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42.王女との三者面談

「あの、どうしてワタシが魔王候補だと…お思いに、なられたのですか?」


 何とか敬語を捻り出しながらオレはムリホ王女に聞いてみた。


 ムリホ王女から魔王候補の容疑を掛けられたオレは、馬車に乗せられ騎兵に囲まれて領都まで連行されているのだ。

 今この馬車にはムリホ王女とコリス司祭、エレヌさんとオレの四人だけが乗っていた。


「よいか?まず灰色の髪は邪王の髪の色じゃ。そして邪王は聖王と同じく淡い金色の瞳を持つ。過去人族の前に現れた全ての魔王はこの組み合わせの髪と瞳の色をしておるのじゃ」


 彼女によると魔王とは邪王の加護のようなものを受けているらしい。


「姫様」


 コリス司祭がたしなめるかのように彼女へ声を掛けた。


「そして王族に伝わる支配系魔法。これをはね返せるのは魔王か勇者のみ。以上の点を踏まえておぬしは魔王以外の何物でも無いという結論じゃ」


 だが、エレヌさんの髪を弄びながらムリホ王女は話し続けた。


「あ、あの…質問してもよろしいでしょうか?」


 エレヌさんがムリホ王女に怖々と問いかける。


「なんじゃ?」


 ムリホ王女は先を促した。


「伝承では邪王の色は漆黒となっております。どうして灰色と?」


 そうである。

 エレヌさんの言う通りオレの習った神話でも邪王の色は漆黒とされていた。

 それは他の精霊が持つ黒色とは違い現すことの出来ない色とされ、人族で邪王の色を持つ者はいないということだった。


「ああ、一般的にはそうなっておったな。真実はわらわ達王家が隠したのじゃ」

「姫様」


 ムリホ王女に今度ははっきりとコリス司祭が声を掛けた。


「おっと、そういうわけじゃから他言無用じゃぞ?」


 慌ててムリホ王女は言い繕った。


「何故隠されたのですか?」


 オレは試しに質問の追撃をしてみた。


「簡単じゃ。魔王は人族からも生まれ」

「姫様」

「おっと」


 コリス司祭がムリホ王女の言葉をさえぎった。


 どうやらムリホ王女は放っておけば機密情報だろうとペラペラしゃべってしまうような人らしい。そのストッパー役がコリス司祭なのだろう。

 さて、ここまで言われたことを考えると…オレのぽんこつなおつむでも辛うじて分かった。


 つまり人族には邪王の色を持つ者がいるし、人族の魔王もいるということになるのだ。

 何故この真実を王家はわざわざ隠しているのか…。


「でえい、何じゃその目は!よいか、他言無用じゃぞ!魔王が人族からも生まれるという真実の公表は迫害を生む。だからじゃ!」

「姫様…」


 流石にコリス司祭も呆れてしまった。


 ということはですね…オレ、今まさにその迫害を受けている気がします。




…思い返せばあれは出発前。

 エレヌさんはすでに死にそうな顔をしていた。


 エレヌさんのパーティが人質と称してオレに同行することとなったものの、徒歩が随伴するのは遅い、と彼女達のためにあっさり馬車を借りてくるところは流石王族といった感じだった。

 しかし馬車に誰が乗るかというところからエレヌさんの受難が始まった。


「王女様とご一緒の馬車とか緊張で寿命が縮まりそうだわ…」

「ワタシもです…」


 エレヌさんの言葉にオレも同意する。


 オレの監視のためと、オレはムリホ王女と同乗することが決まっていた。

 そしてオレの目の前に人質を置くという建前なのか、オレを一人だけにしないという配慮なのか、エレヌさんのパーティから女性が一人、同乗することになった。

 だがエレヌさんは乗り気ではなかった。


「じゃあわたしが同乗しますー」

「駄目よ!チレハの失言で私達の寿命が余計に縮まるわ!」


 チレハさんが立候補するも、エレヌさんは声を張り上げて静止する。


「姐さん酷いですー」


 そう言うチレハさんの肩を誰かが叩いた。


「ほほう、それは楽しみじゃな。おぬしが乗るかえ?」


 ムリホ王女だった。

 出発前に相談をするオレ達が気になったのだろうか。


「ゴブリン並みに嗤わないで欲しいですー」

「…」


 チレハさんが出発前から失言のお手本のような返答を繰り出したことで、全員沈黙してしまった。

 おかげでチレハさんをムリホ王女と同乗させてはよくないということが、よく分かってしまったのだ。


「私が同乗します!私が!」


 慌ててエレヌさんが同乗を宣言した。


「そうじゃ、おぬしはあっちじゃ」


 ゴブリンに例えられたことを華麗にスルーしたムリホ王女は、ソルフさん達の乗る馬車を指差し銀色の騎士にそちらへ行くようにと命令をした。


「なりません!同乗者に護衛騎士が一人も居ないなど!」


 当然のごとく銀色の騎士は反対する。


「何じゃ。わらわ達のガールズトークを邪魔するでない」


 何がどういうことなのか分からないが、彼女はどうしても護衛騎士を馬車に乗せたくないらしい。


「ですがせめてメイドの一人でも」

「ならぬ。それこそ人質になりかねん。それに…」


 そこで言葉を切ってムリホ王女がゴブリン並み…ではないが嗤った。


「緊張でメイドの寿命が縮まってしまうしの」


 そして先程のエレヌさんの言葉を借りて拒否した。


「…畏まりました」


 仕方なく護衛騎士は引き下がったのだった。




「でも姫様、よろしかったのですか?砦に王子をお待たせしておりますのに」


 コリス司祭はそういってムリホ王女を見る。


「何。先程の町で治療出来てしまった方が想定外なだけじゃ。元々領都まで行くつもりじゃったから問題はなかろう」


 そう言ってムリホ王女はエレヌさんの髪を弄んでいる。

 具体的には彼女自ら手ぐしを入れてエレヌさんの髪をすいている。


「あの、王女様」

「なんじゃ。今いいところなんじゃ」


 心底困った感じのエレヌさんにムリホ王女は取り合わなかった。

 そして彼女は真剣にエレヌさんの髪を結い始めた。


「どうして私の髪を結われているのでしょうか」


 エレヌさんのその質問は至極当然だった。

 ムリホ王女の隣に座らされた上でスキンシップを強要されているエレヌさんが何時心労で倒れるかオレは心配で堪らない。


「メイド達はわらわが自分で髪を結おうとすると止めて掛かるのでな。練習したいところなのじゃが、コリスは嫌がってしまいおっての。そしてそこのアレは信用出来ぬ。そこでおぬしじゃ」


 オレが隣に座るコリス司祭を見ると彼女は困ったように微笑んでいた。

 どうやらムリホ王女からの被害を受けまくった上での拒絶なのだろう。


 そして魔王候補の容疑者であるオレは信用ならないらしい。

 まあそれは当然なのだが、そこにいるのにアレなあたりなんていうか、アレである。アレラだけど。


 しかしムリホ王女はエレヌさんの膝裏まで届く長い紫色の髪を三つ編みにしようとしているのだが何ていうか下手、もとい独創的なことになっている。

 エレヌさんはというと涙目を通り越して顔面蒼白である。このまま何時意識を手放しても仕方がなさそうだ。


「ですが、私はアレラの付き添いです。信用出来ないという点では同じでは…」


 せめてものエレヌさんなりの抵抗なのだろう。

 何しろ彼女の髪は今や突風にさらされるよりも滅茶苦茶なのだ。


「おぬしならわらわの支配で無力化出来るし、アレの人質じゃ。わらわの横に置いておけばアレも手出し出来まい」

「…アレラです」


 オレもせめてもの抵抗でムリホ王女からのアレ呼ばわりを直そうと試みる。


「ふん。魔王の疑いが晴れるまではおぬしなどアレで十分じゃアレで」


 彼女はそう言うとエレヌさんの髪を痛めつける作業に戻ってしまった。

 今までオレは御姫ちゃん呼びとか名前で呼ばれないことに抵抗は左程ないと自分では思っていたが、やはりアレ呼ばわりは気分が悪くなってしまった。


 ムリホ王女が鼻歌を歌い始めエレヌさんがついに放心した馬車の中、オレは早く領都に着いて解放されたいと切に願ったのである。




「はっはっは。彼女が魔王とは、殿下も面白い事をおっしゃいますな」


 メラロム都聖王教会の一番格式が高い客間で、セラエ司教様は大笑いしていた。


「何を言う。この姿、この力。どう見ても魔王候補じゃ」


 ムリホ王女はと言うと不機嫌そうな顔で反論していた。


「そうですかな。何処をどう見ても発育不良の幼気な少女ではありませんか」


 司教様はそう言ってオレを見た。

 事実だが発育不良と公言されて思わずオレも不機嫌そうな顔をしてしまった。


「まあちんちくりんなのはどうでも良い。魔王は邪王と同じく灰色の髪を持つのじゃぞ」


 ムリホ王女からもちんちくりんと酷評を頂きオレはますます不機嫌な顔をしてみるも、この場においてオレに発言権はない。成り行きを見守るしかなかった。


「それは初耳ですな」


 片眉を上げてそう言う司教様の表情からは、魔王と邪王の髪の色について知っていたのか知っていなかったのか読めなかった。


「なんじゃと!?」


 それなのに言葉尻を捉えたムリホ王女は驚愕の表情を浮かべている。


「仮にも次代の聖女の父親であるおぬしが何故知らぬのじゃ!」


 そして彼女はまくし立てた。

 そうか、司教様って聖女様の父親…えええええ!?


「その節は娘が大変お世話になっております」

「いやいやこちらこそ…って違う!」


 オレが叫ばないように口を押さえている中、何だか漫才めいた会話を二人はしていたのだった。




「しかし、レラロチ町で発見された日から今日まで彼女の行動は全て分かっております」

「このレラロチ町で半年間意識が無かったという点が気になるの。魔物共に指示だけは飛ばしていたのではないのか?」

「魔法効果範囲のこともあります。それですとレラロチ町に魔物が入り込んでいたということに」


 セラエ司教様とムリホ王女の会話は続いていた。

 ついでとばかりにオレというかアレラが領主さまの前で暴露したアリレハ村のメルム司祭推しをした内容も詳細に話されてしまい、今のオレは穴があれば入りたい気分である。


「失礼します」


 ノックの音が響き、オレ達のいる客間に書類を持った司祭が入ってきた。


「こちらが、アリレハ村のアレラ、その出生記録となります」


 そして司教様にその書類を手渡す。

 この会談が始まる前に司教様が司祭達に何かを依頼していたのだが、それに関連する書類なのだろう…ん?


「一村娘の出生記録が何故あるのじゃ」


 オレが訝しむのと同時に、ムリホ王女がオレの心の中を代弁してくれた。

 平民に戸籍がないこの国で村娘の出生記録が保管されているのはあまりにもおかしなことなのだ。


「これですか?聖王様及び聖霊様の加護を持って生まれる者の中で特殊な能力を持つ者は、報告がある分は記録が残されます。出生の際に彼女を取り上げたのは聖王教会の司祭でしたので、記録が残されていたのです」


 司教様は笑みを貼り付けながら書類について説明をする。

 どうやらアレラの個人情報は生まれた時から聖王教会にダダ漏れだったようだ。


「なるほどの」


 ムリホ王女は納得したように頷いた。

 ここでオレは気づいた。

 この書類はオレの身の潔白を証明する証拠になるかもしれないのだ。

 この書類でムリホ王女の中のオレは白になるかもしれないのだ。


「それでこやつの能力は何じゃ」


 ムリホ王女はいきなり核心を突いてきた。

 むしろオレの理解が追いつかない。

 能力って何?


 たとえアレラという名前が、吉凶が絡むことから加護を祈る発音を含んでいるとはいえ、記憶をいくら辿っても超常の力を持つチート娘だったという認識はアレラ自身になかったのだ。


「支配系魔法の一つである『弱者の排斥』が確認された、と書かれていますね」


 だが、司教様が読み上げたその書類には不審な内容が書かれていたらしい。


「何じゃと?」

「支配系魔法の一つ、『弱者の排斥』です」


 ムリホ王女が聞き返すと司教様はもう一度その内容を繰り返した。


「どんな魔法なのですか?」


 堪らずオレは疑問を垂れ流してしまった。


「支配系魔法とは自己の魔法効果範囲内の支配。魔法効果範囲内に居る者へ命令を強いる魔法だよ」


 司教様がオレに説明してくれた。

 ムリホ王女が支配支配連呼していたのは、支配系魔法を使用していたということだったのだ。


「『弱者の排斥』とはおのれより弱い者を魔法効果範囲内に寄せ付けぬ支配系魔法の一つじゃ。習得難易度は低いぞ」


 ムリホ王女もご丁寧にオレへ説明してくれた。

 もしかしてオレには発言権が元からあったのかもしれない。最初から弁明しておけばよかったのか?


 取りあえずオレは思い当たることがないか記憶を辿ってみた。

 …もしかして。

 『弱者の排斥』とは、動物が寄ってこない奴なのかもしれない。


 幼い頃に男の子達と遊んでいて昆虫を見つけられなかったり、ネズミに追いつけなかったのはもしかして。

 最近になってうさぎとか鳥とか追い払えるようになったのは、オレが成長した分だけ強くなったからだろうか。


 …黒でした…アレラサン生まれた時から真っ黒でした。


「あああああ…」


 思わずオレは頭を抱えて俯いてしまった。


「アレラ、思い当たる事があるのかね」


 司教様がオレの行動を見て質問してきた。


「…うさぎとか鳥とか近寄る前に追い払えます…」


 オレは自白した。


「間違いないの」


 ムリホ王女が即座に肯定してきたのだった。


「困ります!ワタシは勇者になりたいんです!」


 とっさにオレは顔を上げ欲望を、もとい願望を宣言した。


「片腹痛いわ」


 そしてムリホ王女にばっさり切り捨てられた。


「そう言わずに!」


 それでもオレは食らいつく。

 何しろ魔王認定されたら生死に関わる。


「ワタシの目は聖王様の加護を受けてるって」


 弁明の開始である。


「邪王も聖王様と同じく淡い金色の瞳をしておるのじゃぞ」


 しかし彼女にばっさり切り捨てられた。

 オレの弁明は終わった。




「いや。殿下、これは好機と思われませんか?」


 そこに、司教様から声が掛かった。

 笑みを浮かべたままムリホ王女に問いかける司教様は何か考えがあるようだ。


「何故じゃ司教」


 訝しげな顔をして彼女が司教様を問いただした。


「魔王の条件もそうですが、勇者の条件を考えてみれば」

「…なるほど、そういうことか」


 また二人だけで納得し合っている。


「あの…どういうことでしょうか」


 これ以上置いてけぼりにされるのは嫌なのでオレは質問した。


「アレラ。魔王の条件は何だと思うかね」

「えっと…わかりません」


 すると司教様から質問に質問で返されたがオレは分からないので素直に答える。


「魔物は魔王がいたらどうなるかね?」

「集団行動を取ります…魔王の命令で」


 どうやら司教様は授業モードになってしまったようだ。

 オレは慎重に考えて答えをだした。


「そう。魔王の条件とは魔物を従えられること。魔王自身の種族は問われないし、加護の有無も問われない」

「…え?」

「魔王になれるのは魔族だけではない。力さえあれば人族でも魔王になれるし、何ならそこらのゴブリンやウルフでも魔王になれる」


 司教様が驚きの説明をしてくれた。


 そう言われてみれば馬車の中でムリホ王女が言っていたことと合致する。

 魔王が人族からも生まれると言うことは、どんな種族からでも生まれる可能性がある、ということだったのだ。


「そういう意味では、聖王様の加護を受けておるわらわとて魔王の条件は満たしておる」


 そこにムリホ王女から爆弾が落とされた。


「へ?」

「支配系魔法にある、魔物に命令する魔法を覚えてしまえば造作もないのでな」


 彼女の言うことに、オレのぽんこつなおつむは理解が追いつかなくなってしまった。

 えーと、魔法があれば魔物を従えられるの?何で?

 ああ、そう言えば魔法っていい加減なんだった。


「アレラ。では逆に勇者の条件とは何だと思うかね」

「えっと…魔王に勝てる?」


 司教様の授業モードはまだ続いていた。


「半分正解だがまだ足りないな。正解を言えば魔王の支配を受けないこと、だ」


 オレのいい加減な答えをうけて司教様が正解を教えてくれた。


「よいか。戦闘能力が高くても勇者候補でしかない。魔王の支配をはね返してこそ勇者といえるのじゃ。そしてそこに加護の有無など関係が無い」


 ムリホ王女が付け加えて説明してくれるも、そもそもオレには前提である戦闘能力がないと思う。


「つまりワタシは何者なんですか…」


 はっきり教えて欲しい。

 オレのおつむはオーバーヒート寸前だった。


「魔王候補…いや、魔王の卵じゃな」


 無情にもムリホ王女が宣言する。

 つまり魔王確定、黒だということだ。


「殿下、そうではありません。あくまで邪王の冥護を受けた人族です」


 だがそこに司教様の助け船が入った。


「詭弁じゃがそうなるな。まあ言いたいことは分かった」


 そしてムリホ王女がそれに乗ってきた。


「ええ、どうか寛大な措置を」

「うむ」


 また二人だけで納得し合っている。


「あ、あの…」


 会話に混ぜて欲しいです。


「というわけでアレラよ。わらわは、支配をはね返せるおぬしを魔王に対抗する者、つまり勇者に育てようと思う」

「えっ」


 何が何だか分からないが、何?え?勇者?え?


「ところで冥護って何ですか」


 理解が追いつかないのでオレは取りあえず疑問を垂れ流す。


「不吉なことに加護とは言えぬじゃろ。だから冥護じゃ」


 うん、ムリホ王女が教えてくれたけどさっぱり分からないよ。




「しかし残念じゃの」


 一息吐いたところでムリホ王女が残念そうな顔をして呟いている。


「何がですか?」


 いろいろと口を挟んだことでもう何も怖くないオレは彼女に質問した。


「おぬしが魔王の卵では無かった事じゃ」


 そのムリホ王女の言葉で、オレは彼女の中から魔王候補という考えがなくなったことにようやく気づいた。


「ワタシとしてはよかったと思いますけど…」


 安堵の息を吐いてオレは思いを告げる。


「魔王とか格好良かったのに残念じゃ」


 なんということだ。

 王女様はちょっと残念な子だった。

こんばんは。

勇者のすゝめ、始まります。


2019年11月17日、追記

改行位置を変更致しました。

魔法名『弱者の排斥』を”『』”で括りました。

その他には誤記修正以外に本文の変更はございません。

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