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75.エピソード 晩秋の頃

ご無沙汰しております。投稿再開致します。

 ヘレアは室内訓練場の入口に立ち、アレラの戦闘訓練を見守っていた。

 ここは山をくり抜いたドラゴンの巣である。


 アレラの修行が始まって以来、メリレエ王国の王都に滞在するエレヌ達へ竜王であるゴロドが直々に修行の様子を伝えに来てくれていた。

 というよりはアレラの保護者であり、かつゴロドにとっての養女であるエレヌを、ゴロドは毎日可愛がりに来ているのだ。


 しかしとうの昔に成人しているエレヌからすれば、煩わしいだけのようだ。

 極端に構い過ぎてエレヌの反感を煽っていることに、ゴロドは気付いていない様であった。


 一方ヘレアはというと、アレラに会わせろと何度もゴロドに攻撃を仕掛けた。

 それが功を奏したのか、ヘレアはドラゴンの巣に居候してアレラと一緒に修行を受けるようになったのである。


 そうして修行は続けられ、秋の半ばにアレラは十三歳となった。

 ヘレアが青色の瞳を輝かせアレラの誕生月を盛大に祝ったのは言うまでもない。

 なお、アレラの背丈は全く成長せず、ケーキに立てられた年齢を示すロウソクの数はおふざけで八本しかなかった。

 アレラの自称でしかない外見年齢十歳は続行されたのであった。




 そして今、ヘレアの眼前では魔力の塊が二つ、向かい合っていた。

 一つは人化した竜王ゴロド、もう一つはアレラである。


 アレラは魔力の貯蓄を殖やす魔力制御を教わり、今や非常に膨大な魔力を身体に溜め込んでいる。

 とはいえ訓練は二戦目。アレラの魔力は明らかに目減りしていた。


 アレラがまとう訓練用のつぎはぎの服は既に所々が破けている。

 アレラの純然たる灰色をした腰まで伸びた髪は乱れているが、切り揃えられた前髪の下にある淡い金色の瞳は戦意を失わずゴロドの出方を窺っている。


 ゴロドはというと青白い色をした長い髪に乱れはなく、長いあごひげを撫でながら次の訓練内容を考えているようであった。


『飲むかい?』

『ありがと、ござ、ます』


 ヘレアに水筒を差し出して話しかけてきたのは、人化してもなお角と尻尾が生えている銀髪のおばさんである。

 ヘレアは魔族の共通言語である大陸公用語で片言ながらもお礼を伝え、水筒を受け取った。


 この銀髪のおばさんはポロミという名前で、アレラに魔法を教えているドラゴンの巫女である。

 アレラ達の話す「人族語」を巫女ポロミは話せない。秘伝の魔法を直接教わる必要があったアレラは『大陸公用語』を学んでいた。

 ヘレアはアレラの話す内容を全て理解したいがため、大陸公用語を学び始めたところなのだ。


 そんなヘレアの隣で巫女ポロミがトカゲの様な尻尾を振りつつ、アレラの訓練を眺め始めた。


 光る円盤が複数枚ゴロドの周囲に現れ拳ほどの直径がある光線を交互に放つ。

 アレラは何度も防御魔法(シールド)を展開し光線を防いだり避けたりと逃げ惑う。


 遂に張りかけの防御魔法(シールド)を突き破られたアレラはそのまま壁に向かって吹き飛んでいった。

 壁に打ち付けられたアレラは自力で立ち上がるも、服にはゴロドの光線により新しい穴が明けられていた。


『まったく。竜王様も容赦しないねえ』

『はい。でも、アレラちゃん、なら……ダイジョブです』

『信頼してるんだねえ』

『もちろん、です!』


 ヘレアの迷いの無い返事に巫女ポロミはカラカラと笑う。

 身体を揺らして笑う巫女ポロミの頭に生えている角がちらちらと視界に入り、ヘレアは疑問に思っていることを聞いてみた。


『あの、何で。皆さんは……人――化、覚え……ようと、される、ですか?』

『そうだねえ。歴代の聖王様は様々な種族からお生まれになられたのだけどね。その聖王様を積極的に支える者達は群れをなす小さな種族が多かったのさ』


 巫女ポロミの話す小さな種族とはあくまでドラゴンから見た大きさであり、つまりは人族程の大きさの種族を指している。


『はい。でも……何で、ドラ――ゴン族、が人族の……大きさ、合わせる、のか、なあっと』


 二人の眼前ではアレラが壁際に追い詰められたまま――ゴロドが放つ拳の連打に合わせるように連続で小さな円盾状の防御魔法(シールド)を張り続けていた。

 ゴロドは拳を振るい防御魔法(シールド)を次々と割りながら、アレラに戦闘のアドバイスをしている。


『人族が最後の聖王様と同じ種族である、と言うことは聞いてるね?』


 巫女ポロミの質問に頷きつつも、ヘレアはアレラから目線を逸らさない。


『随分と長い治世でね。聖王様の住まう街が興されて、色々と便利な道具や設備が生まれたんだよ。でもそれはあくまで聖王様の体形に合わせたものだったわけさ』


 そんなヘレアに構わず巫女ポロミは説明を続けてくれる。

 アレラはというと円盾状の防御魔法(シールド)を割られ続けながらも、弧を描くように十数枚の長方盾状の防御魔法(シールド)を視線で位置決めして展開していく。

 立ち止まり拳を振るうゴロドの後ろに回り込もうとしているようであった。


『昔からうちらの種族は変化(へんげ)が使えたのさ。そこで聖王様の体形に変化(へんげ)、つまり人化すれば街の施設で恩恵に与れると考えたわけさ』


 壁際からは脱したもののゴロドに蹴り飛ばされたアレラが、ひゃんっと可愛らしい声を上げて床を転がっていった。


『そう、なん――です、ね』


 目はアレラを追い続けているものの、ヘレアはしっかりと巫女ポロミの説明を聞いていた。


『まあ、誰もが竜王様や末姫様みたいに完全な人化を出来るわけじゃないけどね……おや?』


 末姫様とはゴロドの孫娘であるコロンを指している。

 巫女ポロミは会話の途中で何かに気付いたらしい。


 アレラの左手に構えた円盾状の防御魔法(シールド)がゴロドの光線を防ぎきっていた。

 相当魔力を注ぎ込んだのか円盾状の防御魔法(シールド)は淡い金色に輝いている。


 もっと小さくしろ、とゴロドが声を上げた。

 その声に頷くアレラ自身も薄く発光しているため、身体に何らかの魔法を掛けているのが見て取れた。


 敢えて立ち止まったままのゴロドが連発する光線をその防御魔法(シールド)一枚で弾きながらアレラは駆け出した。

 そして一気に距離を詰めゴロドに右手を伸ばす。


 次の瞬間ゴロドは身を逸らした。

 手が空を切ったことでアレラはバランスを崩す。ゴロドの肩付近に光る円盤が現れ光球を蓄える。


「あっ」


 声を上げるアレラの後頭部に拳大の光線が叩き付けられた。


『はっはっは。儂を転ばそうなどまだまだ早いぞ、アレラよ』


 竜王であるゴロドは支配系魔法への耐性も高く、アレラの支配系魔法“場の支配”をそのまま発動しても効果は薄い。

 発動する範囲を集中する魔力制御を行えば、効果を増大するのに必要な魔力消費量を減らすことが出来る。

 アレラは身体にまとう様に支配系魔法“場の支配”を発動した状態でゴロドに触れようとしていたのであった。


「もう……だめ」


 床に突っ伏したままアレラが呻いた。


『ではここまでにしよう。ほれ、立って挨拶せい』

「ひゃい」


 ゴロドの言葉を受けて情けない返事をし、アレラはふらふらと立ち上がった。


「……ありが、とう、ご……あっ」


 息も絶え絶えに人族語で途中まで挨拶をしていたアレラであったが、大陸公用語を使っていないことに気づき慌てて口を閉じた。


『ほれ、挨拶は?』

『あ……はい。ありがとうございました』


 ゴロドの言葉を受け、アレラは改めて大陸公用語で挨拶をすませる。

 それを見届けるや否や、ヘレアは焦げ茶色のふんわり波打った髪を揺らしアレラに駆け寄って飛び付いた。


「おつかれ! 私のアレラちゃん!!」


 へろへろのアレラちゃん可愛い介抱したい結婚したい!! と想いつつヘレアはそのままアレラを押し倒す。


「待って! ヘレア落ち着いて!!」

『仲人してやろうか?』

「はい! お願いします!!」


 どうやらヘレアは想いを口に出していたらしい。

 そして宥めるアレラの声は耳に入っていない。

 ゴロドが発言に乗ってきたので、ヘレアは即答した。


「ゴロドさんも落ち着いて!!」


 ヘレアに組み敷かれながらも顔を真っ赤にしつつアレラは叫んだ。


 と、そこに一体のドラゴンがやって来た。


『アレラに手紙だよー』


 巨体に見合わず可愛らしい少女の声を上げて三人に割り込んできたそのドラゴンは、ゴロドの孫娘コロンである。

 コロンの全身はゴロドと同じく室内では青白い色であり、陽光を反射すると白銀に見えなくもない色合いをしている。

 ゴロド以外の親族は遠隔地の統治や武者修行へと旅立っているらしく、コロンは何かにつけアレラを指導するゴロドの元にやってくるのであった。


 興冷めしたヘレアがアレラを解放すると、起き上がったアレラはコロンが差し出す手紙と何かが入った袋を受け取った。


「何が書いてあるの?」


 アレラを後ろから抱きしめつつヘレアは手紙を覗き込んだ。


「姫さまの召喚状……っぽい」


 アレラは非常に嫌そうな声を上げた。

 アレラが言う姫さまとは、アラルア神聖王国の第三王女であるムリホ王女を指している。

 ヘレアもアレラがトルク(ロリコン)に誘拐された時に一度だけ会ったことがあるのだが、あの王女は強引なところが少し苦手であると感じていた。


 以前ヘレアはその事をアレラに伝えたところ、同属嫌悪などと答えられたのが解せなかった。

 その時はアレラがトイレに行けないよう抱きしめ続けたのだが、あっさりと引き剥がされてしまった。


 最近のアレラは増幅魔法(ブースト)の出力が増し、少しの間ならヘレアから身をかわす程になっているのだ。

 全くもって困ったものね、とヘレアが考えている間にアレラは手紙を読み終わったらしい。


『今から出発しようよ。その袋に服が入ってるから着替えてね』

『今すぐ!? コロン、それはちょっと早くない?』

『ううん。その手紙、書いてある日付二週間前だよ?』

『あっ……間に合わなくなる! でも……修行は、まだ途中で……』


 急かすコロンに大陸公用語で答えながらアレラはわたわたと手を振っている。

 常時魔力を貯えるようになってからのアレラは、何故か学習能力が向上していた。

 大陸公用語がまだ片言なヘレアとは違い、アレラはすでに使いこなしているのだ。


『構わんぞ、行ってこい』

「ひゃい……」


 ゴロドが許可を出したことで、アレラは気乗りのしない返事をした。

 そしてゴロドの許可と同時に、ヘレアは聞き流していたコロンの言葉に反応した。


「アレラちゃん、着替え手伝ってあげる! あと私も一緒に行くから」


 ヘレアがアレラを着替えさせるのは決定事項である。付いていくのも決定事項である。

 そう、ヘレアにとっては決定事項なのだ。


『えーっ。あたし二人も抱えて飛べないよ』

『ふむ。儂がヘレアを抱えよう』

『ありがと、ゴロドさん! 男前!』


 コロンが拒否を示す一方でゴロドが了承したので、すかさずヘレアはゴロドへと向き直り感謝の言葉を述べる。

 普段は何かとゴロドに突っかかっているヘレアなので、全くもって調子が良いとしか言いようがない。


 一方、拒否権が無い事を理解しているのだろう――アレラは黙ったまま、袋を抱えて訓練場からこっそり抜け出そうとしていた。


「アレラちゃん、待って」


 それを逃がすヘレアではない。

 ヘレアも伊達にアレラと一緒に魔法を学んでいる訳ではない。

 自身への増幅魔法(ブースト)を少しは使いこなせるようになったヘレアは一瞬でアレラの前に立ち塞がったのであった。




『では、行くぞ』


 ヘレアはゴロドに、アレラはコロンに抱えられドラゴンの巣から出発した。


 着替え終わったアレラの格好はシスター服である。

 少し光沢のあるその服は、普通の生地とは違う特殊な素材で出来ている。

 ムリホ王女の下賜品ということでヘレアとしては面白くはないのだが、アレラの身を守る足しとなるので素直に感謝することにした。


「あれ?」


 飛び上がったところでヘレアは違和感に気づき、すぐにゴロドへ問いかける。


『あの、ゴロドさん! 方向が、違い――ます! アレラちゃんが!!』

『ん? お前を王都に送るだけだ』

『王、都!? 聞いて、ません! 嘘――つき!!』

『抱えるとは言ったが、同行するとは言っておらん』

「いやあ! アレラちゃん!!」


 せっかく一緒に居られたのにまた離れ離れだなんて嫌だとヘレアは叫ぶ。

 しかし空中で暴れる訳にもいかないので大人しくすることにした。


 コロンに連れられたアレラがどんどんと離れていくのをヘレアは唸りながら見送る。

 そして、絶対アレラにまた会うと誓ったのであった。







 その日に起きた出来事を彼女は一生忘れることはないだろう。

 ハラロケ村に舞い降りた、白銀のドラゴンを従える小さな聖女のことを。


「おかーさん! どらごん! どらごんきた!!」


 まだ幼女である彼女の娘ノレリが村の集会所に駆け込んできたのと、地響きが起きたのはほぼ同時であった。

 集会所で糸車を回していた彼女は即座にノレリを抱きしめる。

 集会所に居た誰かがすぐに扉を閉めてくれた。


 彼女はどの魔法にも適性が無いほど魔力が低いにも関わらず、途轍もない魔力の塊が扉の近くに来たのをはっきりと感じた。

 周りの面々に緊張が走る中、扉が二回ノックされる。


「あのー、すみません。こちらにノレリちゃんは居ませんか?」


 何処か聞き覚えのある少女の声に、集会所に居る者達は顔を見合わせたのであった。




「アレラ様。わざわざ立ち寄って頂き、ありがとうございます」

「いえ。どうしても気になっていたので、今度こそと思って」

「お茶を用意してきますので、しばらくお待ちください」


 一言断り彼女はノレリの部屋から退室する。

 途轍もない魔力の塊となったアレラの魔力にあてられていた彼女は、扉を閉めて漸く緊張から解放された。


 ふと窓から見える広場に目をやると、寝そべるドラゴンに村の男の子達がちょっかいを出しているところであった。

 男の子達にされるがままとなっているドラゴンは、その体格に見合わない可愛らしい少女の声で村の女の子達と会話に興じている。

 物怖じしない子供達の様子に苦笑しつつ、彼女はお茶の準備を始めるのであった。




 アレラがノレリに使ったその魔法は神々しいとしか言いようがなかった。

 ノレリをベッドに寝かせるとアレラは祈りを捧げるかの様に跪き手を組んだ。


 すると部屋の床一面から薄らと淡い金色の光が立ち上り、跪くアレラの頭の高さ辺りでふわふわと舞う光の粒に変わり天井を通り抜けていった。

 程なくしてノレリを中心に光の柱が降り注ぎ、それを浴びたノレリは光を帯びて一際輝いた。


 後から聞いたところによると、彼女の家を通り抜けた光の粒はゆっくりと渦を描きながら立ち上って行き、程なくして渦を巻き込むかのように光の柱が天から押し寄せてきたのだという。


 人族の魔法効果範囲では通常考えられないその現象は、まさに聖女の奇跡というに相応しいものであったそうだ。


 やがて光の柱は床に吸い込まれるように消え去り、彼女は我に返った。

 あれほど感じていた魔力は鳴りを潜め、アレラはというと気を失い床に倒れていたのであった。




 教会に寝かされたアレラは翌日になって再び彼女の家へ来た。

 しかし魔力はそれほど感じず普通の子供と一見違いはなさそうであった。


「おばさん、ノレリちゃんは完全に治りました。もう大丈夫です」

「本当に、アレラ様には何とお礼を申し上げればいいのか……」

「い、いえ……。ワタシがしたかっただけですから」


 御礼を言う彼女にアレラは恥ずかしそうに微笑んだ。

 そんなアレラの笑顔が眩しく感じて直視出来なくなり、彼女は脇に控えるノレリへと目を移した。


「アレラちゃん……ううん、せいじょさま、ありがとう」

「えっ」


 ノレリの言葉にアレラは目を見開き、そしてはにかんだ。

 その姿は聖女というよりは、普通の小さな子供にしか見えなかった。

 思わず娘を持つ親の顔となった彼女は純粋に心配してアレラへ声を掛ける。


「それにしても……あれだけの力を使って、体はもう大丈夫ですか?」

「あ、はい。大丈夫です。魔力もすぐに回復しますし」


 その言葉通り、今こうして会話をしている間にもアレラの魔力が急速に大きくなっていくのを目の前に居る彼女は感じ取ることが出来た。


「アレラー! 行こう? 間に合わなくなるよー?」

「ああうん! コロン待って!! それでは、おばさん、ノレリちゃん、行ってきます」

「ええ、行ってらっしゃい」

「いってらっさーい!」


 ドラゴンに声を掛けられたアレラは二人に挨拶をし、広場の方へと駆けていったのであった。


こんばんは。

本作をお読み頂いている方、お待たせして申し訳ありませんでした。

アレラチート、始まります。


2021年11月1日、簡単に活動報告を上げておきます。

再開にあたり投稿ペースは週一回を考えております。

今後ともよろしくお願い致します。

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