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あなたは異世界に行ったら何をします?~番外へん 開店中~  作者: 深楽朱夜
あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~

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35 再開

「おはようございます」

昨夜も散々食べて3度目の風呂にマユラが入り、酒も飲んだ翌朝、朝食の準備をしてマユラとシュリを迎えた。

「朝も悪いな外神」

「いえ…」

「ダンジョン内で普段の食事よりも良い物が食べられるとは…外神殿感謝します」

「いえ…どうぞ」

食卓に乗せたのは焼いた魚、炒めた肉野菜炒め、茹でた山盛りの腸詰とポテトサラダに炊いたご飯に芋のスープを並べたので熱い苦味のあるお茶を用意し朝食を始める、2人共良く眠れたと(ダンジョン内)片端から食事を平らげお代わりしつつ食べ尽くして次の階層に向かう事にした。


21階層以降は1体1体が大きい目や足がやたら無駄に付いている虫が向かって来る、虫に大分慣れた魔法攻撃も激しくはなっているがシュリが強すぎて話にならないひたすらドロップ品を貰い歩く薄暗くて少し湿っている洞窟…落ち着く…。

35階層は3つ頭の百足の様な物が姿を消して視えない針を飛ばす…攻撃すらシュリが一閃し此方に一切来ないように全て焼き尽くした。

「……あ、香辛料?辛めなやつ…」

大き目な木箱に入ったのは赤い粒や粉、鑑定すれば辛い香辛料という事なので鍋にしてみようかとマユラとシュリに伝えれば、自分達も欲しいという事で何回か挑む事にし、本日は此処で一泊しようという事になった。


「風呂はいいな何度でも入りたい、特に果物と花の入浴剤が良い。鍋という物は出来たか?」

「良かったです…まだ出来ないです…何か食べます?」

「ならば酒と干した肉を」

「はい」

街で購入した酒を出し干し肉を置く、辛い鍋なんでも入れた鍋にしようと、肉魚、キノコ野菜に小麦粉を練ってすいとんも作る、うどんも用意しようと捏ねて行けばマユラが興味を持ったようでうどん作りを一緒に行った。

「面白いな」

「うどんやすいとんや肉まんの皮にもなります」

「にくまん?食べてみたいな」

「明日はそうします」

「ああ頼む」

「戻りました、また行きます。良い手土産が手に入りましたね……マユラ様何を?」

「食事の支度だ、国に戻ったら隠居の余暇にする」

「………そうですか……」

マユラが小麦粉を捏ねている姿にシュリが怪訝な何処か寂しげな表情を浮かべたが何も言わない、茶と干した肉を食べてまたボスに挑みに行く、このダンジョン本当に何階層あるんだろうか?

この2人の事だ沢山食べるだろうと材料を沢山準備し、うどんもすいとんも多く用意してみた…。


「外神殿のその道具こういう食事には向いているな」

「使い方を先ほど教えて貰った、箸という物だそうだ。使い勝手が良い、教えてやろうシュリ」

「はい、お願いします」

石の粘土から造った箸をシュリの分も渡し使い方をマユラが教えている、辛い…赤い色の鍋がぐつぐつと煮込まれているのでもう良いかとよそって置く、味見はしたのでそこそこな辛さだ、デザートには凍らせて削ったシャーベット状にした果物を用意している。

『からっ!』

箸の使い方を教わり食べれば口を揃えて辛いと口元を抑えお茶をがぶ飲み、辛すぎたかなと蜂蜜を入れた果実水を渡し他の食べ物にする聞く。

「いや…これは病みつきになる」

「食べてまた向かいます、これは……美味です。私でも作れる簡単だ切って煮るだけだからな」

「……はい…」

辛い辛いと言いながら食べる2人、米と鍋が進むうどんも追加し用意した物全て食べ終わりシャーベットで2人は落ち着いた。

「すごい戦いだった…」

「はい…ボスいきます」

「ああ、これは良い物だ」

「…………」

美味しいは美味しいと思うが、何故そこまで2人を掻き立てるのか…明日は残ったスープ雑炊にでもしようと思ったが何も残らなかった…。

「僕は2階に行きます…入浴剤と飲み物置いて置きます」

「ああ、ありがとう」

シュリは外に出てマユラは手慰みに木の彫刻を始めた、2階に上がり…机を出して草履を作って2人に渡そうかと徐に編み始めた…。


「おはようございます…」

翌日辛めの魚スープにご飯を入れた物と野菜の塩炒め、キノコと肉ソテーを出せば勢いよく食べていく。

「外神殿どうぞ」

「ありがとうございます、これは僕からです。草履…履く物と足袋です」

「靴か?」

「これはいいな?良いのか?」

「はい、簡単に出来ますし」

「……教えてくれないか?」

「……はい」

草鞋を布と植物を使い夫々編んだ物と靴下を厚めに縫い、親指と人差し指の間が離れている足袋に似た物を用意して渡せばマユラが食い付くのでそこまで難しい物でも無いので教えてから出発した。


「履き心地が良い物だな」

「はい、革の物は丈夫さはありますが此方は馴染みますね」

「………」

なんとなく作ってしまった物だが好評だ、似合うなと思いながら草履は祖父が昔編んでいたのを思い出しながら作った物だ。

『いさ、散歩にこれが丁度良いんだ。自分で編めば丁度良いのが出来上がる、自分の自分の足は自分が一番よく分かっている』

祖父の言葉だ、編み方は教えたので自分に向いた草履を編むだろう。

「魔物の強さが上がったな…最終階層は近いか…」

マユラの言葉にシュリの方を向けばシュリが一閃や火魔法で倒せなくなって来ている…現在42階層…香辛料や唐辛子のような物、瓶に入った蜜など薬の素材になるが食材にもなる物も沢山ドロップ出来たので後で分けておこうと思いつつ2泊のダンジョンも終わりを迎えつつあった…。

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