最初の試練ー木の間ー2
森の中で一人の少女が走っていた。「…」少女は止まると、石に腰かけて休み始めた。「…」少女は少し考えた後「はぁー、気にしない気にしない。というか疲れたー。」そう言うと少女は体を伸ばし始めた。「何処に居るのよぉ。」少女は空を見上げ、愚痴を言い始めた。「ふぅー、少し寝ようかな」そう言うと少女は大きな石を見つけ、その上で昼寝し始めた。〜〜「ふぁあー」眠りから起きた少女の周りに数匹の蝶々が寄ってきた。「さて、行こうかな。」そう言うと少女は森の奥へ走り出した。〜〜「来たのぉ」木の下で寝ている体が透き通っている、幽霊の様な男が目を覚ました。その時、草むらから一人の少女が飛び出した。「やったー!着いたぁ」少女はとても嬉しそうにはしゃいだ。「よくここにたどり着いた。わしの名は木霊じゃ。」少女は木の下に一人の男が居るのに気づいた。「私は風美です。えーと、あなたは、人間なの?」風美は不思議そうに木霊の体を見つめた。「わしは木霊じゃ。木の霊だ。風美よくここにたどり着いた。」その時、木の上から緑色の石が風美の頭に落ちてきた。「いったいー」風美の頭から落ちてきた石は風美の体の中へ入っていった。「なにいまの?」風美は頭を抑えながら言った。「今のが源石じゃ。大丈夫か?」木霊は立ち上がって言った。「大丈夫、でも源石硬すぎない?」風美は木霊を見て言った。「当たり前じゃ。英雄の力が入っているのだからな。」その時、二人の隣にゲートが現れた。「出口だ!」少女は嬉しそうに走って行った。「老給によろしく頼むぞ。」そう言って木霊は風美に手を振った。「はい、ありがとうございましたー。」そう言って風美はゲートの中へ消えていった。
初めて書くので誤字脱字など、分かりにくい部分があるかもしれませんがよろしくお願いします。感想などがあったらぜひ教えてください。




