試練終了2
木陰で炎希と龍新が雑談をしていた。「へぇー。そんなことがあったんだ」龍新は包帯を巻いた炎希の手を見て言った。「そっちも大変だったでしょ」炎希は龍新の服を見ながら言った。「そうそう、めっちゃ水流に吹き飛ばされたんだよ。」龍新が言っていると炎希は龍新の隣の黒い箱を見て聞いた。「ところで龍、さっきから気になってたんだけど。その箱なに?」炎希は箱を指しながら聞いた。「ああ、これ?守護者がお土産だって。なんだと思う?」龍新は笑って箱を持ち上げた。「お土産?」炎希は不思議そうに箱を見た。その時、龍新が炎希に箱を渡した。「開けてみてよ」龍新に言われた炎希は箱を開けた。「これは…、ケーキじゃん」箱の中には様々のカラフルなケーキが入っていた。「正解。一緒に食べよ。…本当にケーキか…」「ん、龍なんか言った?」「いや、別に。そんなことよりケーキ食べよ」炎希はイチゴがのっているイチゴジャムがたっぷりとかかったケーキを、龍新はブルーベリーがのっている四角いケーキを取り出して2人で食べ始めた。「ところで龍。」「ん、どうした?」ケーキを食べていると炎希は龍新に聞いた。「次に出てくるの誰だと思う?」龍新は少し考えて言った。「分からん、て言うかお前が最初だったの?」「うん、俺が最初らしい。」「じゃあ…、リーダーじゃん。すご」龍新は拍手して言った。「ギリギリだったよ、もしもう少し遅れていたら龍に追い越されていたよ。」炎希は笑って言った。それを聞いた龍新は悔しそうに言った。「たしかにそうじゃん!ああー、もう少し急いでいればよかったぁ」2人がケーキを食べながら喋っていると、1つのゲートが現れた。
初めて書くので誤字脱字など、分かりにくい部分があるかもしれませんがよろしくお願いします。感想などがあったらぜひ教えてください。