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拝み屋NIGHT・Curtain  作者: SHELLY・BOSS
6/20

#3.5 終わらない痛み

更新が遅れて申し訳ございません┏●


ガンプラが、作品を書くにあたってモチベアップになる事に気が付きました┏●



お楽しみ下さい┏●

ガチャッとドアが開いて、ボロボロの女性が入ってきた。


「いらっしゃいませ。ようこそNIGHT・Curtainへ。こちらへお掛け下さい。」


髪はボサボサで、何年も散髪した様子が無い。

顔には深く皺が刻まれ、その目には光が無かった。


「当店がどのような場所か、ご存知でいらっしゃいますか?」


「えぇ。どんな事をしてくれるかも知ってるわ・・・あの男を殺してちょうだい。」


「承知致しました。担当の者を呼んできますので少々お待ち下さい。」


*********************


店の奥へ行き、階段を上がり居住スペースに行った。

ソファーで気だるそうにしている女に声をかける。


「仕事だ。下に行って片付けてこい。」


「随分、機嫌が悪いのね〜?何かあったの〜?」


「お前向きの客だ。少し覗いただけで反吐が出る。」


「あら、そ〜う?まぁ、さっさと片付けてくるわね〜。」


*********************


「いらっしゃ〜い。アタシが担当の()()()よ〜。アナタの恨みはアタシが晴らしてあ〜げる。」


「あの失礼ですけど・・・」


「分かってるわよ〜。でもアタシに任せなぁ〜。アンタを騙したアイツは許さねぇから〜。」


「お、お願いします!」


「いい子ね〜。そうそう、人を呪わば穴二つって知ってるかしら〜?」


「覚悟の上です・・・」


「それじゃあ・・・・・・・・・・・・ゆっくりお休みなさい。」


*********************


チッ!

また、サツに捕まりやがったか・・・

あのアマ俺の名前出しやがって・・・

クソッ!ガキ産ませたアイツからもっと慰謝料、取っときゃ良かったぜ・・・


ピンポーン♪


「はいはいはい。セールスは要らねぇよっ・・・・・・・・」


*********************


「結婚詐欺に、薬までやってる割には質素な暮らしね〜。おかげで魂は腐って美味しそうだけど〜。」


「こ、ここはどこだ!おいテメェ!なんの真似だ!」


「アタシに話しかけてるの〜?汚い蛆虫風情が〜?」


「んだと?俺にそんな口聞いて、ただで済むと思うなよ!」


「ただで済まないのは〜お前の方だぁ〜。」


*********************


「次はいつ会えるの?私、もっと貴方と居たいわ。」


「ん?あぁ。いつだろうな・・・そんなに俺の事が好きなのか?」


「もちろんよ!貴方と居るだけで幸せよ!」


「ありがとな。俺も愛してるぜ。」


この会話・・・前に何処かで・・・


「愛してるのに騙したのね・・・ひひひひひっ!」


「お、おい。大丈夫か・・・?」


「ワダジヲ・・・アイジデダノニ・・・ヒヒヒヒヒッ!」


「ひぃ!や、止めてくれ!」


「ワダジハ・・・アナダド・・・イッジョニ・・・」


「う、うわぁぁぁぁぁぁ!」


*********************


「あれ・・・ここは確か、ガキと住んでた・・・」


「ねぇ、あなた・・・私、また薬が欲しくなったんだけど・・・」


「へ?あ、あぁ。ほら、新しい薬だ。」


「ありがトウ・・・アナダダゲガ・・・ワダジノ・・・ダンナザマヨ!」


「ひぃやぁぁぁぁぁぁ!」


「怨み恨んで蜜の味〜・・・自らの行いを知り我が糧となれ〜!」


*********************


「戻ったわよ〜!」


「客の女性は、ちゃんと札にしたんだろうな?」


「失礼ねクロ〜。はい、コレよ〜。」


「姦姦蛇螺の札か・・・上物だな。」


「そりゃそうよ〜。何人もの女と、あの男の魂なのよ〜。上物じゃないとアタシが困るわよ〜。」


「片付けたなら文句は無い。」


まだまだ札が少ないな・・・

俺の顔剥ぎ(かわはぎ)

アカの構い太刀(かまいたち)

ブルーの姦姦蛇螺(かんかんだら)

新しいのは3枚だけか・・・


まだまだ人間界には、世話になりそうだな・・・

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