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空腹なので蛇でも一つ

まずは飯だ。

だから都合よくあるわけないでしょう。

何もないのか?

だから城をでればいくらでもあるわ。でもこの中で食事をと言ったら自分で狩りをするぐらいしかないわ。

嘘だろう。やってらんねー。


二人は食料になりそうなもの探す。


これはどうだ?

カラフルなキノコを手に取る。

まあ、きれいな毒キノコ。食べたければどうぞ。

ちくしょう!


上を見、下を見るうちに札を発見。


030


頂き!


勇者仲間の横取りに会う。


こら待て!

お仲間ね。諦めて違うのを探しなさい。

ちくしょう! 分かったよ。


アキトは空腹で気が立っている。しかしそれはターキーも同じことである。


よしこっちだ。

アキトに任せ後ろをついていく。


よし今度こそ。


22の札


左端にエレベーター発見。

どうやら二つはセットらしい。


22階へ。


開けると二体のモンスターが襲い掛かってきた。


ヤバいぞ!

逃げましょう!


またかよ。これでもくらえ!

アキトの投げたアップアップの実を口にし動きが鈍くなった。


チャンス。

アキトの斧で切り刻む。


うぎゃあ!


二人はエレベーターの外へ。


参った。良い事を教えてやる。魔王のいる百階には行けない。

それだけじゃない。もう時間もない。あと五時間を切った。晩餐会までに姫を取り戻せねば本当に二人はゲームオーバーだ。誰でもいい姫を助けよ。それが唯一の条件だ。


エレベーターは行ってしまった。


おい五時間切ったてさ。

聞こえてるわよ。だから何? それよりも百階に行けないってどういう事?

知るか! とりあえず行こう。


うん?

脱走蛇が襲ってきた。

アキトに絡まる。


苦しい。

毒はないわ。頑張って。どこから逃げ出したのかしら。

いいから、その剣で切ってくれ。巻きついて敵わない。うぐ……

動かないで。慎重に。

早く!


たぶんこの蛇は城下町から逃げ出したものが住み着いたのね。この子一匹だけかしら。

そんなこと知るか! 早くしろ!


御免ね!

脱走蛇を切り刻む。


どう食べる?

ふー、助かった。よくやった。焼いてみるか。


どうやって?

火は?

あるわけないじゃない!

なら無理だ!


先に進む。


あー腹減った。

何回目?

仕方ないだろ。飯を食べてないんだから。


声がする。


おい、俺を呼んだか?

後ろからなにやら近づいてくる。


うん?

アキト!

アキト―!

アキト様!

アキトを呼ぶ声が大きくなった。


きゃあーアキト!

アキト!

アキト様!

後ろから五人以上の団体客。


敵か味方か?


えへえへへ。

何をへらへらしてるの! 敵の罠かもしれないのに!


俺のファンだ。そうに決まっている。

どこまでプラス思考なの。普通罠よ。


五人は名を呼びながら突っ込んでいく。

気を付けて! 触れた爆発する!

ははは、まさか。


何のためらいもなく突っ込んでいく様子は異常そのもの。アキトは壁際によりやり過ごす。

アキトのファンはそのまま行ってしまった。


ふう危なかった。

気を付けなさい! あんたにファンつかないから。


ふん、まったくやってらんないぜ! あれこれなんだ?

パンと果物を発見。


ラッキー。これで助かった。

二人で半分ずつ。

空腹は改善された。


食欲が満たされると……


いきなり抱き着いてきた。


ちょっと何するの!

違うって! お前を守ってやったんだろ?

嘘!

馬鹿! よく見てみろ。


え……

ボーガンの矢が音もなく飛んできた。

避けろ! 早く!

ちょっと本気?


二矢目がすれすれを通過。

連続で三矢目と放たれる。


くそ! 前進だ。

止まったのを見計らって前へ進む。


急げ! 

狙撃手を突き止める。


子供?

玩具を奪い取り説教をする。


危ないでしょう!

ごめんなさい。

村子供Ⓐを保護。


二度としない事を条件に許す。


えへへ。 反省してまーす。

仕方ないわね。


お詫びに良い事を教えてあげる。

ヒントだよ。十階と八十回に行ってみて。もしかしたら魔王のいる百階への手がかりがあるかもよ。これが札だよ。


010

080

二つの札をゲット。


城攻略に一歩近づいた。


じゃねー。

手を振る。


おい、こんなところにアップの実。

二人はアップの実を貪り食う。


例のごとく腹は満たされないがレベルアップした。


アキト レベル15

ターキー レベル13


とりあえず札をキープし新たな札を取る。

050


辺りを見回す。


次の分岐を斜めに折れる。


直ぐにエレベーターが現れた。

50階へ


                        続く



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