眠りについた。

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