200文字シリーズ カラクリ [二百文字] 作者: 尖角 掲載日:2011/10/03 僕は儚い玩具(オモチャ)なんだ。 ただ無意味に弄ばれて、壊れるだけで。 君は僕を遊んで捨てる。 つまらないカラクリだと、罵倒しながら。 楽しいだろうよ、その時だけは。 それでも僕は、満足している。 一瞬だけでも、喜ばせれたから。 君はどんな人と、今はいるんだい? その男の人と肩を並べて、愛育んで、 それで君の心は満たされるのかい? それなら僕も報われるから。 それなら意味ができるのだけれど。 ―君のために死んだところで。