叶わぬ恋を、君と共に
生まれた時から、死ぬその瞬間まで。
全てを見守る守護霊という存在。
その一人である理玖は、理玖が守る対象者である実里のことが大好きだった。
それは、恋愛の意味で。
生きてる存在と死んでる存在、守護霊と対象者。
隔てられた壁は厚く、その壁は金輪際関わる事などない。
報われるはずのない恋、話をすることさえできない、悲しい想い。
それでも密かにその感情を胸に宿していた理玖に――それは、唐突に訪れた。
実里の声が、理玖に掛けられる。
それはまさしく歓喜、奇跡の一場面。
そしてその日から、理玖の取り巻く世界は変化を見せ始めた。
※この作品は、「生きてるあいつと死んでる俺」を書き直した話です。
全てを見守る守護霊という存在。
その一人である理玖は、理玖が守る対象者である実里のことが大好きだった。
それは、恋愛の意味で。
生きてる存在と死んでる存在、守護霊と対象者。
隔てられた壁は厚く、その壁は金輪際関わる事などない。
報われるはずのない恋、話をすることさえできない、悲しい想い。
それでも密かにその感情を胸に宿していた理玖に――それは、唐突に訪れた。
実里の声が、理玖に掛けられる。
それはまさしく歓喜、奇跡の一場面。
そしてその日から、理玖の取り巻く世界は変化を見せ始めた。
※この作品は、「生きてるあいつと死んでる俺」を書き直した話です。