グローリーへの質問コーナー
「4番手は俺、よろしくお願いします」
Q1:自己紹介をどうぞ
「グローリー」
Q2:好きな食べ物は?
「お肉とお菓子」
Q3嫌いな食べ物は?
「……辛いのと酸っぱいの、みんなにないしょ」
Q4:好きな人は?
「キリング」
Q5:嫌いな人は?
「傷つけるひと」
Q6:趣味は?
「おかし作り、あそび」
Q7:はまっている物は?
「おかしつくり、おりがみ、あそび」
Q8:好きな本は?
「おかしの本、大河が見せてくれるから」
Q9:好きな動物は?
「にわとり」
Q10:何故にわとりが好なんですか?
「おとなだから」
Q11:家族構成を教えてください
「お父さん、お母さん、お兄ちゃんたち、子どもたち、たくさん嬉しい」
Q12:兄弟と仲は良いですか
「わからない」
Q13:自分を何かに例えるなら?
「ひよこ」
Q14:人から言われて嬉しい言葉は?
「ありがとう、好き」
Q15:人から言われて嫌な言葉は?
「ごめんね」
Q16:会いたい人はいますか?
「キリング」
Q17:今何が欲しいですか?
「わからない」
Q18:キリングさんに会えたらどうしますか?
「家族に会ってもらう、俺のことを知ってもらう」
Q19:好きな色は?
「金色、キリングの色」
Q20:人から貰って嬉しい物は?
「なんでも、たくさんもらった」
Q21:人から貰って困る物は?
「ない、なんでも使えるってタナトスとカーテスが教えてくれた」
Q22:キリングさんに一言
「必ず会いに行く」
Q23:過去の自分に一言
「大丈夫」
Q24:少し未来の自分に一言
「キリングに会えた?」
Q25:結構先の未来の自分に一言
「俺の呪いは続いていますか?」
Q26:好きな人へ一言
「キリング、大好き」
Q27:好きな人とデートに行くなら?
「子どもたちのところ」
Q28:休みの日は何をしていますか?
「あそぶ」
Q29:未来のとある方からメッセージがあります
『ふふ、かわいい僕の最後の子、赦さない』
「呪いは続く、お母さん」
Q30:最後に一言
「聞いてくれてありがと、俺の店に食べに来て」
以上グローリーへの質問コーナー終了です、以下続く。
それはキリングとグローリーだけの閉じた世界での話し、雪が降る大地は白く荒ぶる。
「………」
「ここでもまた暫く足止めだな」
石作りの小屋、外でビュオービュオーと雪と風の音を聞きながらキリングは焚火を囲んで向かいにいるグローリーと名付けた何処か危うげだが美しい青年の焚火に照らされた顔を眺める。
キリングはこのグローリーの美しさを伝説上の魔王か魔人かと思う、この凍てつく寒さの中平然と白い顔で立っていたグローリーは人ではないだろうとは確信していた。
グローリーはあまり話さない、言葉を知らないのかもしれない。
「食うか?」
「…あなたが食べて」
残り少ない保存食の干し肉を炙ってグローリーに差し出すとグローリーは何度も塗り重ねた黒い瞳でじっとキリングを見つめ首を振る、キリングは半分にしようと干し肉を裂いて渡す。
金の髪に金の眼と黒に黒を重ねた髪と瞳のグローリー、グローリーが受け取り口に入れる。
「……少しでも雪が鎮まったら街へ出ないとな、食料に依頼に金を稼ぐ」
「どうして?」
「そりゃ、食う為生きる為だ。金がないと食えないし生活出来ない」
グローリーの言葉いつも短い、子どものようだ、キリングは収納巾着袋から枝を出し焚火に放る、グローリーは首を傾げている。
「ここに来たのは狩りの依頼を受けたからだが失敗した、それでグローリーに会えた。失敗じゃないな」
「ごめんなさい」
「謝るなよ、責めてないだろ」
「はい」
雪に閉じ込められた小屋、する事はない、持っていた鍋に雪を入れて湯を沸かしコップに入れてグローリーに渡す、熱いから気をつけろと言いグローリーは頷いて少しずつ飲む。
「もう寝るか、こういう時は寝るのが良い」
「はい」
お湯を飲み終わりキリングが布団と掛け布を出す、1つしかない上に凍死は避けたいから一緒に眠る、身体を摺り寄せ抱き合いキリングが先に目を閉じる、身長が変わらないのでキリングの寝息が掛かりそうな距離でグローリーはキリングの寝つきの良い寝顔を見つめる。
「きれい…」
長い黄金のまつ毛が影を作る、全てが完璧な調和が取れた容貌にグローリーは一晩中ずっとそれを眺めていた……。
「どうぞ」
「あーい」
「あい」
「うん」
グローリーはお店で魔人の子ども達にお菓子とお茶を振る舞う、温度は最初から温くしてある物を出す。
イザラ達には自分達の好みで冷ますからポットに入れた物を出す、それぞれに好みがあって食べ方に気を付ける、それはキリングに教えて貰った事だ。
グローリーは子ども達を眺めている、素敵な光景だといつも思っている、ここにキリングがいてくれたらもっと良い、素敵で素晴らしいと思うし願う、いつか叶える必ず叶える。
キリングを取り戻し一緒にいたい、同じ景色を見て笑いたい、それがグローリーの願いだ。
キリングの瞳に指を這わせる、今、キリングは何処で何をし何を見ているのか知りたい……。
終




