決意
私は今、ロー○ンにいる。
歌手になるための雑誌を買うために・・・。
「あ・・・!あったッ!!!!」
私は周りの人がいるにもかかわらず叫ぶ。
「よかったぁ〜〜」
私はホッとしながらレジへ向かい雑誌を買った。
家に帰り、
自分の部屋のベッドに横になって雑誌をペラペラとめくる。
『歌手になるためには・・・』
・・・続きはな・い・しょ☆
ヘヘッ
よしっ!
オーディションは明日か!!
「ファイトー!」
私の声は部屋に響き渡った。
ガチャッ
「何してんの?」
妹・愛美が部屋に入ってきた。
私はとっさに雑誌をベッドの下に隠した。
・・・愛美はチクリ魔だからだ。
「な・・・なんでもないわよ。早く出てって。ってか!ノックしなさいって何回言ったら分かるの?!」
「はいはい。それよりお姉ちゃん」
「ン?」
「あんまりくだらないことしたら後悔するよ」
こう・・・かい?
くだらない・・・こと??
なんでそんなこと・・・。
「う・・・うん。あ・・・ありがとね」
愛佳は部屋から出て行った。
愛美は敏感だからなぁ〜・・・。
ちょっと気づきかけてたなぁ。
でも、バレなくてよかった。
私はその夜、
明日のことを考えながら寝た。
次の日、
服装OK!髪型OK!メイクバッチリ〜♪♪
よしッ!
可愛いぞ。自分^^。
いざ!出陣!!!!!!
バンッ!
私は家を飛び出した。