異世界チュートリアル2
かなり長い間書くのを忘れていました…
「「記憶保持?」」
そこには四つの漢字があった。
その下には能力の詳細があった。
『異世界に召喚された際もとの世界の記憶を保持できる。』そう書かれていた。
…え?いるけどいらなくない?というか転生じゃなくて召喚なのにこれなかったら記憶ないの?馬鹿じゃないの?赤ん坊と同じような14歳とかが出てくるの?
プ○コネかよ!そんな思いが脳を駆け巡った。
「なぁ兄貴あたしのチートは?」
「そんなものはない。」
「私のスター○ースト○トリームは?」
「異世界編あたりまえ体操みたいな能力です」
「…う○ち」
「おい」
だがその瞬間とある考えが浮かんだ。その瞬間妹も同じような考えだったのだろう。もう一度ステータスを見た。でもやはりそこには受け止め難い事実があった。
「「うわぁ…」」
実はステータスがチートなんじゃないかと思って見てみたらそこには規格外なステータスがあるわけでもなく、そこには10から11ぐらいのステータスぐらいしか映っていなかった。でも救いはあった、妹も同じったことだ。少し違う点はあるが妹も10から11ぐらいのステータスしかなかった。
「終わった…チートじゃない異世界なんてそんなのつまらない…」
「とりあえず行こうぜ…」
「そうだね…」
憂鬱な気分で森からでることを目指した。
意外と早く出れた。特に困ることもなく、なんならりんごみたいなものをとって食料も取れた。
「うめぇ。」
少しずつ元気を取り戻してきた俺達は森からでてさらに元気を取り戻した。
そこには豊かな草原があった。今まで分からなかった広い世界。日本のような建物ばっかりなとことは違う遠くを見たら無限に世界が広がっているような気がしてくる。そんな世界を堪能していたら、都市を見つけた。
「おいあそこに村があるぞ!」
「村というより都じゃない?」
たしかに畑とかあんま見当たらないけどちょっと言ってみたかったんだもん。
「とにかく行ってみようぜ!冒険者とかなれるかもしれない!」
『冒険者』という響きに反応したのか目を輝かせその方向へと走って行った。
冒険者っていう響きちょっと憧れない?