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拝み屋NIGHT・Curtain  作者: SHELLY・BOSS
2/20

#1.5 顔皮・・・

復讐します・・・


.0 が店を訪れ、.5 で復讐します。

この先、このようなタイトルで行きますので┏●


お楽しみ下さい┏●

夜中の2時に開店し、広告等は一切無く、予約も無ければ常連も居ない店・・・


拝み屋NIGHT・Curtain

必要とする者あらば、彼の地の路地裏に開店し願いを叶える・・・


そんな噂があれば誰かが確かめようとするが、何処にも見つからない。

発見者のネット投稿も無い。

都市伝説の様な店だった。


*********************


「見つけた・・・ここがNIGHT・Curtain。ヨシ・・・」


僕は気合いを入れて、中に入った。

黒を基調としたオシャレな内装で、バーカウンターがあった。


「ようこそ。NIGHT・Curtainへお越しいただきありがとうございます。店長のクロと申します。こちらへお掛け下さい。」


名前の通り、髪も目も服も、全部真っ黒な店長だった。

僕はカウンターに座りながら、他の従業員が居ないか周りを見渡したが、誰も居なかった。

2階に居るんだろう・・・さっきからパタパタと足音が響いている。


「お客様は当店がどんな場所か分かっておいで、でしょうか?」


「は、はい。ネットで見たんですけど・・・怨みを晴らしてくれるって。」


「概ね間違っておりません。失礼しました・・・では、お客様の怨みをお聞かせ下さい。」


僕は彼女の事を話した。

僕が感じた事、彼女に抱いた怨み、憎しみ、殺意・・・


「分かりました。その怨み私が晴らしましょう・・・お客様。最後に1つだけ・・・人を呪わば穴二つ。知っておられますか?」


「聞いた事があります。人を呪ったら後々自分にも帰ってくるとか・・・」


「えぇ。お客様にその覚悟は、ございますか?」


「覚悟・・・・・・はい!アイツを・・・殺してください!!」


「承知しました・・・お任せ下さい・・・」


僕は店長の言葉を聞いて、気が遠くなった・・・・・・


*********************


(今日も良い人、居なかったなぁ・・・私ってそんなにモテないのかしら?)


某県某所・・・

昼下がりの陽気な日だった。

私は子供を昼寝させて、ネットサーフィンを楽しんでいた。

すると急に天気が悪くなってきて、空が暗くなり始めた。


(もぅ。洗濯物、取り込まないとじゃない。)


私は気付かなかった・・・

傍で寝かせた子供が居ない事に・・・


*********************


見渡す限り何も無い、赤黒い世界に立っていた。


「何よココ?何処なの?」


「ようこそNIGHT・Curtainへ。」


「誰よアンタ!私はベランダに出たハズよ!」


「そうですか・・・私には関係無い事です。」


「何なのよ!家に返してよ!」


「は?無理です。貴女には、死んで貰いますから・・・」


足元が黒くなり、グチョ・・・グチョ・・・と嫌な音が響く。

ナニかが私の足を掴んで、その姿を現した。


「ひ、ひぃぃ!」


「驚かないで頂きたい。私の可愛い仲間ですから。」


人の形をしているが、爪が異様に長く、目は空洞で、鼻が無く、歯が無い暗い口があった。


「ご紹介しましょう。皮剥ぎさんです。」


「ヤット・・・アエタ・・・オマエノコト・・・ボクハ・・・ユルサナイ!!」


「やっ、だ、誰なのよ!」


「貴女に顔写真を投稿された彼ですよ・・・貴女に怨みを抱いて居たので、直接復讐をさせてあげようと思いまして・・・フフッ。」


「何笑ってるのよ!やめて!私の事好きじゃなかったの?」


「オマエ・・・キライ・・・シネ・・・ボクノココロ・・・コワレタ・・・シネ・・・シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ・・・ジィィィネェェェ!!!」


「怨み恨みんで蜜の味・・・自らの行いを知り我が糧となれ・・・」


*********************


数日後・・・

子供の鳴き声で、近所の人が通報し、彼女が見つかった。

リビングのソファーで座り、スマートフォンを握り締め、顔の皮膚を、ごっそり剥ぎ取られ、目玉が零れ落ち、骨まで見えた状態で・・・


*********************


「今回の女、美味かったか?」


「あぁ。男に縋り捨てられた絶望の味と、自分が地獄に落とした男の味がアクセントになって・・・悪い魂だったよ。」


「さすがクロね。趣味が悪いわよ〜。」


「俺にとっては褒め言葉だ。お前らも、そろそろ仕事しろ。俺ばかりで疲れる。」


人を怨む時、その店が姿を現す・・・

魂を喰い、怨みを晴らす・・・

面白い!もっと見たい!

と、思った方。

是非、下の☆マークを押してください┏●

でないと・・・作者の恨みでクロが貴方の元へ・・・


ナンチャッテ(*⌒▽⌒*)

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