プロローグ
「この世界は世に言う異世界である。
そして王道のファンタジーなのである!!
勿論、人以外に魔族や亜人族など色々な種族もいるのである。(獣耳ファイヤー!!)
そして、迷宮のようなダンションもたくさんあるのである。(wktkじゃろ?)
先に言っておくが、この物語の主人公は最強である。(ハーレムも予定しておるぞ)
さて、これぐらいにしておこうかのー。
ん?
ワシか?
ワシは勿論この世界を創った神様じゃ♪
これからもナレーターとしてちょくちょくでてくるからそれまでバイバイじゃ。
じゃーのー(-_-)/~~~」
「今日は最高だったぜ。」
スキンヘッドのリーダーである冒険者のガモスは他のパーティーメンバーを連れてノーム屋(酒を飲む所)歩いて向かっていた。
「そうですねアニキ。
それにしても、あの野郎の顔は最高でしたね。」
パーティーメンバーであるキーリはガモスの一歩後ろを歩きながら言った。
このスキンヘッドは、ギルドの冒険者として登録している元盗賊なのである。
だからやっていることは、盗賊と変わらないのだった。
「何だ?ありゃ?」
ノーム屋についたガモスは、店の異様な光景に驚いた。
なぜなら、ある男が座っている場所を中心として2m位誰も座って居ない空席となっており、店にいつもの様な活気が全くなかったからである。
「親父どうかしたのか?」
ガモスはカウンターにいるノーム屋の店長であるノームに不思議そうに尋ねた。
「ほんと困ってんだよ。
さっきやってきてメシをチビチビ食ってずっと居座ってやがんだ…
おかげであいつの周りの客は、みんな逃げちまうし…」
(そりゃ…あんな真っ黒な装備にバカデカイ剣をもっていりゃ素人なら仕方ねーな)
実際男の装備は物凄かった。
見たことない真っ黒な鎧を着て指先が悪魔の爪の様な形になっている真っ黒な籠手をつけている。
そして、剣と言うには大きい過ぎる鉄の塊の様な180cmはゆうにある剣。
勿論、剣も真っ黒で真ん中に赤い筋が入っている。
「しゃーねー。
俺が追っ払ってやるよ」
「止めとけ!!
俺も大概ヤバイ奴は見てきたがあれは他のと比べ物にならない位ヤバイって俺の身体が言っている。」
「親父も、もう年なんじゃねーか?
昔はスゲェ冒険者だったらしいが年には勝てねーな。ハハハハハハッ」
ガモスは、笑いながらパーティーメンバーを連れて男の所に歩いていった。
ガモスもいつもだったら絶対に喧嘩を売らないタイプの相手だった。
しかし今日、ガモスはあの男の様な見せかけだけの男を倒し、そいつの装備を売って大金をせしめていた。
その男を倒した事によりガモスはいつもより慢心していたし、何よりもパーティーメンバーの前であったのが主な理由であった。
「おいっっ!!」
「…………」
「おいっっ!!
聞こえてねーのか?」
「…………?」
「そうだよ、お前だよっ!!」
「………何だ?」
「何だ?じゃねーよ!!
てめぇーこの店の営業妨害してんじゃねーよ」
「………」
「………じゃねーよ!!
てめぇーがいるだけでこの店に客が入んねーんだよ!!」
「…………で?」
「物分かりが悪いやつだなー。
店から出ていけって言ってるんだよ。」
男は立ち上がりガモスをしばらく睨んでいた。
その目は、ガモスが戦ってきたどの魔物よりも鋭かった。
「…………………………!?
なっなんだよ
やんのかてめぇー?」
そして、男はいきなり背負っている剣のグリップの方に手を伸ばしながら歩き始めた。
ガモスは、かなり焦った。
実際こんな場所でいきなり剣を抜く様なイカれた奴は、いないからである。
「てめぇーが先に手を………………。」
ガモスは、少し後ろに下がって自分の剣を腰から抜こうとしたところで意識を失った。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
初めて書いた小説ですので所々おかしい部分があると思いますのであったなら感想に書いて下さい。