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頭を打ったショックで猫の言葉が分かるようになった件について

作者:奥州寛
 今日はツイてない。
 野球部のファールボールが脳天を直撃。倒れた先は冬のドブ川。
 ボロボロになって帰ると母親からは「高校生にもなって制服を汚すな!」と怒られる。
 汚れを落とすために風呂入ったら、妹に見られて変態呼ばわり。いやまてそれは俺のせいじゃないだろ。
 とにかくツイてない。そう思って飼い猫のミケを撫でていると、奇妙な声が聞こえてくる。

「ご主人、気落ちしてるみたいだけど、ミケはご主人が優しい人だって分かってるにゃあ」

 ……えっ?

「あっ、ちょ、尻尾の付け根トントンしてほしいにゃあ」

 これは、誰にも好かれないと思っていた俺が、意外な存在にモテモテだったってだけの話だ。 

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