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あなたは異世界に行ったら何をします?~番外へん 開店中~  作者: 深楽朱夜
質問とSSコーナー

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蒐集家に質問のコーナー

「最初が私でいいんですか?いいでしょう、始めて下さい。私に興味を持つ気持ちは分りますから」


Q1:自己紹介をどうぞ

「蒐集家です」


Q2:好きな食べ物は?

「珈琲です、珈琲なら何でも好きですよ」


Q3嫌いな食べ物は?

「ないです、どんな物でも食べられますよ。猛毒でも病でも死でも」


Q4:好きな人は?

「……××」


Q5:嫌いな人は?

「さあ?」


Q6:趣味は?

「珈琲を飲むことです」


Q7:はまっている物は?

「珈琲です」


Q8:好きな本は?

「好きな本というよりシェイクスピアとカフカが好きです」


Q9:好きな動物は?

「海」


Q10:何故海が好なんですか?

「纏まっているからです」


Q11:家族構成を教えてください

「祖父父母弟2人です、普通ですね」


Q12:兄弟と仲は良いですか

「さあ?」


Q13:自分を何かに例えるなら?

「虚無と夜」


Q14:人から言われて嬉しい言葉は?

「ありません、人の言葉に惑わされることなどないので」


Q15:人から言われて嫌な言葉は?

「ないですよ、罵詈雑言でも気にしません」


Q16:会いたい人はいますか?

「いません」


Q17:今何が欲しいですか?

「珈琲です」


Q18:薬作りや薬草に造形が深いですがきっかけはありますか?

「あります」


Q19:好きな色は?

「ないです」


Q20:人から貰って嬉し物は?

「珈琲です」


Q21:人から貰って困る物は?

「必要としない物は受け取りません」


Q22:峯尾 大河さんに一言

「店のストックの頭痛薬が切れそうなので必要な薬草の計量をお願いします


Q23:過去の自分に一言

「ないです、終わった事に干渉はしない性分なので」


Q24:少し未来の自分に一言

「唯苳さんの煙草を送るなら事前に伝えて下さい」


Q25:結構先の未来の自分に一言

「ないです」


Q26:好きな人へ一言

「………目が美しいですね」


Q27:好きな人とデートに行くなら?

「海」


Q28:休みの日は何をしていますか?

「読書か調合か珈琲を楽しみます、後は………」


Q29:未来のとある方からメッセージがあります

『あえますよ』

「そうですか」


Q30:最後に一言

「これ、面白いですか?ここまで付き合うあなたも物好きですね」


以上蒐集家さんへの質問コーナー終了です、以下続く。


「珈琲を淹れた」

「ありがどうございます」

「足りない薬に使う薬草を計って掏っておいた、後で確認してくれ」

「わかりました」

「…これナイルに教えて貰って作ってみた」

「これは…珈琲ゼリーですか?」

「ああ、一応味は問題無かった」

「………」

「不味いか?」

「いえ、美味しいですよ。ありがとうございます」

「そうか、意外と簡単だ。混ぜて冷やすだけだったな」

「そうですか」

「幾つか作ったから冷蔵庫にある」

「わかりました」


翌日大河が冷蔵庫を見ると作った珈琲ゼリーは無くなり、キッチンに洗った容器とスプーンが置かれていた。

その日から大河の日課に珈琲ゼリー作りが加わり、はまって硬さや濃さ等にこだわりが出始め冷蔵庫が珈琲ゼリーまみれな日もあるが翌日には綺麗に珈琲ゼリーは無くなる。

大河は顔には出さないが面白がり大きな珈琲ゼリーを作るようになった、ボウル一杯の珈琲ゼリーもボウル一杯に作った珈琲ゼリーの上に重ねた珈琲ゼリーも色々作ったが必ず翌日には無くなる。

大河は空いてる時間を利用し珈琲ゼリー屋を営もうかと思ったが、全部毎日こいつが買い占めそうだなと思い止めた。

あまり食べている姿も大河に催促もしないが、毎日作っている珈琲ゼリーは翌日には無くなる。

そもそも珈琲ゼリーとは言え、硬さや甘さがあるどれが1番好みなのか聞きたいがどうせ答えないだろう、大河は少し考えこうなったら大河の身長と同じ位の専用冷蔵庫を用意し上から濃い目固め、下にいくにつれ薄め柔らかにしてみた。

蒐集家には新しい冷蔵庫の事も上から珈琲ゼリーの味が変わっていくとも説明していない、始めておいた日は上から食べていた。

鑑定が出来るから分るのだろう、初日だから隙間なく大小様々な珈琲ゼリーを所狭しと置いたが次の日には空っぽになっていたので収納空間に入れたのだろう、次の日は忙しかったので作らないでいると…。

「………」

冷蔵庫の中を見て無言で閉じる、収納空間にある珈琲ゼリーでも食べていればいいと大河は素知らぬ振りをした。

「今日は無いんですか?」

「収納空間の物を食べろ」

「ありません」

『……………』

互いに無言、大河はまさか毎回毎回あの量を食べているとは思っていなかったのでかなり引いてしまった。


数日後結局大河が珈琲ゼリー屋をプロデュースし、全てゴーレムに任せ珈琲ゼリーを作って売ってついでに蒐集家の分も用意して貰う事にした。

蒐集家は冷蔵庫の中に満たされた珈琲ゼリーを今日も隣で食べている、時折何かいいたそうだが大河はそれは気づかない振りをする。

たまには作るが毎日はやるつもりはない、というかこいつはいつ飽きるんだと大河は呆れているが今日も冷蔵庫にはみっちり珈琲ゼリーが敷き詰められ蒐集家はそれを食べて過ごす…。


※これはきっとたぶん少し未来の話し…                        終


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