最初の試練ー金の間ー2
広く果てが見えない砂漠で数人が戦っていた。「くっそ、いっぱい増やしやがって、キリがない。」一人の少年が数体の怪物と戦いながら言った。くっそ、多すぎる。少年は後ろの男女10人を見た。あいつらも限界だ、このままじゃまずい。少年は一体の怪物を殴り飛ばした。くそ、この怪物どもどんどん硬くなっていく。「鋼樹先輩、もうだめです。」10人の中の1人が鋼樹に言った。「死にたくなかったら戦え」鋼樹が10人に叫んだ瞬間、2人の男が後ろから怪物に殴られて吹っ飛んだ。「大丈夫?!」1人の女が心配して男たちに聞いた。「大丈…」その瞬間に吹っ飛んだ男たちの元に数体の怪物が集まり、姿が見えなくなった「わっあ」「ちょっと大丈夫?」女が心配して駆け寄ろうとした時「危ない、行っちゃだめ!」もう1人の女が叫んだ瞬間、駆け寄ろうとした女はいきなり現れた怪物に殴られて気を失った「鋼樹先輩!」「くっそ」数が多すぎて動けない。「わっあ」「ああっ」10人は次々と怪物に倒されていった。「くっそ、おい。大丈夫か!」鋼樹は10人の方に叫んだが声は返ってこなかった。くそが、この怪物を速くどうにかしないと。〜〜「振鉄拳」鋼樹が最後の怪物を倒した。「は、はぁ」鋼樹が膝をついた、その時鋼樹の前に鎧を纏った男が現れた。「まさかここまでもつとは。」「あいつらは何処に行った。」鋼樹は男を睨みながら言った。「あの者どもはもう外だ。」男は鋼樹を見ながら言った。その時鋼樹に倒された怪物の鎧が黄色の石となり鋼樹の体の中へ入っていった。「これは」「それが源石だ。手に入れたのならもう出ろ。」そう言うと男が消えて、男の立っていた場所にゲートが現れた。「はぁ、はぁ」鋼樹は立ち上がると、ゲートへ入って行った。
初めて書くので誤字脱字など、分かりにくい部分があるかもしれませんがよろしくお願いします。感想などがあったらぜひ教えてください。