新・風の翼
軍団名:風の翼
総兵数:四十万五千人
部隊数:十六部隊
軍団長:飛天夜叉王丸(隻眼の天使殺し)
副団長:ゼオン(クリミナル・ゼオン)
参謀長:ヨルムンガルド(マムシ参謀)
軍医:オールビー(戦場の天使)
突撃部隊長:フェンリル(突撃の忠狼)
奇襲部隊長:ダハーカ(混沌の蛇)
長柄部隊長:ジークルーネ(稲妻の槍)
機甲部隊長:スクルド(轟かす地響き)
砲撃部隊長:茨木童子(隻腕の砲手)
弓弩部隊長:白明天(金色の狩人)、龍星姫(星天の矢)、摩利支天(陽炎なる射者)
猟兵部隊長:クラリス(魔眼の狙撃手)
斥候部隊長:皇将(疾風の斥候)
山岳猟長:カリ(アビコール家の猟犬)
幻想夢想部隊長:玉藻(魔性の姫)、月黄泉(業焔の狐)、緋夜(戦場の舞姫)
上の十部隊は天魔大戦後に作られた部隊と更生した部隊で構成された軍団の中でも公に活躍する部隊で戦場でも花形として活躍している。
逆に下の六部隊は表には活動しないで裏方として活躍するのが多いが逆に人気が高い部隊もある。
他の軍団と違い全指揮官である夜叉王丸が前線に立つ事で批判の的にされるが現場で指揮を取る事で適格な判断が出来るという意見もある。
総司令官である夜叉王丸が前線に立つなど言語道断と言われていたが現場の兵からは
『我らが親父』
などと愛情を込められている。
生まれ変わった風の翼の殆どが各界の志願兵で埋め尽くされていて創立当初から居る古参の兵は第一線を退いて訓練士官として活躍している。
夜叉王丸直属の部隊
密風部隊長:鵺(姿が無い影)、黒闇天(紫艶なる姫君)、アラストール(鎖の般若)、シャルロット(白豹)
飛煉部隊長:クレセント姫(孤高の隼)
乱雲部隊長:アルフィーナ(片翼の天使)
竜騎兵部隊長:ヴァレンタイン(裏切りの天使)
海氷部隊長:シルヴィア(俊敏なる鮫)
烈刃部隊長:オーリン(盲目の剣士)
こちらの部隊は夜叉王丸の直属の部隊であり上の部隊とは独立した関係にある。
装備も他の部隊より充実していて実力も他の部隊を上回る選び抜かれたエリート部隊で構成されている。
こちらも夜叉王丸の指揮下にあるが他の部隊とは異なりナポレオンの老近衛兵のような関係にあると自負している。
しかし、実際は全部隊が夜叉王丸に絶対的に忠誠を誓っている事から対して比較はない。
夜叉王丸を護る部隊は竜騎兵部隊と呼ばれる近衛兵で常に夜叉王丸の傍を離れずに護衛している事から
“鉄の護衛”
と渾名されているが同時に部隊長であるヴァレンタインが元天使である事から
“裏切りの部隊”
と影口を叩かれているなどしている。
本来なら王族近衛兵であったシルヴィアが指揮する筈だったが、ヴァレンタインが指揮する事になりシルヴィアは海兵隊の役割を担う海氷部隊に異動された。
風の翼は他の軍団と違い小銃を始めとした人間界で使用された武器を代々的に改造して使用している。
その為、風の翼に憧れる兵が後を絶たず連日のように志願してくる者が続出して他の軍団から苦情が漏れている。