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楠先輩の不思議な園芸部  作者: ひょうたんふくろう
楠先輩の不思議な園芸部
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23 被服部の椿原先輩とラベンダー


 長かった麦の収穫も終わり、畑はいつもの平穏を取り戻していた。


 あれだけたくさんあった麦の姿はもうどこにもない。他の作物ならば季節に限らずいつでも収穫できるのに、楠の言った通り、麦だけはあれからはえてくることはなかったのだ。


 しかし、広くなった畑は残っており、これからはそこに新しいのを植えることになっている。よくよく考えてみれば今までだってあれだけの種類を植えられるスペースなんてなかった気もするのだが、麦の栽培によって華苗はその事実を改めて実感することになった。


 その肝心の麦だが、実は収穫して粉にしてもすぐには使えない。ある程度寝かせて品質をよくしてから使うらしい。


 おじいちゃんのところで保存しているからどうせすぐにでも使えるのだとは思うのだが、なぜか楠達は手順だけはきちんと守る。とはいえ、この一週間のうちには校舎内がパンのいい匂いで溢れることだろうことが華苗には確信できた。


 青梅をはじめとした調理部は総力を挙げてパンを作るといきこんでいたし、双葉はケーキをいつもよりたくさん作るといっていた。協力してくれた他の部活もいろいろ食べたそうにしていたので、近々麦を使った試食会でも開こうかという話もあがっている。


 いくらなんでもそれだけ使ってしまったら一年持たないと思うが、おじいちゃんの小屋には脱穀、選別だけ済ませて挽いていない麦がそれはもう数えるのが馬鹿らしくなるくらい残っている。使ったら使った分だけセルフで挽けば問題ないというわけだ。


 さて、そんなこんなしているうちに、いつのまにやら体育祭も過ぎてしまった。


 華苗にとって高校生活初めての体育祭は意外とあっけなく終わった。というのも小学校や中学校と違って体育祭の練習というものがなく、出場科目を決めて、当日その科目に参加するだけだったからだ。


 意外とフリーダムでゆるいものであり、園芸部は体育祭の仕事も割り振られていないのでただ楽しんだだけに等しい。部活動対抗リレーでじょうろをもって走ったことが唯一の部活動として動いたところだろうか。


 とにもかくも、これで普通の部活に戻ったのだ。もう少しで前期中間テストもあるものの、華苗は一週間前から詰め込んでやるタイプであるので特に問題もない。


「じゃ、またね!」


「うぃ! そっちもがんばんなよ!」


「おいしいやつ、期待しているから!」


 いつも通り、放課後によっちゃん達と別れて畑へと向かう。中庭、古家、畑と掛けて麦の時はあれだけ騒がしかったのに、今はひっそりとしていてちょっとさびしい。


 とりあえず卵の確認かな、と畑へと至る曲がり角を曲がる華苗。その目に飛び込んできたのは畑いっぱいに広がるきれいな紫色だった。







「そうだよね、園芸部(うち)はこれが普通なんだよね」


「……あ、あはは。なんかゴメン」


 目の前一杯に広がる鮮やかな紫。うっとりとするような、甘い香り。


 少し麦と似ているシルエット。どこか初夏の空気を連想させる、可憐な姿。


「…見ての通り、ラベンダーだな。ちょっとシーズンより早めだったが、麦の後作、そしてなによりまごころ満ち溢れる今の畑なら造作もない」


 いつもはすこしほこりっぽく、土の匂いしかしない畑が、いやにさわやかに感じられた。楠はそれを見て満足そうにうなずいている。


 もう驚くべきことでもないが、いつの間に植えたのだろうか。そもそも、普段野菜や果物ばかり育てている似非園芸部のくせに、なぜ今日に限ってラベンダーなんてシャレたものを育てているのか。いや、ラベンダーも園芸部で育てるようなものではない気がするのだが。


「ごめんね、アタシが頼んだんだ」


 楠の隣にいたのは麦のときにもちらほらと見かけた人。主に束ね作業をしてくれた女子生徒だ。声を張り上げ、肝っ玉お母さんタイプだと華苗は認識している。


「アタシのことわかる? ま、自己紹介してないから無理もないか。アタシは被服部部長の椿原つばきはら 彩香さやかって言うんだ。よろしくね!」


「…運動部や男子はよく世話になる。冬場は女子にひっぱりだこな人だ」


 腰に手を当て、胸を張って答える椿原。やっぱり、また部長だった。


 なんでも椿原、その被服の腕を買われて男子の破れたシャツやボタンの処置をよくしているらしい。冬場は女子に請われてマフラーやセーターの作り方の指導もするそうだ。


 ほっとけない子ばっかなんだよねぇ、と笑う姿はまさにおばさ、いやお母さんのようだった。


「それで、椿原先輩はなぜラベンダーを?」


「うんにゃ、ちょこっと使えるかもしれないと思って頼んだら、ホントにやってくれたんだ」


 最初はやってくれたらラッキー程度だったんだけどね、と椿原は紫の絨毯を眺めながら笑う。


 風がさぁっとふくたびにいい香りが頬を撫でで非常に気持ちがいい。華苗はラベンダーを生で見るのは初めてであり、当然その本物の香りも初めてであったが、今まで嗅いだ“ラベンダー”よりも何倍もいい香りがした。


「使う? ラベンダーを?」


「…こいつは一応ハーブとしても扱えるからな」


「アタシ、被服部じゃん? 作った作品とか布とかしまう箪笥もどきがあるんだけど、それ用の防虫剤がほしくてね。どうもナフタリンはダメなんだよね」


 椿原は両腕を抱きしめるようにして大げさに震える。たしかに、箪笥に入っている防虫剤のアレのにおいは華苗も苦手だ。その点、このラベンダーの香りなら問題ない。むしろウェルカムだ。


「でも、ラベンダーって防虫剤になるんですね。私初めて知りましたよ」


「…あくまで防虫であり、殺虫効果はないがな。それに、ものによっては効かないらしいし」


 そういって楠はラベンダーのところでかがむ。すんすんと鼻を動かして香りを確かめ、紫の部分を手で持ってその状態を見る。そして、わずかに顔をゆがめた。


「どうしたんだい? 何か問題でもあったん?」


「…花穂が一部開いています」


「開くとダメなんですか? こんなにいい香りなのに」


 だいたいどんな植物でもそうだが、成長過程において一番エネルギーを使うのは開花と結実だ。生物としての本能なので当然のことではあるのだが、そこでエネルギーを使われてはそれ以外を目的としている者にとっては都合が悪い。


 ラベンダーの場合、花穂が開いてしまうと花穂が脆くなってドライフラワーなどを作ることが難しくなる。香りの質を考えても、つぼみの状態で収穫することが望ましい。


「……アタシにはここにあるのは全部開いているように見えるけど?」


「…大丈夫です、パッと見ただけでもいくらか開いていないのがあります。それにポプリを作るのならば開いていてもそこまで問題ありません」


 そういうと楠はオーバーオールのフックに着いたベルトから予備の鋏を椿原に手渡す。華苗はもちろん自前の鋏を抜いた。


「これ、ホントにこのただっ広い中から開いてないやつ探すんですか?」


「…ほかにいい方法があるのか?」


 この広い紫の中から開いていないものを見つけるのはなかなか骨だ。アサガオの芽きりよりは楽そうだが、一つ一つ見ていかないといけないだろう。


「…花穂から節二つ下のちょい上を。その切ったところの下あたりから新しい芽がでるので」


「あいあい、りょーかい」


 早速椿原は畑へと入る。華苗も後に続いた。ぐだぐだ言ってても進まないのなら、もう選択肢はないようなものだからだ。


「おほぉ……!」


「いいにおい……!」


 畑の中に入った途端、今までよりもさらに強く甘やかな香りが華苗を包む。強いけれど優しい、そんな絶妙な香りだ。ずっと嗅いでいると心が蕩けてしまいそうになるくらい、魅力的でさわやかなものだった。


 椿原も嬉しそうに笑ってその香りを楽しんでいる。このラベンダーの香りが嫌いなやつなんていないんじゃないかと華苗は思った。相変わらず楠は眉一つ動かさなかったが。


「これ……かな?」


 とりあえずかがんでそれっぽいのを探す。なるほど、楠の言った通り微妙に開いているのと、そうでないのと、満開のとがある。


 今回作るのは防虫剤、つまりはポプリなのだから開いていても問題はないらしいが、せっかくだから出来るだけ閉じているほうがいいだろう。


 ちょこちょこと探すと意外とすぐに見つかり、言われた通りの場所に華苗は鋏を入れる。じょきっと音がしてそれは簡単に切り取られた。


 開く前に切るのはちょっとかわいそうな気もしたが、華苗は園芸部でラベンダーは作物エモノ。そのへんは諦めてもらうほかない。


「ねぇ楠、けっこう地面乾いているけど水やりとかいいの?」


「…ちょっとまってください」


 椿原に呼ばれて楠が動く。もちろんその手には一掴みのラベンダーがある。似合わないことこの上ないが、この場の誰もがそれを指摘しない。


「…すこしだけ必要だな。八島、悪いがじょうろを」


「がってんです!」


 ラベンダーは実は乾燥を好む。ゆえに植える際には土は水はけのよいものを選ばなくてはならない。


 成長してからも水の匙加減はなかなか重要で、水をやりすぎると簡単に枯れてしまう。最初に排水対策をきちんと行ってさえいれば、あとは自然に任せるだけでもいいくらいだ。


 もちろん、それにも限度はあるので雨対策をするのが好ましいが、ハウス等にして風通しが悪くなると蒸れてしまい、結果的に湿度が増して枯れることとなってしまう。


 また、ラベンダーが茂るだけでも蒸れてしまい枯れることがある。そのため蒸れるのを防ぐための剪定もしなくてはならない。できるならば陽のあたる風通しのよくて雨のあまり降らない場所に植えるのがいい。日が当らないと、花穂が貧弱になってしまうのだ。


 寒さには強く暑さには弱い。そして自身が茂るだけでも蒸れて枯れてしまうほどの繊細な水加減。ラベンダーはちょっとデリケートだ。


「…この辺に少しだ。加減はもうわかるだろう。…気もきくようになったしな」


「ま、さすがにそれなりにやってますからね」


 楠に言われて愛用ぞうさんじょうろを持ってきた華苗はついでに収穫入れの籠も持ってきていた。これくらいは普通のことだと思うのだが、楠は妙に褒めてくれる。華苗を子供扱いしている証拠だった。


 もっとも、華苗は楠のそんな態度にも慣れてしまっている。軽口を叩きながらもその手はせっせと紫の収穫を籠に収めていた。


「こっちはそこそこ採れたよ。華苗ちゃんとこはどう?」


「私もけっこう採れましたね。どれくらい採ればいいんですか?」


「…ポプリ、サシェ、ドライフラワーとして使えるから使いたい分だけ採っていい」


「さしぇ?」


「匂い袋のことだよ。ポプリを入れただけさ。バックとかの中に入れるんだ」


「…あと食える」


「ええ!? ポプリを!?」


「じゃなくてラベンダーを、だろうね。アイスとかに入れてるのあるし、ハーブティーなんかも聞くねぇ」


「…そんなわけだ。お菓子部あたりに持っていくか。夢一も花を欲しがっていたし」


「あ、私も史香ちゃんにもっていこう。ハーブ好きって言ってたし」


 ラベンダーには意外とたくさんの使い道がある。


 ポプリやサシェのように香りを楽しんだり、ドライフラワーとして見た目を楽しんだり。ハーブティーやアイスといったお菓子の材料に使われることもある。


 本来ラベンダーは常緑樹といって草ではなく樹木の一種なのだが、ハーブ同然に扱うことができ、その香りにはリラックス、精神安定、鎮痛などの効果があるとされてる。


 そのため、ラベンダーの香りをかぐとゆっくり眠れるらしい。アロマセラピーなどにも使われるのでただ香りを楽しんでストレスを和らげることもできる。


「そういえば椿原先輩、どうやってポプリを作るんですか?」


「……あ」


 考えてなかった、と椿原が口を開ける。椿原はあくまで防虫剤としてポプリを使うためにラベンダーを頼んだのであって、ラベンダーに特別詳しいわけでもない。ましてやポプリの作り方なんてわからないだろう。


 だがまぁ、知らないのなら知っていそうな人を探せばいいわけで。


「楠、知ってる?」


「…乾燥させて瓶に突っ込む」


「それだけ?」


「…本格的に作るのであればエッセンシャルオイルとやらが必要らしいですが、うちのはまごころがこもっていますからなくても全く問題ないです」


 となると、次にすべきは乾燥だろう。さすがにそこまでの量は必要ないだろうし、もう十分に収穫した。


「…風通しの良いところで自然乾燥させます」


 ラベンダーのポプリを作るのは意外と簡単だ。風通しの良い日陰で一週間ほど乾燥させ、花穂を取り外して瓶につめるだけである。


 これだけでも十分に香るが、ここにエッセンシャルオイルを垂らすとよりよく香るのだ。もちろん、楠はそんなことはしない。


「またはざがけかい?」


「…吊るすなり棚に干すなりですね。面倒臭いからじいさんとこにもっていきましょう」


 単純な乾燥ならば、楠よりおじいちゃんが適任だ。たぶん、ラベンダーの利用法ももっといっぱい知っているだろうし、ポプリ作りの面倒だって見てくれるだろう。おじいちゃんに任せておけば、だいたいどうにかなる。


「…風呂にも使えるらしいから、じいさん用にももっていこう。もう少し採ってからいきましょうか」


 それだけいって楠は採集に戻る。椿原と華苗も顔を見合わせてからそれぞれ作業に戻った。











「いやぁ~いっぱい採れたねぇ!」


 かごいっぱいのラベンダーをもって華苗たちは古家へと向かっている。


 椿原はホクホク顔だ。ラベンダーもそうだが、ついでにイチゴだのさくらんぼだのもいっぱい採ったのだ。これで喜ぶなって方が無理な話だろう。


 なんでも部活会議や麦の時に食べた味がなかなか忘れられなかったらしく、ずっと気になっていたとのこと。さすがに卵は遠慮していたが、果物は実においしそうに食べていた。


「それにしても、体中がラベンダーの香りでいっぱいですごいですよね」


 すんすんと華苗は腕を嗅ぐ。麦わら帽も、オーバーオールも、軍手でさえもラベンダーの香りに包まれていた。柔軟剤よりも遥かに柔らかくていい匂い。汚れてさえいなければ洗濯したてだと間違えたことだろう。


「男がこんな香りをまき散らしているのは初めて見たね、アタシ」


「…何か問題が?」


 男子高校生といえば臭いというイメージを大半の女子は持っている。それは椿原も華苗も例外ではない。


 体育後のにおいなんて特にひどいよね、と華苗は心の中でつぶやいた。汗臭いのもそうなのだが、形容できない男くさいとでも言うべき何かをかぎ取ってしまうのだ。土まみれ泥まみれのときはもっとひどいし、夏場はさらに地獄だ。


「これでもうちょい愛想がよければ言うことなしなんだけどねぇ……」


「ホント、先輩だって信じられないくらいいいにおい!」


 なのに、少し蒸していて暑くて土まみれな男子高校生だというのに、楠がまき散らしているのはラベンダーのいい香りだ。


 香水のようなきついものではなく優しい香り。

 優男ではなく人相の悪い顔つき。ギャップは激しい。


「華苗ちゃんもいいかんじだよね。麦わら帽子にラベンダーの香り。なんだろうね、この懐かしいような気分は?」


「ああ、なんかわかります。こう、麦わら帽子の素朴な感じっていうか……」


「……そだ、華苗ちゃん。ひまわりは好きかい?」


「好きっちゃ好きですけど……」


「ワンピースは?」


「?」


 唐突に問いかけられて、思わず華苗は首をひねる。椿原の言いたいことがよくわからないと表情で、全身で表現して見せた。


 それを見た椿原はますますにやにやし、小さい子供に問いかけるように言葉を紡いでいく。


「ひまわり畑をバックに麦わら帽子をかぶった白いワンピースの小さな女の子……。なんか、こう、ぐっとくるものがないかい?」


「いや、きますけど……」


「単刀直入に言う。モデルやんない?」


「私がですか!?」


「そーよ、やっぱ華苗ちゃんの体格じゃないと白いワンピースは似合わないと思うんだよ、アタシ。麦わら帽子も似合ってるし」


 ぐひひ、と椿原が手をわきわきさせる。目が本気だった。


 なんでも、文化祭で被服部はファッションショーもどきをやるらしい。


 しかし、服を作るのは被服部だが、それを着るのも被服部だとは限らない。服をもっとも着こなせる、モデルが必要なのだ。


「でも、それなら佐藤先輩のとこのシャリィちゃんのほうが……。赤毛のほうがかわいいですよ」


「でも、生徒じゃないし。だいじょぶ、黒髪も可愛い」


「いやでも、私かわいくないですし……


「そんなことないね! アタシの白いノースリーブワンピースを着こなせるのはちっちゃくて可愛い華苗ちゃんだけだ!」


「きゃっ!?」


 そして椿原に後ろから抱きつかれる華苗。速すぎてとても抵抗できなかった。ぽふんとラベンダーの香りと共に柔らかい感覚が全身を包む。


「ほら、腕にすっぽり!」


 にまにまと椿原が嬉しそうに笑う。華苗としてはなんだか納得がいかない。


 ようは、つまりは、ちっちゃいのがいいだけなんじゃないのか。いやまぁ、素直に嬉しくもあるのだが。


「楠先輩ぃ……」


 楠にアイコンタクトを送る。仮にも先輩ならば、少しは味方をしてくれるはずという思いを込めて。


 ちらりと華苗を目を合わせた楠は、軽くため息をつきながら言った。


「…子供は何を着てもかわいいものだ。悪いようにならんだろう。椿原先輩、よろしく頼みます」


「裏切りやがったっ!?」


 しかも子供扱いだ。


 やったね! と椿原が華苗を抱く腕に力を込める。これでもう、逃げられない。


 後で知ったことだが、楠は一年のころ体育祭の途中で切れた体操服を椿原に繕ってもらったことがあるそうだ。そうしてもらわなかったら、半裸で部活動リレーに出ることになったらしい。


 つまり、楠は椿原に恩があったのだ。最初から椿原には勝算があったのだ。


「いやぁこんな可愛い子をモデルにできるなんてアタシは幸せもんだよ!」


「なにもそんな大げさな……」


「おや、もしかしてモデルやりたくないかんじ?」


「ってわけじゃないですけどぉ……」



 ラベンダーの香りがする椿原に抱かれた華苗は、なんだか妙にどうでもよくなってしまっていた。こんなに気持ちいい体験が出来たのなら、モデルの一つや二つ、やってもいいかもしれないと思えたのだ。




20150929 文法、形式を含めた改稿。

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