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第三話

戦闘シーンが変になってないかが不安です。

(ふぅ~おいしかった♪)



ジンは、朝食をとり街を出て地底洞窟に向かっていた。



(そういえば依頼内容を確認しないとな。

………………………………ふむ。

地底龍が、出かけていて卵だけありますように。)



ジンは、手を合わせながら願った。

神なんか信じていないが、一応お願いはしておく都合のいいジンだった。



「ふむふむ、フラグ回収じゃな。」


「………………………!」

(何か寒気が)



嫌な予感を感じながらジンはトボトボ歩いて行った。



(思っていたよりも深そうだな。

中も迷路状になってそうだしな。

地底龍が使う一本道があるはずだがな。

少し探すか。)



地底洞窟は、アスペカ山という活火山の麓に入口があり、中は迷路状になっているが適当に進んでいても地底龍がいる場所にはたどりつける構造になっている。



(どうやら麓の入口1つだけらしいな。

さっさと入るか。)

(中は暗い過ぎて見えないな。

魔法でも使うか。【夜目】これでよしよし)





パンパカパーン

「ワシじゃ。ワシなのじゃ。

今回は魔法の説明をするぞ♪

まず、魔法は《攻撃魔法・回復魔法・生活魔法・使役魔法》に分類されるのじゃ。


攻撃魔法と回復魔法には、初級・中級・上級・超級・神級があるのじゃ。

級が上がるごとに魔法の威力も比例して上がるのじゃ。

初級は、Fランクの冒険者でも使えるのじゃ。

中級は、Cランク位の冒険者はだいたい使えるのじゃ。

上級は、才能を持つ物だけじゃ。

超級は、才能を持つ物天才じゃな。

神級は、歴史上1人だけしか使えなかったのう。

とまぁこんな感じじゃ。


次に攻撃魔法の種類についてじゃが。

《火魔法 水魔法 風魔法 土魔法 氷魔法 雷魔法 暗黒魔法 聖霊魔法 空間魔法》があるのじゃ。

普通の人間なら1人につき1~3属性かの。

そうそう、暗黒魔法と聖霊魔法は普通の人間には使えないぞ。


回復魔法には、攻撃魔法みたいに種類はないぞ。

回復魔法を使えるのは、教会の人間がほとんどじゃから冒険者はお金を払って教会に治療しにいくのじゃ。


そうそう、忘れておったが攻撃魔法と回復魔法にはそれぞれ禁術というものがあるぞ

これを使うと処刑されてしまうのじゃ。

まぁなかなか使えるやつはいないがの。


生活魔法は誰でも使える生活に欠かせない魔法じゃ。


使役魔法じゃがこれといった種類はなく、ただ生き物を使役するだけの魔物じゃ。

ただ使役するには、相手を倒し相手の了承を得て初めて発動することが出来るのじゃ

しかも、相手よりもかなり強くないと魔法事態が弾かれてしまうので、ほとんど使う奴はおらんのじゃ。


だいたいこんなものかの。

ん?ワシか?

ワシは、全て使えるぞ(ドヤ)

だいたいワシは、神様なのじゃから当たり前じゃ。

でも特別に話してやろう。

あれは三百年前のことじゃった。

あの頃のワシは、いけいけでの、まさに女神のようじゃってのう…………………………………





(ん?

あの部屋だけ明るいぞ?)



ジンは、かなり奥に進み地底龍の巣の近くまできていた。



(どうやらあそこは、マグマがあるみたいだな。

おっ!卵があるぞ。

地底龍は、いないみたいだな。

さっさと貰って行くか。

それにしても前にあるマグマの滝は、綺麗だな。)



滝を眺めながらジンは、卵に近づいた。



(…………?滝が止まったぞ?)


「ギャーーーーッ」


「……………………」

(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ。

震えて足がガクガク)


「ほう……。

人間が何かようか?」


「…………………ニコ」

(しかも人語を話す上位種じゃないか!!

しかもデカイ。

怖くて動けないよガクガク

とりあえず、My smile。)


「わしを見ても逃げないとは、人間の癖になかなかやるではないか。

しかもわし相手に殺気を向けるなど、面白いではないか。」


「……………………」

(orz)


「どうせ、わしの卵が目当てなんだろ?

なら1つだけ方法がある。

聞きたいか?」


「………………コクコク」

(神様は、見捨てていなかった。

ありがとう神様、愛・し・て・る。)


「それは、わしを倒すことだ。

ギャーーーーッ」


「…………………」

(…………もう神様なんて信じない。

神のアホー)



地底龍は、家1軒飲み込みそうな炎のブレスを吐いた。



「……………」

(とりあえず、いつものをしないとな。

どどすこ○こすこ♪ど○すこすこすこ♪ラブ○入♪)


「うおおおおおおおおおおおっ

力がみなぎってきたーーーー。

うわぁ!あぶね。」



ジンは、昔から自分のビビりを治したかった。

そしてその願いを聞いたジンの祖母が教えてくれた方法だった。

普通は、無理なのだがジンは馬鹿だった。

そしてそれを20年以上続けているうちに、10分間だけビビりとコミュ障が治るようになった。

それなら、ずっとそれをすればいいのだが、なぜか1日1回しかきかないと思い込んでいるため1日1回しかきかないのだった。

そのため、ここぞという所でしか、使わなかった。

ジンは、馬鹿である。



「ほぅわしのブレスを避けるとは何百年ぶりかの~。」


「さーて、今日は魔法でいこうかな。

炎で対決しようぜ!【火炎流】」


「いいだろう。面白い。

ギャーーーーッ!」



地底龍は、全力でブレスを放った。



「ん?」



地底龍は、自分のブレスに少し違和感を感じたが自分の全力のブレスが負けるはずがないと思っていたので、気のせいだと思いブレスを放ち続けた。



「がっ!?」



ジンの放った火炎流に巻き込まれ、地底龍の視界は炎に包まれた。

それと同時に地底龍は驚いた。

まさか自分の全力が人間ごときに負けると思っていなかったし、自分の得意分野の炎が相手の炎に負けるとは、微塵も思っていたのだから驚いたのは、当然である。



「わしの負けだ。

卵を持っていけ。」


「マジかよ。」


「ああ、あれはわしの全力のブレスだったからな。

あれをかえされたら、もう勝ち目はない。

それにお主はまだまだ余裕そうじゃないか。」


「まぁな。」


「お主は、わしの卵をどうするつもりなんだ?」


「鬼族に届けるんだ。」


「それならせめて、無精卵の方にしてくれないか?

さすがに有精卵をもっていかれると困るのでな。」


「いいぜ。」


「すまんな。

有精卵はとても貴重なんだ。

お礼といってはなんだが鬼族の村の近くまで送っていこうか?

死者の谷を通るのは、面倒だろうしな。」


「じゃぁ入口で待っててくれ。

さすがにお前みたいに、マグマの中を通るわけにはいかないしな。」


「わかった」


「あっ」

(10分たっちゃった。)


「どうかしたのか?」


「…………………いや」

(違うだろ!

何でもないと笑いながら言うんだろ!)

「にゃん……………」

(噛んでしまったorz)


「……………………」

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