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気まぐれ小説 その1  作者: king
1/1

出会い

高校入学から、数ヶ月経ち、期末試験が無事終了した頃。

俺は猫と話せるようになった。

ことの始まりは、学校に行く道に白い猫に会ったときだ


「おい、たすけてくれ。はらがへった」


猫から発せられた最初の言葉がこれである。

「魚が欲しいのか」

「さかなでなくてよい、とにかくめぐんでくれぬか」

猫は好きだ。助けない理由はない。

バッグからカロリーメイトを出して差し出した。

「ほら、やるよ。これでいいか」

「よい、れいをいう。ありがとう」

白猫はカロリーメイトに食いつき始めた。

「じゃあな」

「ありがとう、あとでおんをかえす」

猫が喋ること自体おかしいのだが、おもしろいのであえて触れなかった。

後ろを振り返ると、白猫はもういなかった。

あれはなんだったのだろうか。



また会えるのかな……?




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