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A CRISIS (接触戦争)  作者: 松由実行
第八章 Base Deffence (基地防衛)
173/405

2. シルクロード


■ 8.2.1

 

 

 達也達が大下に出会い新型機を受け取った青島(チンタオ)から本来の配属先である哈密(ハミ)に戻るのは、民間の航空機が全世界的に存在せず、そして国連軍の駐留を全面的に受け入れた新生中華連邦の上空において、実は酷く簡単な航路である。

 青島を出て針路27(西)に取り、蘭州(ランチョウ)に到達したら針路31(北西)に変更する。そのまま真っ直ぐ1100kmほど飛べば、タクラマカン砂漠の北東部、天山山脈の東端に位置し、ゴビ砂漠とタクラマカン砂漠の境に存在する地方都市、哈密(ハミ)に到達する。

 ハミ航空基地は、哈密市街地中心部より約20kmほど国道沿いに南下した場所にある。

 ゴビ砂漠の影響を強く受けた、荒涼とした礫砂漠のど真ん中に巨大な航空基地が突然現れるため、ビーコンなど無くとも数十km以内から見逃すようなことはあり得なかった。

 

 ただこの航路を取ると、途中蘭州、張掖(チャンイエ)酒泉(ジウチェン)武威(ウーイー)といったシルクロードで有名な都市の上を通り、観光名所を巡るには最高の航路―――高度数千mから観光名所の詳細を見ることが出来るならば―――となるが、ハミ降下点から800kmしか離れていない酒泉を通り、700kmしか離れていない哈密まで、ハミ降下点から広がるファラゾア勢力圏の外縁部に沿うように飛び続ける事となり、常に敵襲あるいは敵からの遠距離狙撃の危険を警戒しながら1000kmも延々と飛び続ける事となる。

 

 それが嫌なら、青島を出てすぐに針路28に取り、銀川(インチュワン)を越えたところで針路32に変更してモンゴルとの国境域のゴビ砂漠を抜け、北東側から哈密に接近するルートを取れば良い。

 延々と黄土高原とゴビ砂漠の荒涼殺伐とした風景を眺めて進む羽目になるが、飛行距離も殆ど変わらず、ハミ降下点から常に900km以上の距離を保てるために安全性は大きく向上する。

 

 当然達也達は後者の航路を取った。

 最新鋭機を受け取ったとは言え、まだ機体挙動に慣れていない乗り換えたばかりの機体でわざわざ接敵の可能性が高くなる航路を選ぶ理由など無かったからだ。

 特にハミ降下点については、周辺に駐留する戦闘機群の活動が他の降下点に較べて比較的活発であり、RAR(武装巡廻偵察)時などに接敵し交戦する事例が多数報告されているとあれば、尚更であった。

 

 ハミ降下点におけるファラゾア戦闘機械群の活発な動きについては、降下点から僅か600~700kmという近距離にトルファン航空基地、ハミ航空基地というそれなりに大きな地球人類側の拠点が存在する事が挙げられる。

 同様の距離に地球人類側の航空基地があるシベリアのノーラ降下点と、それに対するハバロフスク航空基地、或いはコムソモリスク・ナ・アムーレのフルバ空軍基地なども、やはりファラゾアの活性化度の高い激戦区となっている事を考えれば、前述の解析結論は妥当なものであると言える。

 特にトルファン航空基地など、他に例を見ない程にファラゾア降下点に接近(600km)しているため、そういう意味では極東ノーラ降下点以上の激戦区となり得ると言って良かった。

 

 また両基地共に中国共産党政府が崩壊した際に、一時的に地球人類側勢力が低下し非常に手薄な状態となり、ハミ降下点から広がるファラゾア勢力圏下に飲み込まれる寸前であったところを、その状況に対して誕生直後であるにも関わらず素早く対応した民主化後の新生中国政府である中華連邦政府と、その中華連邦政府からの支援要請を受けて可能な限り最速にして最大の支援を送り込んだ国連軍によって、どうにか敵を撃退し立て直して地球人類側の最前線基地として存続させることに成功した、という少々特殊な過去を持つことも関係しているものと考えられている。

 一度ファラゾアに占領された基地が地球人類側に奪還された例は多くないが、いずれの場合も、一時的に地球人類側が奪還に成功したとしても、その後比較的短期の内にロストホライズンを含むファラゾアの大攻勢が発生し、例外なく奪還した基地を再度敵に占領され、さらにはファラゾア勢力圏が奪還前よりもさらに広がるという結末となっている。

 

 トルファン基地、ハミ基地ともに完全にファラゾア勢力圏に飲み込まれたわけではないが、それは地球人類側の解釈であり、ファラゾアとしては両基地を既に手中に収めていたつもりになっていたのかも知れなかった。

 そうであれば、従来のファラゾアの動きから考えれば、両基地を奪還するための大攻勢が必ず発生するものと予想出来る。

 実際国連軍は、両基地に対するロストホライズンを含む大攻勢が近いうちに必ず発生するものと考えており、両基地に多くの航空戦力を投入し、またここ数年で開発された基地防衛用の対空兵器を両基地の周りに数多く配置していた。

 その様にして両基地がハリネズミの様に武装し、ハチの巣の様に常に航空機が周りを飛び回り警戒する態勢が取られて、ほぼ一年が過ぎようとしていた。

 

「3852A2、チョンインA2、こちらチュゥウー05。風で少し流されているぞ。針路左2度修正。」

 

「チュゥウー05、こちらチョンインA2。左2度修正。助かる。ありがとう。」

 

 銀川を越えて針路を北寄りに変更し、眼下に延々とたなびくゴビ砂漠の砂塵を眺めながら飛び続ける達也達三機に、管轄のAWACSから針路修正の指示が入った。

 既に地球側の戦闘機や輸送機の多くは重力推進(GPU)を導入しており、AWACSの搭載するGDDで遠距離からパッシブ探知する事が可能となっている。

 達也自身GDDが処理する前の重力波生データを見たわけでは無いのだが、ファラゾア戦闘機が搭載する重力推進器と地球側航空機が搭載するそれとでは波形が異なる為、容易に敵味方を区別することが可能なのだという。

 

 それはつまり、ファラゾア側においてもGPUを使用した地球側の戦闘機の動きについて、地球人類が持つ物よりもより精度の高い探知が可能であろうと推測できる。

 地球人類側も重力推進を使い始めたことで、これまで以上に遠距離から敵に探知されるのではないかと、達也は危惧したが、すぐに杞憂である事に思い至った。

 これまで重力推進を使っていなかった頃も、敵艦隊は遙か上空の宇宙空間からこちらの動きを掴んでいたのだ。

 

「チョンインA2、お家に帰るなら気をつけろ。ハミ降下点の敵重力反応に活性化が見られる。」

 

 AWACSの突然の爆弾発言に、達也はHMDの下で顔を顰める。

 現在の達也達の機位ではハミ降下点まで1000km以上有り、いかな最新型のスーパーワイヴァーンとは言えどもそれは戦闘機の探知能力外であった。

 

「敵の攻勢か? まさかロストホライズンじゃないだろうな? 敵艦は来てるか?」

 

 ロストホライズン時に必ず敵艦が上空に現れるわけではなかったが、逆に敵艦が現れたならそれは確実にロストホライズンであるという指標となる。

 

「・・・いや、宇宙(うえ)には何もいない様だ。まあそうは言っても、奴等の戦艦は一瞬で現れるんだがな。今のところは居ない。それに、降下点付近の活性化もせいぜい三千機程度だ。ロストホライズンじゃ無いだろう。それでも大変なことに変わりは無いが。」

 

 自惚れでは無く、達也は自分とその率いる小隊がハミ基地にとってそれなりに大きな戦力であるという事を自覚している。

 まだ挙動を掴みきれていない新しい機体ではあるものの、急行して戦いに参加すべきかどうか一瞬逡巡した。

 

「テレーザ、ジャッキー、行くぞ。チュゥウー05、ここから最短でハミ基地に向かう。針路をくれ。」

 

「え? 待ってよ、まだ新しい機体に慣れてない。」

 

 テレーザが抗議の声を上げる。

 当然だろう、と達也は思った。だが、まだ甘い、とも。

 出発前に機上でマニュアルには一通り目を通してきた。

 マニュアルを読んだからと云って機体を使いこなせるわけではない。

 しかし慣れていない機体だろうが、片翼が折れた機体だろうが、敵は襲いかかってくる。

 尤も今の場合、慣れていない機体で達也達の方が襲いかかろうとしているのだが。

 

「慣れろ。敵はこっちの事情など考慮してはくれん。」

 

「そんな。」

 

「上官の要求が鬼畜過ぎる件について。」

 

「チュゥウー05?」

 

「あー、隊内の意見統一は終わったか? ちなみにそこからハミ基地への最短コースは、方位28で約800kmだ。」

 

「方位28、距離80。諒解。サンクス、チュゥウー05。チョンインA2、針路28、高度400、速度M4.0。続け。後れるな。」

 

 達也はスロットル上にあるAGG出力ダイヤルを最大に回し、スロットル位置を変えずに前に倒した。

 同時に操縦桿を引き、急角度で上昇を始める。

 機体は60度もの角度で上昇しつつ、急加速して一瞬で音速を超え、さらに加速し続ける。

 ジェットエンジンでは絶対に真似の出来ない機動だった。

 これだけの無茶苦茶な機動をしても、コクピット内は無重力に保たれている。

 

 一瞬後れて、テレーザとジャッキーの乗った機体が、達也の機体の後を追って上空へと駆け上る。

 なんだかんだと言いながらちゃんと付いてくる僚機の青いマーカーを振り返り、達也は満足そうに鼻を鳴らす。

 高度40000mであれば、M4.0を出しても機体への負担は大きくないだろうと踏んだ。

 余り高度を上げすぎると、万が一ファラゾア艦が現れたときに真っ先に狙い撃ちにされる危険があるが。

 

「基地まで10分ある。遅れなければどんな動きをしてもいい。機体に慣れろ。」

 

「こんな高空の空気の薄いところで。しかもこんな非常識な速度で?」

 

「空気の濃いところで低速で飛ぶのと、空気の薄いところで高速で飛ぶのと、似た様なものだ。死にたくなければ、どうにかして慣れろ。」

 

 そんな筈は無い事は自分でも分かっている。無茶苦茶な要求をしている事は自覚していた。

 しかしそれがどうしたというのか。

 自分達が機体に慣れるまで敵が襲撃を待ってくれる訳ではない。達也自身も、彼女達がのんびり習熟するのを待つつもりも無かった。

 

 背後でテレーザとジャッキーの機体が複雑に動き始めるのを感じた。

 達也は取り立てて特別なものが表示されているわけでもない前方を眺めている。

 前方にはNAV F(ナビゲーションポイントF)が表示されており、これはハミ基地の場所を示している。

 劉家台航空基地出発前に設定した幾つかのナビゲーションポイントの最終目的地だった。コースを変更したため、残るD、EのポイントをスキップしてFを直接目指す様に設定し直したものだ。

 

 キャノピーの外に視線を向けると、赤みがかった黄土色に染まる大地が遙か丸い地平線の彼方まで続いており、その上を白く霞む大気圏が朧に包む。

 風で巻き上げられる砂塵の霞も、まばらに浮く白い雲も、人間が呼吸可能な地球大気の大部分も、全てが遙か下に存在する。

 上を見上げれば、キャノピー越しに暗い星空が見えた。

 白い三日月が昼の星空に妖しく柔らかく光る。

 今居る場所が、数年前まででは考えられないほどの高空である、40000mという高度である事を実感する。

 この高度では空気が薄すぎてフュエルジェットは殆ど役に立たないため、ジェットエンジンは停止している。

 そのため轟々と云う聞き慣れたタービンの音はせず、ただ地表の僅か3%程度しかない気圧の大気を、M4.0という非常識な速度で切り裂く風の音だけが機体を伝って聞こえてくるだけだった。

 

 しばらく動き回り、テレーザとジャッキーが再び達也の後ろに付いた。

 

「タツヤ、あなたは慣れておかなくて良いの?」

 

 テレーザの質問ももっともな話だと達也は思う。

 ただ、劉家台航空基地で最初にこのコクピットに身体を沈めたとき、感覚的に尻が馴染んだ。この機体なら、思いのままに操れると思った。

 理由としては余りに曖昧で薄弱な、論理的な根拠の無いものだったが、次から次へと色々な機体を乗り換えてきた中で、第一印象で「尻の馴染む」機体とは上手く付き合っていける事を、極めて感覚的な理由ではあるが、経験上達也は理解していた。

 

「俺は大丈夫だ。ワイヴァーンは乗り慣れている。新型機への機種変更も慣れている。この機体なら上手くやれる。」

 

「そうなの? 強がり言って、墜とされないでよね。」

 

 テレーザが呆れ声で返す。

 

「中尉はワイヴァーン長かったのですか? 私は雷火しか乗ったことがないので・・・」

 

 ジャッキーは、元々人民空軍でヘリパイロットであったところ、中国の民主化により人民軍が形式上解体され、新生中国軍として組織し直された時に国連軍への出向を命じられたという経緯を持つ。

 国連軍に配属され、例によってパイロット適性検査を受けた結果戦闘機パイロットとしての高い適性を示し、また特にGPUを搭載した戦闘機の操縦に非常に高い適性を示したのは、元々動きが似ている回転翼機のパイロットであったからであろう。

 つまり、ジャッキーの国連軍の経歴は二年弱程度でしか無く、搭乗経験のある機種も極東地域で主に用いられている雷火のみであった。

 

「大丈夫だ。基本は変わらない。雷火よりももう少し機動力が高いだけだ。」

 

 世界中のほぼ全ての航空機製造会社がプロジェクトとしてのMONECに参画しており、その為操縦桿やスロットル、各種ボタンの位置や形状、システムの操作性などパイロットとのインターフェースとなる部分について、多くの部分で統一化が図られていた。

 それはMONECに参画している高島重工業が開発した雷火も同様であり、操縦桿やボタン或いはスイッチの位置形状など、細かな改善によって変更されているところもあったが、概ね似た様な形状で同じ様な場所に配置してあった。

 特に派生元のワイヴァーンと較べても、スーパーワイヴァーンは同じ配置や構成を意図的に残しているところが多く、それもあって達也の根拠の無い自信に繋がっているのだった。

 

「チャオリエ、聞こえるか。こちらチョンインA2。現在高度400でハミ基地に接近中。」

 

 ハミ基地までの距離が200kmを切ったところで、達也はその空域を管制しているAWACS隊である3021ACSチャオリエに呼びかけた。

 

「チョンインA2、こちらチャオリエ04。久しぶりだな。どこかで野垂れ死んだかと思ってたぜ。」

 

「色々あってな。帰して貰えなかった。帰ってくる途中で、崑崙山脈の方が騒がしいとチュゥウーから聞いたんだが?」

 

「ああ、3000機ほどお出かけの支度中らしい。こっちも歓迎パーティーの準備中だ。」

 

「面白そうなことやってるじゃないか。俺達もそのパーティーに混ぜろよ。新しい服が手に入ったんだ。」

 

「いいねえ。大歓迎だ。パーティーは賑やかなほど良い。Zone4-04に空席がある。直接現地入りか?」

 

「その予定だ。着替えは済ませてきた。」

 

「オーケイ。派手にやってくれ。グッドラック。おニューなドレスをあんま汚すんじゃねえぞ。」

 

「諒解。誘導感謝する。」

 

 達也は小隊内の通信に切り替えた。

 

「聞こえたか。Zone4-04だ。このままの高度で突っ込んで行って上から突入する。突入前に300mmを試す。パワー充填しておけよ?」

 

「やっぱりやるのね。まあ、何とかなるか。」

 

「上官の要求がやっぱり鬼畜な件について。」

 

 なんだかんだと言いながら、結局達也に付き合って居るのだから、この二人の肝の据わり様も大概だろう。

 しかしその達也は、二人の応答など余り聞いておらず、意識は既に前方の敵の動きにある。

 敵はまだZone4まで進出してきていなかった。

 味方機がZone4からZone5に広く分布してHMDの中に大量の青いマーカーをばら撒いているのは、味方機だ。

 HMDに表示されるマーカー色で分かる。

 速度を落としZone5に接近したところで、GDDに敵の反応が現れた。

 いつも通り、M6.0程で高度10000m前後を一気に移動し、地球側の戦闘機隊の眼前に突然現れる。

 

「エンゲージ。敵機Zone4境界線に出現。300mmレーザー用意。」

 

 GPU関連の操作系を設置しなければならなかった関係上、スロットル上面から場所を追い出された武器選択ダイヤルはそのまま廃止され、コンソール上に移った武器選択メニューが表示される。

 戦闘中に武器選択がかなりやり難くなるというデメリットはあるが、固定武装のレーザーを中心に使用してドッグファイトを行う今の一般的スタイルでは、そもそも武器切り替えが戦闘中に殆ど発生しないので問題は無い。

 コンソール上の武器表示で、機体中央に重なって表示されている300mmレーザーを指先で押す。

 

 モータの動作音がして、機体下面からバレルがせり出したのが分かる。

 

「まず俺が撃つ。次に三秒後にテレーザ。さらに三秒後にジャッキー。さらに三秒後は俺。いいか?」

 

 二人の返事を確認する事も無く、達也は機首を敵に向けた。

 狙いはシステムが勝手に付ける。

 

「チョンイン04、FOX3。」

 

 二人がタイミングを計りやすい様に、攻撃を口に出してコールした。

 酷く久しぶりにコールを口にした様な気がした。


 いつも拙作お読み戴きありがとうございます。


 最近とある理由から、ローカルのエディタとオンラインのエディタを使い分けているのですが。

 オンラインのエディタでは出せる色々な文字(ヨーロッパ言語のウムラオトとか、中国語簡体字とか、ハートマークとか)は、当然ローカルのテキストエディタでは使用できず。

 思わぬところに文字化けが発生したりして、後で見つけて焦ります。

 常にオンラインエディタ使えば良いだけなんですが、オフラインじゃ使えず。Google Docsは色々機能が足りなくてイマイチ使いにくいし。

 日本語FEPとの親和性が良く、常に文字数が確認でき、オンラインストレージに対応し、Chrome上で動作して、オフライン動作可能で、インデント機能がある。

 要求はたったそれだけなんですが、それを満たすオンラインエディタがない・・・

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