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あなたは異世界に行ったら何をします?~番外へん 開店中~  作者: 深楽朱夜
あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~

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34 ここダンジョンですよね…?

「これ入浴剤です…塩…お茶…果物の香り…どれがいいですか?石鹸も好きなの使って下さい…」

『………』

「?」

「いや、私が先に入ろう…シュリボスが出るが…札を張っておけ今日は外神の厚意に甘えるとしよう」

「承知しました」

「札?」

「認識疎外の札だ…ダンジョンで野宿する時に使うが…今回は試練だからと使わない予定だったが、マユリ様の判断で今回は休めるな」

「外神にもやろう、そうだなシュリ作ってやれ。我が国の札は効果が高い」

「ありがとうございます」

「ふ…ちなみに剣鬼が作る札は1枚100万ログ以上の価値だ、食事と宿の礼だ」

「ええ…」

「外神殿気にする必要はないこの位当然だ」

「私の札も1枚やろう、魔力を注げば発動する。剣が出るぞ」

「ありがとうございます…」

マユラが赤い墨で書かれた文字と魔法陣の様な札を出し、シュリも少し仕様が異なる札を出して受け取る、貴重な物なのだろうこうして無償で何かを貰うするというよりかはこうして何かをして何かを貰う方が後腐れなくて良いのかもしれない。

「では私は果物を楽しむとしよう…酒はあるか?それともう良いぞ普通の真似をしなくとも好きに…そして私を楽しませてくれ、転移でももっと面白い物を出してくれ」

「どうぞ……洗濯します、色々用意してみます」

最初にマユラが風呂に入ると言いこちらを気にするなともっと見せてくれと笑う、大輪の花が咲く瞬間の様な艶やかな笑みだ。

「外神殿服を洗ってくれるのか?」

「良いですよ…良ければ…洗って良くない物じゃなければ」

「そうか、いや特にはない」

浴槽をもう1つ出し浄化魔法を掛けて先にマユラの服をぬるま湯と石鹸水で洗っていく、それを干し肉と酒を食べながらシュリが眺めていた。

綺麗に染め上げられた服というよりも衣装と言うべきか、軽いし良い素材なのだろう育ちも良さそうな品の良さが2人から伝わってくる。

「この風呂気入ったな、故郷にも持ち帰りたいところだ」

「どうぞ…簡単に造れますから、いくつかいりますか?」

「それはいいな、私の収納袋もあるしな」

「先代からの頂き物ですからね、ダンジョンの最終階層のボスで稀にドロップする物ですからね」

「そうなんですね」

「稀に時間停止もドロップするようだが私も未だ見た事がないな」

果実酒を呑みゆっくりと用意した壁の向こうでマユラが風呂を気に入ったようで長く浸かっている、シュリも木の実や干した果物を齧り過ごしている…ダンジョンの中だが…。

洗濯が終わり風魔法で乾かし、シュリの衣服も洗う。


「いい湯だな、この果物の香りの湯船気に入ったな。シュリも入るといい」

「そうさせて頂きます、外神殿は?」

「僕は別で入ります…冷蔵庫用意したので中にある物好きに飲んで下さい。先ほど貰った物を木にします…」

冷蔵庫を出し冷たいお茶や果実水や良く冷えた果物が入っている、それを置き木を出して穀物を吸収させれば黄色い米が詰まった実が成る木に変化し、隙間隙間に木の実も成っている混ぜっていたのだろうこれで米が食えると思うとやはり嬉しい。

「ほう、外神のスキルか良い物だな。それを使って飯を作ってくれうのだろう?楽しみだな」

「私は風呂に入る前に少しダンジョンで身体を動かしてきます、楽しみにしているぞ外神」

「はい…」

マユラは椅子に座り墨と筆を出し札を書いている、シュリは外へと出てダンジョンで身体を動かすという事なので収納からキッチンを出して料理に取り掛かった。


「外神…木魔法で丸太を幾つか頼む」

「はい…」

札を何枚か作ったマユラが此方に丸太をを頼むので幾つかテーブルに置く、土鍋を造り米もどきを焚いてみればおこげ付きの美味しい物が出来たので一緒にマユラに塩結びと干した魚とスープも一緒に出せば嬉しそうに食べている。

「これがこの穀物の本来の食べ方か!帰って広めるとしよう美味いな…剣鬼を降りたらこうして過ごしていくとしよう」

おにぎりをお代わりしいくつも米を焚いて…足りないので大きな釜を作って飯を炊き、肉を炒め干し肉や果物も追加し、壺で芋やおやきを焼きパンも焼き、酵母も仕込み元種も作り、魚も刺身や蒸したり焼いたりしていく。

「戻りました…外神殿ドロップ品を渡す」

「ありがとうございます………食べますか?」

「頂く」

収納袋からドロップした物を受け取り。台所に並ぶ食料をから視線を外さないシュリに食べるか聞きマユラに渡した物と同じ物を渡す。

「食ったら風呂へ入れ」

「そうします……これがあの穀物ですか……信じられませんね」

「如何に我々が食に関心がないか分かるな」

「そうですね」

塩結びを食べ驚くシュリ、その間もマユラの手は精密な動物の木彫り細工を幾つも産み出す。

「おやつにパンケーキも作ったのでよければ」

「これは綺麗なものだ」

「甘味か……外神はすごい」

「いえ…マユラさんのその細工もすごいですね」

「ああ、外神に札と共に渡すとしよう」

「良いんですか?」

「ああ…故郷ではこういった物を彫っても剣を握れと言われるだけだしな」

「ありがとうございます」

「縁だ、外神。大切にしろ大事にな…縁は見えない宝だ」

「……………」

「ふ……私もまた風呂に入りたい」

「もう1つ出します、広めな物を」

「ああ…頼む」

答えられない此方に分かっていると笑みを浮かべるマユラ、シュリも風呂に入り此方も2階で風呂に入るソルト風呂、シュリは薬草、マユラは花風呂を楽しんだ…。


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