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A CRISIS (接触戦争)  作者: 松由実行
第二章 絶望と希望
53/405

Appendix SS2; 主要登場人物リスト

 CRISIS 登場人物リスト

 

 UpDate: 20200522

 

 第二章まで

 

 

 

■ 水沢 達也 (Tatsuya Mizusawa)

 シンガポール生まれ、シンガポール育ちの日本人。父親が仕事の関係でシンガポールに長く駐在していたため。長期休暇の時に父母の実家(祖父・祖母の家)に遊びに行ったくらいしか日本に行ったことが無い。

 家は、タンピネスblock264にあるアパートメントの42階。

 日本人学校には通わず、イーストコーストにあるインターナショナルスクールに通っていた。日本語、英語、マレー語に堪能。タミル語、北京語、福建語を多少理解出来る。

 ゲームオタクだったが、父親に勧められて始めたサッカーも得意。ゲームオタクの反射神経、判断力と、九十分間フィールドを走り回る体力を兼ね備えたハイブリッドなオタク。(笑)

 ファラゾア来襲(Battle of Esplanade)によりシンガポール国民のほぼ全員が難民となり、この時幼なじみのシヴァンシカと共にタイの難民キャンプに脱出。シヴァンシカの身に危険が迫ったとき、初めての殺人にもかかわらず反政府ゲリラを躊躇いも無く撃ち殺したという結構怖い性格もしている。

 シヴァンシカが父親に引き取られた後にシンガポール軍に入隊するが、国籍の問題等あり、部隊配属でいきなり国連軍に出向となった。教育隊時代からパイロットとして類い希な才能を見せている。というか、超エース。

 初任地はベトナムのバクリウ航空基地。

 

 

■ パナウィー パタナシリロイ (Panawee Pattanasiriroy)

 タイ人。女。黒髪直毛、黒眼。少しきつめの顔で美人。

 バクリウ基地配属の国連軍航空隊4287TFSのB中隊長、兼B1小隊長。大尉。達也の直接の上官。

 案外冗談の通じる砕けた性格で、作戦中以外は結構普通のどこにでも居るノリの良い女の子な性格をしている。アランとの掛け合い漫才は殆ど名物。

 戦闘機を操らせると凄まじい腕前を持っており、バクリウ基地でも一二をあらそうエース。その為「バクリウの女皇(Empress of Bak-Liew)」の異名を持つ。

 パナウィーが女皇と呼ばれるので、部下のアランと達也は「ロイヤルガード(Royal Guard)」と呼ばれることに。また、この三人で構成される4287B1小隊は「デルタサーカス(Delta Circus)」と呼ばれることも。

 フィリピンのニノイ・アキノ空港を起点としたカリマンタン島攻撃作戦「Island Tightrope」にてMIA。

 

 

■ アラン マクダネル (Alan McDonel)

 シンガポール人。男。白人。濃茶髪、茶色眼。

 バクリウ基地国連軍航空隊4287TFS所属。少尉。パナウィーの部下。達也の僚機。

 冗談好きの超砕けた性格。夜の街をうろついているちょっと不良入った小僧、という感じ。案外面倒見は良い。

 そこら辺のゴロツキと変わらないような態度と喋り方だが、戦闘機を操る腕前は相当なもので、パナウィーの無茶な機動に難なく付いていき、被撃墜率も極めて低く、スコアも高い。

 フィリピンのニノイ・アキノ空港を起点としたカリマンタン島攻撃作戦「Island Tightrope」にてMIA。

 

 

■ フランシス チェン (Francis Chen)

 インドネシア人(華僑)。男。

 バクリウ基地国連軍の整備兵。殆ど達也専属となる。ちょい悪オヤジっぽい。

 整備兵としての腕は悪くなく、日本軍に指導を受けながらも達也の四〇式零改を完璧に整備してみせる。

 

 

■ 大下 圭司 (Keiji Ohshita)

 日本人。高島重工業航空機事業部設計開発部所属。

 飛行機オタクのメカオタクのマッドエンジニア。(笑)

 超高性能の飛行機を作ることと、自分の「作品」がファラゾアに対して無双する事以外には殆ど興味が無いらしい。

 パイロットは戦闘機の性能を低下させる部品、とか考えてるフシがある。

 

 

■ 逆井 敦 (Atsushi Sakasai)

 日本人。国立重力研究所人工重力理論部主幹研究員。

 国際プロジェクト Project "Lolium Multiflorum"による人工重力発生器の解析・開発を担当する日本の、当該研究の中心人物。

 もともと高エネルギー研で統一場理論研究を行っていたが、同プロジェクト発足とともに日本が人工重力発生器開発の担当に抜擢された。

 いかにもな研究者であり、研究に没頭するとメシ抜きでも七十時間程ならば問題無く連続稼働出来る。但し煙草は必要。煙草が切れると一時間以内に活動限界を迎えるヘビースモーカー。

 

 

■ ヘンドリック ケッセルリング (Hendrick Kesselring)

 ドイツ人。男。白人。淡茶髪、青灰眼。

 元々ドイツ外務省勤務の官吏だったが、EUへと出向になり、EU INTCen(欧州連合情報活動分析センター)に勤務していたときにファラゾアの来襲があった。

 情報局関連の仕事に才能を見せたため、そのまま引き続きEU INTCenに勤務することとなり、次第にファラゾア関連の機密情報を取り扱う担当責任者に。(この場合の「機密情報」とは、ヤバくて世間に公表できない事実を指す)

 統括する欧州連合情報活動分析センターファラゾア対策第三班が、ストラスブール郊外の工業地帯にある廃倉庫に移設されると同時に同所に移動。その立地から、第三班は「倉庫」の通称で呼ばれる、ファラゾア関連全般のヤバい情報を扱う諜報組織となる。

 「倉庫」初代局長。

 

 

■ シヴァンシカ シリビスワサン (Shivanshika Siri-biswasan)

 達也の幼なじみ。女。黒髪直毛、黒眼、少し浅黒い肌。同じアパートメントの38階に住んでいた。

 インド人学校には通わず、達也と同じインターナショナルスクールに通っていた。

 英語、ヒンディー語、タミル語、マレー語に堪能。福建語、北京語は少し。

 ファラゾア来襲(Battle of Esplanade)時に達也と共にシンガポールを脱出、共にタイの難民キャンプへ。二年後、父親が迎えに来たことで、達也と離れコルカタの親戚の家に身を寄せることになった。

 

 

■ 実田 源二 (Genji Saneda)

 日本人。日本海軍312飛行隊長。中佐。(空母「きい」航空隊長)

 もともと航空自衛隊に勤務していたが、自衛隊が日本(防衛)軍に変わるに当たって配備された空母「きい」に配属され、そのまま海軍航空隊に転籍となった。

 日本海でロシア海軍と合同で実施されていた演習に参加している時にファラゾアの来襲があり、ノーラ(シベリア)に降下したファラゾアを撃退するために特別支援部隊としてロシアに派遣された。

 そのままハバロフスク中央空港ツェントラリニ・エアロドロムに留め置かれて在ロシア特別支援部隊の隊長となった。

 シベリア派遣中に大佐に昇進。

 帰国後、高島重工業に出向し、テストパイロット兼システム開発アドバイザーとなる。

 

 

■ 若林 佑一 (Yuichi Wakabayashi)

 日本人。日本海軍312飛行隊所属。中尉。

 実田の部下。実田と同じく航空自衛隊からの転向組。

 少し冷めた落ち着いた性格。但し嫁と娘の話をするときは別。宇宙一可愛い娘と、世界一美人な嫁、らしい。(若林談)

 シベリア派遣中に大尉に昇進。

 

 

■ 長谷川 広明 (Hiroaki Hasegawa)

 日本人。日本海軍312飛行隊所属。中尉。

 実田の部下。ツェントラリニ・エアロドロム内に店を出しているハバロフスク市内のパン屋の看板娘マリーナちゃん(金髪碧眼巨乳)に片想いするも、実は既婚者で子持ちと分かりorz。

 シベリア派遣中に大尉に昇進。

 

 

■ 水沢 毅 (Takeshi Mizusawa)

 達也の父。某大手日系商社に勤めており、シンガポールに十五年間駐在している。

 オフィスはMRT東西線のタンジュン・パガール駅近くにある高層ビルの中にある。

 若い頃はラグビーに熱中し、就職してからはアウトドア好きに。

 ファラゾア来襲(Battle of Esplanade)時、達也に電話を掛けたのを最後に行方不明。

 

 

■ 水沢 真理江 (Marie Mizusawa)

 達也の母。専業主婦。特にメイドは雇っていなかった。

 達也の父、毅と大学時代に知り合い、毅のシンガポール赴任を機に結婚した。

 ファラゾア来襲(Battle of Esplanade)時、タンピネスに着弾したファラゾアミサイルが住んでいたアパートメントをほぼ直撃しており、それ以来行方不明。死亡しているものと推定。

 

そろそろ要求がありそうなので、二章までの登場人物紹介です。

生きていてもこのリストに登場しない人は、この後登場することは余りないかも。出てきてもチョイ役とか。

・・・気が変わるかも知れませんが。

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