カラクリ [二百文字]
僕は儚い玩具なんだ。
ただ無意味に弄ばれて、壊れるだけで。
君は僕を遊んで捨てる。
つまらないカラクリだと、罵倒しながら。
楽しいだろうよ、その時だけは。
それでも僕は、満足している。
一瞬だけでも、喜ばせれたから。
君はどんな人と、今はいるんだい?
その男の人と肩を並べて、愛育んで、
それで君の心は満たされるのかい?
それなら僕も報われるから。
それなら意味ができるのだけれど。
―君のために死んだところで。
僕は儚い玩具なんだ。
ただ無意味に弄ばれて、壊れるだけで。
君は僕を遊んで捨てる。
つまらないカラクリだと、罵倒しながら。
楽しいだろうよ、その時だけは。
それでも僕は、満足している。
一瞬だけでも、喜ばせれたから。
君はどんな人と、今はいるんだい?
その男の人と肩を並べて、愛育んで、
それで君の心は満たされるのかい?
それなら僕も報われるから。
それなら意味ができるのだけれど。
―君のために死んだところで。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。