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溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
7章 ささやかな日常2

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121.おかえりなさい…リタ義姉さん…

 学院の1学期最後の日。


 大広間にて終業式を行っていた。

 全校集会により、校長の先生の話が終わり…


「じゃあみんな!二学期に、その元気な姿を見せてね!」


 教室でのロイス先生からの挨拶も終わって…

 いよいよ夏休みです!


「そういえばリタ、アリア(あの子)も家族として迎えたんだっけ?」


「大丈夫か?一応あいつ、暴れていたやつだし…」


「大丈夫!私達は信じてるから!」


「うん!なんたってアリアは僕の本当のお姉ちゃんだからね!」


 テレシーとアギトは心配してくれていたけど、私もティオもアリアを信じているから大丈夫だと思っている。




 夏休みの間は実家に帰る事が出来るから、夏休みなどの長期のお休みの際には実家で過ごす生徒も多い。

 私達も実家に帰る事にした。


 そして、私の家では今日から新たに、アリアを家族として迎える事になってる!



 そして、学院から馬車に乗っていよいよ自宅に帰省!


 玄関には私とティオ、サティお姉様が立っていて、扉を開けると…。


「「おかえりなさいませ!」」


 たくさんの使用人たちが出迎えてくれていた。


「ただいま!」


「リタ~、サティにティオもおかえり!」


「待ってたわよ!」


 お父様とお母さまも笑顔で迎えてくれていた。

 そして勿論!


「おかえり!リタ!ティオもおかえり!サティもね…」


「お兄様、私の扱いだけひどくないですか…?」


「あはは…」


 サイガお兄様とユーリお兄様もお出迎えをしてくれた。

 久しぶりの実家はやっぱり安心感がある。


 そして、今日はそれだけじゃなかった。


「ところでお父様…」


「ああ、"彼女"なら、新しく用意した部屋にいるよ!」


「では早速!」


 私は早速教えてもらった部屋に行った。

 そしてそこにいたのは!


「アリア!」


「おかえりなさい…リタ義姉さん…」


 我が家に養子として迎え入れたアリアは、ベッドに座っていただけだった…。


「どう?自分の部屋?ティオが最初にこの家に来た時は私の部屋で一緒に寝てたけど、アリアはすぐに部屋が出来て良かった…ね?」


「はい…」


 アリアはまるで関心が無かった…。

 やっぱりいきなり過ぎたかな?

 でも、アリアだって承諾してくれたんだし…


「ま、まぁとにかく!ちょっと、外に出ない?」


「外?」


 アリアのご機嫌を取ろうと私は自分にとっての大好きなあの場所に連れて行く事にした。


「ほら、見て見て!私のお友達のリスさん達、あは!ちょっと見ない間に子供が増えてる!」


 いつも来ていた家の近くの森。

 仲良しのリスの家族がいる森で、ティオと初めて会った場所でもあるこの場所。


「…」


 でもアリアは、まだ無関心だった…。


「ま、まぁとにかくもうすぐ夕ご飯だから、食べよう!」



 そして、夕食の時間になり、久しぶりに家族全員が揃った食卓となった。

 今日は私達の帰省を祝したご馳走が沢山あった。


 よく食べていたのは勿論ティオ!


「久しぶりの家のご飯美味しい!」


「ティオ、また口にソース付いてるわよ!」


「ありがと、お姉ちゃん…」


「・・・」


「アリア…どうだ?我が家の使用人が作った料理は?」


「美味しいですね…」


「おいおいそれだけかよ…」


 アリアはさっきとまったく表情を変えずにいた…。



 障子は終わってもなおアリアの心はまだ晴れていなかったみたい…


 私は決心した…


(こうなったら…"あれ"しかない!)

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