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16.ついに冒険者になりました


 ステファン先生が侯爵家に来る事はなくなったが、いつでも魔術研究所に居るので用事があれば来てくれて構わないと言ってくれた。いざと言う時、頼らせて頂きます!


 そして12歳になり、カイト先生の訓練も終了。いよいよ一人の冒険者として活動していく事になった。

 カイト先生は通常の冒険者の活動に戻るそうだ。何かあれば、相談に乗ると言ってくれたけど、自重しろと言われた。何でかなー。

 

 

 わくわくしながら冒険者ギルドで登録。

 登録はギルドの二階にある、水晶の部屋で行われる。神殿にあったような水晶よりも小さいが、これに手をかざすと冒険者カードが現れる。このカードは本人しか使用出来ない。フルネームや、レベル、討伐数などが記載されているが、本人の意思によって開示が出来る仕組みらしい。名前は通称を使っていればそちらが記載される。

 またギルドは銀行も兼ねていて、全世界で共通の通帳みたいなものだ。ただ地方の小さい所では下ろせない所もあるらしい。同じく水晶の部屋がない場所もある。その場合は近くの大きなギルドまで行く必要があるそうだ。



 最初は一番下のランクからなので当然地道に頑張りますよー。危ない橋は渡りません。他の人に魔法とか見られると面倒なので当分ソロ活動の予定。石橋は叩いて渡るから大丈夫!



◇◇◇



 さてさてソロ活動という事で、目立たないようにフード付きのマントを装備して、薬草採取に。だけど、近場は他の初心者のために採るな! とカイト先生に言われちゃったので、奥の方へ行きまーす。


 偵察スキルで見れる平面マップはカイル先生とかなりの数の魔獣を見たので、マップ上に魔獣の位置、種類が表示されるようになった。危険を察知出来るのでかなり楽に探索出来るので安心です。勿論油断は禁物ですが。


 

 薬草を採取しながら、ついでゴブリン、オークを遠慮なく 魔力の塊(ハイボール)で次々倒していく。楽チン。

 ゴブリンマージやゴブリンジェネラルも居たので、マップが充実してほくほくです。

 

 取り敢えず今日はこんなもんかな〜と帰る途中、判別出来てない魔獣をマップ上に発見。様子を見に行くとキラキラ光る水溜りがあった。


 何だろう? と見詰めていると、水溜りが動いた!

 慌てて鑑定してみると、何と『黄金ゴールデンスライム』。


 この黄金シリーズは魔獣の体が黄金になっているもので様々な種類が居るらしい。通常ダンジョン以外で魔獣がアイテムを落とす事はないが、この黄金シリーズだけは落とす。しかもレアな物ばかり。

 しかし目撃例自体が少なく、最早都市伝説並みだそう。




 なのに、そこに居る!!

 

 これは是非とも頂かねばっ!





 ブスッ! ブスッ! ブスッ!!


 あー! もう!! どこよ?



 普通のスライムは核を壊せば倒せる。でもこの黄金ゴールデンスライムは全体が光っていてどこに核があるのか全く分かんないっ!



 格闘する事数分。何とか倒す事が出来た。やったーっ!!



 ダンジョンに行った事がないので魔獣がアイテムを落とす所を初めて見た。

 キラキラと体が消えていき、後にコロンとアイテムが落ちていた。



 わーいっ!

 何だろ? 何だろ?


  

 落ちていた物は黄金の腕輪。手首ではなく、二の腕用。

 鑑定してみると『合成の腕輪』と出た。

 合成もしくは錬金のスキルを持っている者のみが使える品。材料さえ揃えば即合成出来る優れモノ。更に材料をストックしておく事が出来るみたい。素晴らしい!!

 

 えーっと……合成のスキルって取れたかな?

 おっ、丁度ポイントが15あるぞー。


 よし、獲得。ピッ

 

 

 いそいそと腕輪をつける。


 


 グサッ!!


 うっぎゃーっ!!



 内側から棘みたいなもの(見えないから予想)がぶっ刺さったっ!



 えっ?! 何? 呪われてたの? 痛いよー。



 涙目で様子を見てたら、不思議な事に痛みはすぐに消えた。そして当然外れません。

 うーん、どうしよう?



 それにしても昔、漫画で二の腕に嵌めた腕輪を見て、あんな所に留まっている訳ないじゃ〜んと思っていたけど……居るね。ちゃんと。はぁ……。



 腕と一体化してて邪魔にならなさそうだし……ま、いっか。



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