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第4話「降雪神社」
「..て。起きて!」
声?誰の声だろう。まだ意識は遠い。顔に何か冷たいものが当たり目が覚めた。
「なんだ雪か」
空を見上げると白い結晶がたくさん降っていた。賽銭箱にお金を入れたところまでは覚えているが...
「雪なんて久しぶりだな
........
雪?今8月だぞ。」
何かがおかしいと思った俺は辺りを見渡す。
「確かあそこ...」
本殿の後ろはあったはずの大きな崖が無くなっている。俺は本殿の裏へとかけ、下を見下ろす。そこには海が広がっている。俺は帰り道を探すため階段の方へ走った。
バタン!
「いってー」
突然左足の力が抜けてしまい転んでしまった。
「大丈夫?」
目の前には着物を着た少女が俺の前にしゃがんでいた。




