45 園島西高校サバイバルキャンプ・8
蟲注意。
前回のが長すぎたため分けたやつ。
「あれ、なんか佐藤先輩、拗ねてます?」
「…気にしないでやれ。情状酌量の余地がないとはいえ、罪に苦しんでいるんだ」
「一審も二審も最高裁も有罪だったからな」
「裁判長が判決を言い渡したときの顔を見てみたかったぜ……!」
「?」
「八島後輩、気にしなくていいと思う。男子ってバカだから」
「ばかができるのは若い時だけだからねェ。ちょっとくらい大目にみてやってくれんかね」
宵闇に浮かぶ灯に照らされて七人の顔がぼうっと浮かび上がる。
薪がパチパチと燃える音と、時折聞こえる獣の遠吠え。開けているここは星明りでいくらか見通しがきくが、暗闇に塗れる木々の間はどこまでも暗く、深く、深淵のように思えた。
楠、秋山、佐藤、穂積、華苗、敦美さん、そしておじいちゃん。それが今の時間の不寝番のメンバーだ。さっきまではおじいちゃんと先生たちでやっていたらしい。
たぶん、定例報告会みたいなもののついでにやっていたのだろう。ちょっとだけお酒の匂いがしたけれど、華苗は気づかないことにした。これは公式行事ではないのだから。
「…それにしても、本当に暗いな」
「電気ってマジ偉大」
こうやっておしゃべりできるからそこまで不安にも思わないが、もし一人でこれをやることになったら怖くて森のほうを向けないだろう。ずっと見ていると飲み込まれそうな気さえしてくるのだ。
「星が、明るいなぁ……。俺の目でもあんなに見える」
「ここらにはまともな明かりがないからねェ」
満天の星空とはこういうのを言うのだろう。紺色のキャンパスにガラスの欠片を散りばめたかのような美しい夜空。小学校の遠足で見たプラネタリウムよりも星が多いように感じられた。
「なにか星座はあるかなぁ?」
「夏なら琴座、鷲座、白鳥座なんかが有名だな」
「……穂積先輩、わかるんですか?」
なぜだか佐藤がおそるおそる尋ねた。穂積は星空を瞬きせずにじっと見ながら答える。
「簡単にしかわからん。それこそプラネタリウムで覚えたくらいだ」
「それって結構すごいんじゃ?」
「そうでもない。残念ながら俺の視力じゃ実物を観察するのが難しかったからな。その点、ここはすごい。これほどの星空を見たのは生まれて初めてだ。ただ、惜しむらくは……」
「惜しむらくは?」
「多すぎてどれがどれだかわからない。全部が一等星に見える」
「で、ですよねー」
そう言ったきり、穂積はしゃべらなくなった。じっと眼鏡のレンズを通して星を眺めている。
広大な宇宙に思いを馳せているのだろう。桜井じゃないが、星空というものは本当にロマンチックだ。
「なあじっちゃん、不寝番ってなにすりゃいーの?」
「火を切らさないようにするのと、襲撃に備えるってとこかね?」
「居眠りや不測の事態に備えて複数人でやるのが鉄板」
さすがは敦美さん。プロだ。さっきから物音ひとつ聞くたびに反応し、ナイフの柄に手を伸ばしていた。獣の光る眼を見るとまず睨み返し、それで逃げない時はナイフをチラつかせている。
彼女一人いれば見張りは十分なんじゃないかと思いながら、華苗は薪を火に突っ込んだ。ぱちんと一際大きな音がする。
──この火が消えたらどうなってしまうのだろう?
「華苗ちゃん、敦美さん。夜食でも食べる?」
「夜食?」
「そう、こういう場にピッタリだと思ってお菓子部で作ったんだ」
ふと、佐藤がそう言って中型のクーラーボックスを持ち出してきた。中にあったのは白くて丸くて柔らかそうな何か。ぷにぷにしたそれは、紛れもない──
「マシュマロ?」
うん、といって佐藤は木串にそれを一つ、ちょこんと刺す。四つほどそれを作り、華苗たちに渡した。
「あれ、オレらは?」
「被告にはこれ以上の余裕がありません。また、裁判中に関係者に物を送るのはよくないことだと思いました」
「オレ、次の裁判でお前の無罪を主張するわ」
「…あれは俺の見間違いだったらしい。証言を撤回する」
「裁判長に無罪になるよう働きかけよう」
「よろしい」
「なんですかね、あれ」
「バカの考えることなんていちいち気にしない」
よくわからないが、これで全員にマシュマロがいきわたった。誰からともなくその串を火にあて、じりじりとマシュマロを焼いていく。ちょっとずつ焦げ目がついていくのが面白いが、うっかりとしていると真っ黒になってしまうからあまり楽しんでもいられない。
話に聞いたことはあったがマシュマロを焼いて食べるのは華苗は初めてだ。なんかすっごくキャンプっぽい。これだけでも不寝番に志願した甲斐があったというものだろう。
みんな、無言でマシュマロの溶けゆく表面を眺めていた。やがてキャラメルの焦げたような、そんな甘い香りが漂ってくる。
「よし、そろそろだね」
ぱっと火から離し、あっついのを口に入れる。マシュマロ特有の甘いなにかが口いっぱいに広がり、華苗の心を歓喜に震わせた。
柔らかくて甘くって、幸せな夢を食べているかのようだった。焦げ目がついたところなんて特にいい。いい感じの香ばしさととろけた何かが絶妙にマッチしている。
「…うまいな」
「作るの大変だったんだからな」
ぷにぷに具合もいい。熱いのもいい。さすがお菓子部、その実力は半端じゃない。マシュマロだけでこんなに幸せになるとは思いもしなかった。
「次の人達のもあるから、あまり食べすぎないようにね」
「はーい」
しょうがないから三個くらいでやめにしておく。それに、夜中にこんな甘くておいしいものを食べてしまったら、無駄なところに肉がついてしまう。
悲しいことに華苗は食べても一向にどこも成長しないのだが、事実よりもその姿勢こそが、今の華苗にとっては重要だった。
「つってもなーんかちょっと物足りねえよなぁ」
「…ここじゃ、味の濃いものを食べてませんからね」
「青梅先輩たちが聞いたら泣くよ? この環境下であれだけ頑張って作ってくれたのに」
「いや、そういう意味じゃないんだけどよぅ……。ほら、オレら高校生じゃん? 食べ盛りじゃん?」
「おまえ、結構食べてなかったか?」
「騒いでたら腹減った。それにジャガイモはたしかに腹にたまるんだけど、もっとこう、動物性たんぱく質をだね……!」
「ジャガイモは優秀。栄養豊富でエネルギー源になる。他の観点から見てもサバイバルには理想的な食べ物だよ」
「まぁジャガイモばっかりじゃちょっと飽きちゃいますもんね。すみません、明日はもうちょっと工夫してみますから」
「あ、いや、そんなつもりはないんだぜ? めっちゃうまかったのは事実だし」
佐藤が申し訳なさそうに言う。それは秋山の自業自得なんじゃないか、と言おうとして華苗は口をつぐんだ。
自分も結構騒いでいたし、お腹もちょっとすいている。下手に藪を突いて蛇を出すのもバカらしい。
「しょうがない、あたしの食糧ちょっとわけてあげる」
「え、なんかあんの?」
「うん」
敦美さんはそう言って午前中に作った燻製櫓のもとへと歩いて行った。そこでなにやらごそごそと物色し、ビニール袋を持って戻ってくる。カサカサ、となにかが擦れる音がした。
「おじい、具合は大丈夫だよね?」
「ああ、もちろん」
どうやらおじいちゃんはそれが何なのか知っているらしい。
「まず、鍋に油を張ります」
「おお」
敦美さんはとくとくと鍋に油を張って火にかけた。てっきり生で食べるのかと思ったら、きちんと料理をするらしい。
「……ちょっと向こう向いてて」
「なして?」
「いいから」
「…変なものなのか?」
「普通に日本で日常的に食べられているものさね」
なら、大丈夫だろう。
華苗たちはそう思って互いに焚火に背を向けた。テントとその奥の真っ暗な森が目に飛び込んでくる。
梟の鳴き声と、ビニールのがさがさした音、そしてなにかが油に投入された音が聞こえてきた。
「ごろすけほうほう鳴いている~♪ っと」
「何の歌ですか?」
「適当。おじいの真似してみた」
じゅあぁぁ、と揚げ物のいい音がしてきた。すっごく香ばしい匂いもする。いったい何を調理しているのだろうか。
「なぁ敦美さん、まだ?」
「そこに木の板があるでしょ?」
「うん? ああ、あるな。あの木の枝を重ねて作ってあるやつだよな?」
「それ、熱反射板ね。四本のまっすぐな木の枝を左右二つずつ平衡に刺し、その間に枝だのなんだのを挟み込んで一枚の立て看板みたいにして作るんだ。効果は文字通り、焚火の熱を反射して背中を温めたりすること。複数作ればそれだけ効果があるから覚えておいて」
「お、おう……」
「出来た。こっち向いていいよ」
「…なんだったんだ今の」
「間を持たせようとした結果だろう」
くるりと振り向く。いつのまにか用意されていた笊にペーパータオルを敷いて、敦美さんは鍋の中身をそこに取り上げていた。
親指くらいの大きさの、赤茶けた何か。長い触角にくりっとした瞳。揚げ物の香ばしい香りがその場の全員の鼻腔をくすぐった。
そう、これは──
「エビ……じゃねえぞ! 虫だ!」
「虫ぃ!?」
「イナゴだよ。正確にはそれっぽいのだけど」
エビ、じゃなくて虫だ。バッタっぽい。揺らめく炎が作り出す影が、甲殻の陰影を面白く動かしている。
死んでいるのは確実だろうが、光のない瞳でずっと見つめてきていて、影の動きと相まって今にも動いてきそうな雰囲気を放っていた。
「え、なに、食えるの? なんかすっごくアレなんですけど」
「見事なまでにきれいに揚がっているな。パッと見サリガニのように見えたぞ」
イナゴと言えば蜂にならぶ、数少ない日本でも食べられる昆虫だ。佃煮が有名だが、このように素揚げにして食べることも多い。昆虫食というだけで拒否反応を起こす人もいるが、これも立派な食べ物なのである。
「虫はね、獲りやすい上に量が多いの。動物性たんぱく質も豊富にあるから、エネルギー効率としては理想的だよ」
「あ、味的にはどうなんでしょうか……?」
「食べればわかる」
敦美さんはその中の一匹をつまみ、翅と脚を毟ってからぱくりと一口でいった。さくさく、という音が暗闇にうるさく響く。
「うーん、美味」
「マジで……?」
イナゴを揚げる際には注意することがある。捕まえたばかりのイナゴを調理することは出来ないというのがそれだ。
まず、捕まえたイナゴをビニール袋などに生きたまま入れ、その後一晩ほど放置して糞抜きをしなくてはならない。イナゴは草食性だからやらなくても問題がないと言えなくもないのだが、これをするとしないとでは味や食感に大きく影響が出る。
その次は乾燥だ。この段階ではまだ生きている場合もあるので、袋ごと熱湯にさらして確実に息の根を止めておく。これは寄生虫などの処理も兼ねているので絶対にやっておかねばならない。その後、一日ほど天日干しにすれば下準備は完了である。
場合によってはこの乾燥の行程はしないこともあるが、こうしておけばいろんなことに使えるのでやっておいた方がいい。
「昨日捕まえて、昨晩糞抜きして、今日一日かけて櫓で乾燥させたの」
「へ、へえ……」
さて、下準備が終わったらいよいよ素揚げに入る。とはいっても、元が小さいものなのでそんなに揚げる必要はない。
ただ、ここで注意しておくことが一つ。念のために、腹に爪楊枝などで穴をあけておくべきだろう。
大体の場合は問題がないのだが、まれに揚げている最中に破裂することがある。これは腹が密封されていた上で中の水分が膨張することで起こることであり、もしそうなってしまったらどんな目に合うのかは想像に難くない。乾燥をしっかりやった段階でその可能性はほとんどなくなるのだが、それでも万が一はある。
ちなみに蛹や芋虫のような幼虫を食す時もこの危険性が伴うので、サバイバルで虫を食す時は必ず穴を開けるようにする習慣をつけるのが望ましい。
「あとね、脚と翅は食べちゃいけないよ。脚はまあ、好みの問題で片付けてもいいけど、翅は特に」
イナゴ、というかこの手のバッタの類の脚と翅は不消化性である。つまり、食べたとしても消化されないのだ。
また、翅は喉に張り付いて食感を著しく悪くしたりもする。脚の食感はサクサクしているので、これは好みによるだろう。
「でも、食べても意味がないってだけなら、食べても問題ないってことなんじゃないんですか?」
「八島後輩、蝗害って知っている?」
「こーがい?」
「…大量発生したバッタの類が作物を食い荒らす災害のことだ。バッタが大量に集まりすぎて、文字通り羽音でうるさい黒い霧のように見えるらしい。…進路上にある植物性の物なら何でも食うらしく、服や本を食われたという話も聞く。こいつが発生すると、その地域では作物が食い荒らされて飢饉に陥るそうだ。…しかも、大量の卵を産む」
「うわ……」
「…園芸に直接は関係ないが、そういうものもあると覚えておけ」
「ま、その蝗害のバッタはイナゴじゃないんだけどね。それで、それが発生したときに食べるものがなくなった雑食性のサルが、そのバッタを食べて飢えを凌いでたんだよ。いっぱいいるからお腹いっぱい食べられたんだろうね」
「ふむふむ」
「で、そのサルは死んだ」
「え? なんでですか? あ、毒があったとか?」
「ううん、飢えで」
敦美さんがにっこり笑ったが、なんだかその顔がひどく恐ろしいもののように華苗には感じられた。
ぱちりと、薪が跳ねる。
「……いっぱい食べられたんでしょう? なんで飢えたんですか」
「そのサルのお腹を開けてみたらね、胃袋や腸……消化器官が翅や脚でパンパンになってたの。不消化性な上に食べすぎたから外に出しきれなかったんだね。だから、新しいのが入らずに満腹のまま飢えで死んだ。……食べても食べてもお腹がすいて、しかもお腹はパンパンで、それでもがんばって食べても余計酷くなるっていう残酷な最期だよ」
「……」
これはあくまで極端な例であるので、普通はちょっとくらい食べても問題はない。このサルのように三食すべてで大量のバッタを食すというのを数日続けないと死に至ることはないのだ。
「あとね、脚には棘があるでしょう? この棘が消化器官の……胃壁や腸壁を傷つけて消化不全を起こすんだ。ま、こっちは揚げて食べて崩したりすればそんなに問題ないと思うんだけどさ」
華苗にはどうしても、そうまでしてイナゴを食べたいとは思えなかった。日本にはもっとすばらしい食べ物がいっぱいあるではないか。どうして昔の人はわざわざこんなものを食べようと思ったのだろう。
「そんなわけだから、脚と翅は食べないように」
「勇気いるよなぁ」
「エビだと思えばなんとかなるだろう……たぶん」
「実際、こいつはオカエビとも呼ばれているさね。見た目もそっくりだし味も割と似ているんだ」
おじいちゃんのその一言を聞いて、男子は決心をしたらしい。言われたとおり脚と翅を毟り、互いに顔を見合わせ、せーので一斉に口にする。
さくさく、ぱりんと言う音が静かに響いた。
わずかな沈黙。梟がほうほうと二回、獣の遠吠えが一回。
「お、思ったよりかはいけるな……」
「…青臭いエビってところか?」
「何も見ないで食べたら、変わったエビと思うだけだな」
「あっ……なにこれ……妙にクリーミー……?」
どうやらイナゴの腹はクリーミーらしい。そんなこと、これから一生知る必要がなかった情報だろう。このキャンプに来てから、華苗は知らなくていいことをずいぶん覚えてしまった。
「うん、うまいじゃあないか。昔はよく田んぼでこいつを獲って食ったんだよ。食べられるものが少なかったから、ちょっとしたおやつみたいなもんだったんだ」
「…たしかに慣れれば癖になるな。ちょっとつまむのにちょうどいい」
「見なけりゃうまい」
「なぁ、こんどドッキリでこれ誰かに食べさせね?」
「秋山先輩、僕が調理しますから食べます?」
「やっぱパスで。揚げたてじゃないとさすがにきついわ」
楠たちは気に入ったようで、それを頭からむしゃむしゃと貪っていた。時折口の端から触覚とかがはみ出てぴょこぴょこと動いている。
下から焚火の光に照らされているものだから、正直言ってめちゃくちゃ怖い。テントから誰かが起きだしてこの光景を見たら、腰を抜かすのではないだろうか。
「八島後輩はどうするの? 別に無理して食べる必要はないけど。サバイバルにはね、こうやってみんなで火を囲んでわいわいやるのも大切なんだ。だから、食べたくないなら食べない方がいい。無理するのが一番よくない」
「いえ、せっかくですので一つだけ……」
これも敦美さんなりの気遣いなのだ。なにも食べられないものを食べろと言っているわけではない。
なるべくそれを見ないように、一気に口に入れる。口に含む瞬間は、すごく香ばしくていい感じだった。
「……」
「どう?」
「なんか……エビっぽいけど変な味です」
上手く形容できないが、体の一部が変に口に残る。それ以外はさっくりしていておいしい。エビの殻を食べた感じとちょっと似ているが、食感や味が微妙に違う。青臭いというか、草むしりの匂いが風味としてちょっとだけある。でも、揚げたおかげでそこまで気になるほどでもない。
「そいつが虫の味さ。食える虫はだいたいそんな感じさね」
「カマキリやカブトムシはまずい。食べるならハチかイナゴ。クモや例の黒い悪魔も食べられるけど、日本人にはちょっときつい。イナゴは佃煮はもちろん、そのまま串に刺して焼いて食べたり、きちんとしたやつなら開いて刺身風に食べることもできるみたい。サバイバルなら焼くか揚げるかの二択だけどね」
「知りたくなかったそんなこと……」
なにか新しい一歩を踏み出してしまったことを感じつつ、華苗はイナゴもどきを咀嚼する。
この晩が終われば、キャンプも半分終わったことになる。まだまだ始まったばかりのような気もしていたが、もう半分終わってしまうのだ。
口直しにマシュマロをもう一個だけ食べていいことにして、華苗は木串に白い幸せの塊を突き刺した。それを火にあてると、ほんのりと甘い香りが漂ってくる。それはとってもすばらしいことであると、華苗は心のどこかで感じていた。
空には満天の星々。
地には漆黒の木々。
深い森にぽっかりと空いた広場。そこだけ和やかな空気が流れ、暖かな光が灯っていた。
甘い香りが、天高くどこまでも登ってゆく。
20160508 文法、形式を含めた改稿。
意外と食べられる虫って多いみたいだね。
ちょっと前にもどこかで書いたけど、とある本では本当にいろいろなものを
『虫を見つけた。とりあえずバター炒めにしてみた』って言いながら食べてたよ。
毎度のことながら正しいことを載せているつもりですが、本当にやられる方はきちんと調べてからやるようにしてください。ちなみに私は佃煮は食べられませんでした。なんかうにゅっとしてもぞっとするんですもの。
自分の視力できれいな星空が見えたときの感動はすごい。
写真やプラネタリウムで見た光景が、部分的とはいえ本当に広がっているんだもの。月食とか流星群とか、つい夜更かししてみちゃいます。
マシュマロ焼くのもいいよなぁ……。どこまで焼けるかのチキンレースを楽しんだっけ。変に意地を張ると黒コゲ食べる羽目になるの。
なお、このマシュマロは当然のように向こうにも出てきます。




