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あなたは異世界に行ったら何をします?~番外へん 開店中~  作者: 深楽朱夜
あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~

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37 次の街

マユラとシュリと別れて3日程の時間が流れた…狩りをし魚を捕まえ、捌いて食料や備蓄を作り、一番大きく変わったのは家の中に大きな風呂場を造った。

木で大きな浴槽を造り24時間好きに入れるように火魔法の魔石を組み込み、蛇口からお湯が出るようにした。

お湯は床には風魔法を入れた魔石を組み込み水が乾くようにし、常に新しいお湯で入れるようにした…程度で他は何も変わらない、薬草やドロップ品で簡単な薬を作ったりと過ごしていた。

「買い物しよう…」

本を読みお茶を飲みながら、また新しい物に出会い食料の木を増やしてみようか、現在まだ朝食を食べ終わったばかりだ旅に出るにはおかしな時間でもない、ならば行こうかと腰を上げて身支度を整え外に出て家を収納し歩き始めた…。


道らしい道もない街はこの先1時間程歩いた場所にあるのはマップで確認している、植物をぼんやり眺めながら歩く、荷物はショルダーバッグだけで済むから楽だ。

暫く進めば道に出たので進む、魔法もスキルも便利だ。

「依存しそう…もうしている…」

魔法は便利だ電気…エネルギーだ、無ければ生活が不便だ…だからそれ以外がこの世界は進歩しない、停滞している感じがすると考えていれば街の入り口が見える、門番が立って入街料を徴収しているのでその列に並んだ。

「ようこそ《ベンダン》へ入街料は1000ログです」

「……はい」

やけに愛想の良い壮年の門番にコインを支払い中へ入れば今迄訪れた街の中は冒険者と商人が世話しなく行き交っていた。

「何でも鉱物ダンジョンの攻略者が大量のドロップ品を買い取りに出して、多くの商会が護衛の冒険者達を雇って買い取りを行った街に向かっているんだと」

「それと噂で新しい薬草ダンジョンが出たらしいが…場所が険しすぎてまともには行けないらしい」

街の住人達が商人や冒険者を横目に話をしているのちらりと聞きつつ、屋台もフル回転で肉やスープ、飲み物、酒が飛ぶように売れている、この辺りでは宿屋が多い街らしく商人達の中継地点の1つの様だった。


「………」

酒を売っている店が多い…果実酒や薬草酒等作ろうかと幾つか買い、見慣れない野菜等買い込み、賑わっている露店の肉串屋を見つけ寄ってみると、どうやら独自ブレンドの香辛料で漬け込んだ肉が名物らしく並んでいた。

そういえば壺漬けの焼き肉や漬け込んだ肉…生姜焼きも、ショウガのような植物があればやってみたい、混んでいるので他の店に足を向ける。

布屋もありまたクッションや枕(自分用以外は全てマユラに渡した)様にと鮮やかな高めの布地を買い、触り心地の良いシャツとズボンもあったのでそれも買っていく。

お茶屋も見つけてお勧めの茶葉や試飲もさせてもらい一通り購入する、この街は少し物価は高い代わり量が多いし、オマケも気前が良い。


布屋を見つけ今度は刺繍物のタペストリーを色々眺めてみる、蒼い花と緋色の鳥の大きなタペストリーに目を奪われる、中年女性の店主がこれを刺繍したのは村の女性達で何年も掛けて代わる代わる刺していった物だと、貴族や金のある商人が所有し客に見せたり、または旅をする部族が何年も何十年も掛けて巡る場所で飾り人々に見せて行くものらしい…値段は余裕で買える…。

「これ僕が購入しても良いですか?」

「ええ、ええ旅人の商人さんかしら是非出逢った人に見て貰って。すごい物なの」

「……はい」

今回マユラやシュリと出逢い他人と同じ家にいる事が出来たという発見をした、家に誰かを招くのは…成功があるが人を招く用の家を造りそこに飾ろう、幾つかタペストリーや布や紐を購入しオマケも貰った。

今日はこれ位にし森へ戻り狩りと川で魚を捕まえて帰ろうかと街を出る、今夜はなんとなく刺身と飯とスープだ…。


川で魚を獲り血抜きをして収納にしまうこの作業も大分早くなった、マップで大型の獲物が分かるようになった索敵という物だダンジョンで便利だろう機能を使い向こうも此方へ向かって行くのが分かるので石礫を木をなぎ倒し荒い鼻息で向かってくるイノシシとブタとマンモスを足して割ったような動物の額に飛ばし撃ち抜いて絶命させた。

浄化魔法を掛け手早くナイフで血抜きを行い水と風魔法で冷やし収納にしまい、倒された木を回収し適当な場所に家を置き中に入った。


風呂に入る本日は薬草風呂、広くした風呂は悠々として気持ち良い、薬草ダンジョンは実入りが良かった街が管理している薬草ダンジョンにも行ってみたいしまた穴場の薬草ダンジョンにも潜りたい。

金もあるし本も読みたい、やりたい事は多々ある、入れ物や瓶も造り最近は型にもこだわっている、捩じれているものや花の形、生き物の形等、マユラが彫ってくれた見た事の無い動物をモチーフにした物を瓶にしている。

長風呂を終わらせ身体を乾かす、薬草の搾り汁に花の汁を混ぜた物のシャンプーやリンスは良い香りがするし蜂蜜と乾燥させた花の石鹸も良く気に入っている、木に吸収させ薬葉の木を産み出し色々使っている。

部屋の中にある植物達の匂いを感じながらお茶と干した果実と読書で夕食迄の時間を楽しむ、『香の歴史』という香の作り方の本だ大陸を渡ってきた本で面白い、今度作ってみようかと黙々と本を読み込んだ…。

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