最初の試練ー光の間ー2
周りを崖で囲まれた場所、一人の少女が座っていた。「どうだ、涼歌。」少女の後ろに一人のの人が現れた。少女は立ち上がって言った。「はい、開寸護、流刺も基本は習得しました。継承が終わったら、戻って少し練習すれば完全に習得できると思います。」「うむ、流石だ。」「蛍眩さん、おすすめありがとうございました。」涼歌は蛍眩に頭を下げた。「これくらいなんでもない。終わったのならついてこい。」そう言うと蛍は歩きだした。「はい」それに涼歌はついて行った。〜〜「ここだ。」そう言うと蛍眩は止まった。そこは他の場所とは違い、多くの蛍が飛んでいた。「これは蛍ですか。」「ああ、特殊な蛍だ。源石はこいつらの中の一匹に入っている。それを見つけ、手に入れるのが試練だ。他の蛍は衝撃を受けると、爆発する。」「…」涼歌は蛍を見て考えていた。光の強さ、光の色どれも違う、数が多いいからむやみに攻撃したら危険になる。「…」蛍眩は考えている涼歌を見て言った。「なにも情報なしでやらせはしない。源石は一番相応しい蛍の中に入っている。継承の、光の意味に相応しい蛍にな。では頑張れ。」そう言うと蛍眩はその場から消えた。「…一番相応しい…。」涼歌は呟いて蛍を見た。〜~「見つけた。」涼歌は一匹の蛍を捕まえた。その蛍は紫色の石となり涼歌の体の中へ入っていった。「流石だ。まさか10回以内で見つけるとは。」蛍眩はいきなり現れて言った。「ありがとうございます。源石は一番明るい蛍の中にありました。」「ああ、さて、源石を見つけたのならそろそろ戻れ。」そう言うと涼歌の後ろにゲートが現れた。「はい、ありがとうございました。」そう言うと涼歌はゲートへと入っていった。「…本当に分かっていればいいのだが。」
初めて書くので誤字脱字など、分かりにくい部分があるかもしれませんがよろしくお願いします。感想などがあったらぜひ教えてください。