第2話。夕食。
夕方。ギャンブラーことはぼーと空を見ている。
何してる。いつも暇そうだな。
ギャンブラーこと:べー。放っといて。大事な事なんだから。
そう言うとギャンブラーことは空を見続ける。
ミサトさん:ホント暇ねー。最低。
シンジ君:たまには掃除でもしたら。ダメ人間だね。
ご近所の2人に言われて固まるギャンブラーこと。本当にその通り。
ミサトさん:まあ。しょうがないわね。アホだから。
シンジ君:もう夕方だよ。夕食の準備しなきゃ。グズだね。
更に固まるギャンブラーこと。良い事を言う2人。
ミサトさん:さっ。ほっといて行きましょ。シンジ君。
シンジ君:そうだね。ミサトさん。行こ行こ。
そう言うと去って行く2人。
固まったまま空を見上げるギャンブラーこと。
ぽつ。
ぽつ。
空からぽつりと雨が。
それを固まったまま見上げるギャンブラーこと。
ざー。
雨が降りだした。まさかこれを待っていたのか?
今度は庭を見詰めるギャンブラーこと。視線の先には家庭菜園が。
ほほーい!
ほいほいほーいのほいさっさ!ぽちっとぽちっとぽーちっと!
バレリーナの姿で踊るギャンブラーこと。また固まる。
……。
すると!家庭菜園の野菜が急成長!みるみるうちに熟していく。
ギャンブラーこと:よし。お腹すいたー。
そう言うと傘をさし庭に出て野菜を収穫するギャンブラーこと。
ギャンブラーこと:いただきまーす。
こうしてギャンブラーことの夕食が始まった。